第27章-登場人物
・クイーン・エスメラルダ
28歳。ロンバルディア教国第66代女王。孤児院の出身で先代女王の養女となる。
絶世の美貌と稀有の聡明さから、臣民の人気と支持を得る。
第一次遠征で帝国軍の奇襲を受けるも帰還し、帝国軍攻略の親征を起こす。
・エミリア・マルティーニ宮廷顧問官
32歳。クイーン・エスメラルダが王女として王宮入りした頃からの無二の側近。
クイーンにとっては自らの半身も同然の股肱の補佐役。
クイーン・エスメラルダの危機を幾度も救い、忠義を尽くす。
・ヴァネッサ近衛兵団長
28歳。クイーン・エスメラルダと同じ孤児院の出身。
やや小柄だが、大弓の扱いに関しては神業と呼べる腕前を誇る。
デュッセルドルフの奇襲戦で帝国軍の捕虜となるが、ユンカース大尉に解放される。
・第三師団長ルーカス・レイナート将軍
38歳。教国の六人の実戦指揮官中では最も若く、防御戦と持久戦に強い。
レガリア帝国の軍人だったが、ヘルムス総統の統治に反発し、教国へと亡命した。
教国軍の第二次遠征において、別働部隊として陽動作戦を行う。
・遊撃旅団長ドン・ジョヴァンニ将軍
50歳。ドン・ジョヴァンニは自ら名乗る通り名。
オクシアナ合衆国特殊部隊出身。ゲリラ戦術の名人で漁色家。
教国軍の第二次遠征において、クイーン・エスメラルダ率いる本軍に従う。
・ダフネ近衛兵
21歳。エミリア以来と言われる近衛兵団の俊秀。
・リタ近衛兵
近衛兵団の旗本。
・シュリア
28歳。イシャーン王に仕えるアサシンだったが、教国軍に投降。
間諜として、帝国メッサーシュミット将軍の更迭に関わるなど暗躍する。
・リヒテンシュタイン元国防軍中将
元レガリア帝国国防軍第四軍司令官。
ヒンデンブルク作戦の渦中で亡くなったメッサーシュミット将軍の子飼いの部下。
教国軍による帝国領攻略作戦のさなか、ベルヴェデーレ要塞を手土産に降伏する。
・ツヴァイク元国防軍中将
元レガリア帝国国防軍第五軍司令官。
ヒンデンブルク作戦の渦中で亡くなったメッサーシュミット将軍の子飼いの部下。
教国軍による帝都攻略のさなか、リヒテンシュタインの勧めで降伏する。
・ミュラー元帝都防衛隊中将
元レガリア帝国帝都防衛隊司令官。
リヒテンシュタイン、ツヴァイクとは友人の間柄である。
教国軍による帝都攻略のさなか、リヒテンシュタインの勧めで降伏する。
・ウェーバー元国防軍少将
元レガリア帝国国防軍第六軍参謀長。
亡き妹クララは教国軍レイナート将軍のかつての恋人。
上官たるシュマイザー中将の勧めで、合衆国軍に単身で投降する。
・マルセル・ユンカース元国防軍大尉
28歳。元レガリア帝国国防軍第二十二騎兵中隊長。
クーデター計画「ヒンデンブルク作戦」を実行するが失敗し、教国へと亡命する。
トリーゼンベルク地方の戦いでリヒテンシュタイン中将に降伏を勧告、成功させる。




