第26章-登場人物
【レガリア帝国】
・ベルンハルト・ヘルムス総統
54歳。首相と大統領を兼ねる帝国の最高指導者。
帝国のあらゆる政治的権能を掌握する絶対的な独裁者。
ロンバルディア教国の遠征軍を襲撃するなど、征服の野心を世界に向ける。
・モルゲンシュテルン軍需大臣
レガリア帝国軍需大臣。
ヘルムスの片腕として、帝国の物資調達や兵站整備を担う。
・メッテルニヒ国防軍中将
レガリア帝国国防軍第一軍司令官。
「番犬ブルーノ」とあだ名される。
かつてはヘルムス総統率いる私兵集団の隊長であった。
・ツヴァイク国防軍中将
レガリア帝国国防軍第五軍司令官。
ヒンデンブルク作戦の渦中で亡くなったメッサーシュミット将軍の子飼いの部下。
硬軟と剛柔の均衡がとれた勇将。
・ミュラー帝都防衛隊中将
レガリア帝国帝都防衛隊司令官。
リヒテンシュタイン、ツヴァイクとは友人の間柄である。
【ロンバルディア教国】
・クイーン・エスメラルダ
28歳。ロンバルディア教国第66代女王。孤児院の出身で先代女王の養女となる。
絶世の美貌と稀有の聡明さから、臣民の人気と支持を得る。
第一次遠征で帝国軍の奇襲を受けるも帰還し、帝国軍攻略の親征を起こす。
・第二師団長ティム・バクスター将軍
40歳。難局に強い不屈の勇将。
もとはコーンウォリス公国からの難民で、前師団長カッサーノ将軍の戦死により昇格。
教国軍の第二次遠征において、本軍の先鋒として帝国領へと足を踏み入れる。
・遊撃旅団長ドン・ジョヴァンニ将軍
50歳。ドン・ジョヴァンニは自ら名乗る通り名。
オクシアナ合衆国特殊部隊出身。ゲリラ戦術の名人で漁色家。
教国軍の第二次遠征において、クイーン・エスメラルダ率いる本軍に従う。
・リヒテンシュタイン元国防軍中将
元レガリア帝国国防軍第四軍司令官。
ヒンデンブルク作戦の渦中で亡くなったメッサーシュミット将軍の子飼いの部下。
教国軍による帝国領攻略作戦のさなか、ベルヴェデーレ要塞を手土産に降伏する。
・マルセル・ユンカース元国防軍大尉
28歳。元レガリア帝国国防軍第二十二騎兵中隊長。
クーデター計画「ヒンデンブルク作戦」を実行するが失敗し、教国へと亡命する。
トリーゼンベルク地方の戦いでリヒテンシュタイン中将に降伏を勧告、成功させる。
【オクシアナ合衆国】
・アーサー・ブラッドリー合衆国大統領
オクシアナ合衆国の大統領。
特に軍事面で合衆国を大きく強化した辣腕政治家。
下半身麻痺の後遺症を持っているため、車椅子で生活している。
・ジェラルド・トンプソン合衆国大統領首席補佐官
オクシアナ合衆国の大統領首席補佐官。
大統領の最も信頼する側近で、優れた外交手腕を持つ政治家。
・モンロー合衆国軍大将
帝国領攻略作戦の総司令官。
・スチムソン合衆国軍少将
帝国領攻略作戦の指揮官の一人。
教国軍のドン・ジョヴァンニとは、かつての傭兵仲間。




