第19章-登場人物
・ミコト
25歳。十常侍ヤノ家の一門で、王国内の政変後はロンバルディア教国へ亡命する。
母が術者の末裔であったが、ミコトは導きを受けられぬままに母を亡くす。
教国のクイーン・エスメラルダにサミュエルを託され、ともにアマギの里を目指す。
・アオバ
26歳。ミコトに仕える侍女。
ヒュウガ流忍者の頭領ミナヅキの娘。
ミコトとサミュエルを、故郷であるアマギの里へと導く。
・ミナヅキ
ヒュウガ流忍者の頭領として、アマギの里を治める。
・ワカバ
ヒュウガ流忍者の惣領。
・マヤ
26歳。ヒュウガ流忍者で、アオバの幼馴染。
・ウラカゼ
ミナヅキの侍女。ミナヅキに影のごとく仕える老婆。
・サミュエル・ドゥシャン
25歳。光の力を持つ盲人の術者。
スミンに闇の術を施され、教国のクイーン・エスメラルダ暗殺に利用される。
術者レティによって闇から解放され、ミコトの勧めでアマギの里を目指す。
・スミン
25歳。闇の力を持つ術者で、「傾国の美女」と称せられる王国の事実上の支配者。
その美貌と色香で、男は誰しも骨抜きにされる絶世の美女。
サミュエルを教国のクイーン・エスメラルダを暗殺するため利用した。
・ヴァイオレット
通称レティ。デュッセルドルフで敗戦し逃走の身となったヴァネッサを救った。
氷の術者として、救世主である光の術者を追い求める。
スミンに操られたサミュエルと戦い、捨て身で闇の術を解くが、力尽きる。




