第17章-登場人物
【ロンバルディア教国】
・クイーン・エスメラルダ
27歳。ロンバルディア教国第66代女王。孤児院の出身で先代女王の養女となる。
絶世の美貌と稀有の聡明さから、臣民の人気と支持を得る。
スンダルバンス同盟への進軍中、帝国軍に襲撃を受けるが、辛くも本国へと帰還する。
・エミリア・マルティーニ宮廷顧問官
31歳。クイーン・エスメラルダが王女として王宮入りした頃からの無二の側近。
クイーンにとっては自らの半身も同然の股肱の補佐役。
クイーン・エスメラルダの危機を幾度も救い、忠義を尽くす。
・ヴァネッサ近衛兵団長
27歳。クイーン・エスメラルダと同じ孤児院の出身。
やや小柄だが、大弓の扱いに関しては神業と呼べる腕前を誇る。
デュッセルドルフの奇襲戦で帝国軍の捕虜となるが、ユンカース大尉に解放される。
・ダフネ近衛兵
20歳。エミリア以来と言われる近衛兵団の俊秀。
・マルセル・ユンカース元国防軍大尉
27歳。元レガリア帝国国防軍第二十二騎兵中隊長。
デュッセルドルフの奇襲戦後、ロンバルディア教国のヴァネッサ近衛兵団長を解放する。
クーデター計画「ヒンデンブルク作戦」を実行するが失敗し、教国へと亡命する。
・レオンハルト・ローゼンハイム元帝都防衛隊大尉
27歳。元レガリア帝国帝都防衛隊第六歩兵中隊長。
士官学校の同窓たるユンカースの親友であり、腹心。
ユンカースに誘われ、クーデターに参加。ともに教国へと亡命する。
・ミコト
24歳。王国の十常侍ヤノ家の一門。
夫や父母、親族を王国内の政変で亡くし、ロンバルディア教国へ亡命する。
母が術者の末裔であったが、ミコトは導きを受けられぬままに母を亡くす。
・ミスズ
20歳。ミコトの妹。
・アオバ
ミコトに仕える侍女。ヒュウガ流忍者の頭領ミナヅキの娘。
【オユトルゴイ王国】
・スミン
25歳。闇の力を持つ術者。
「傾国の美女」と称され、王国の事実上の支配者として君臨する。
光の術者であるサミュエルを闇の術で惑わし、自らの愛人として飼う。
・サミュエル・ドゥシャン
25歳。光の力を持つ術者。
クイーン・エスメラルダの主治医となり、同盟領への遠征軍にも同行する。
闇の術者の噂を聞き王国に潜入した際、スミンの術に陥りその僕となる。




