第16章-登場人物
【スンダルバンス同盟】
・イシャーン王
スンダルバンス同盟の四人の王侯の一人。「砂漠の禿鷹」と呼ばれる野心家。
連合体である同盟を自らが統一し、強大な王国を建国することを志している。
オユトルゴイ王国と手を結び、ラドワーン王と対立する。
・アイラ
イシャーンの第六夫人。
夫の寵愛を受けつつ、機密事項にも携わるパートナー。
・ラドワーン王
38歳。スンダルバンス同盟の四人の王侯の一人。高潔無比な人格者。
王国に領土通行権を売り渡したイシャーン王を非難し、挙兵する。
オクシアナ合衆国、ロンバルディア教国と組んでイシャーンの打倒を目指す。
・ラフィーク
ラドワーン王の第一の弟で、レガリア帝国との国境線を守る警備隊の隊長。
長兄から冷遇されるが、対帝国戦線においてラドワーン軍の一翼を指揮する。
・ヤアクーブ
ラドワーン王の第二の弟で、軍の参謀を務める。
・ムアンマル
ラドワーン王の第五の弟。
・アーディル
ラドワーン王の末弟。
・ンジャイ王
スンダルバンス同盟の四人の王侯の一人。
ラドワーン王と同調し、イシャーン王と対立する。
ネタニヤの会戦で重傷を負い、以降は事実上、ラドワーン王の傘下に入った。
【オユトルゴイ王国】
・スミン
25歳。闇の力を持つ術者。
「傾国の美女」と称され、王国の事実上の支配者として君臨する。
光の術者であるサミュエルを闇の術で惑わし、自らの愛人として飼う。
・チャン・レアン
35歳。オユトルゴイ王国の大都督。名器「方天画戟」の使い手。
ブリストル公国を滅亡させ、イシャーン王とも手を結ぶ。
レアンは狼の意味であることから、「狼将」と呼ばれる。
【オクシアナ合衆国】
・ベンジャミン・グラント合衆国軍大将
スンダルバンス同盟派遣軍の主将。
前線の最高責任者ながら、実質的な作戦指揮はフェアファックスに委ねている。
・カイル・フェアファックス合衆国軍中将
38歳。スンダルバンス同盟派遣軍の副将。
少壮気鋭の戦術家として、ランバレネ高原での勝利を主導する。
スンダルバンス同盟のラドワーン王とは、国や身分の違いを超えた知友である。
・イーサン・ウェルズ合衆国軍中将
38歳。スンダルバンス同盟派遣軍の実戦指揮官の一人。
フェアファックスとは深い因縁があり、憎しみを抱いている。
・ストーン合衆国軍中将
スンダルバンス同盟派遣軍の実戦指揮官の一人。
勇猛果敢で守勢に強い。




