明日へ向けて
これは作者の僕が実際に感じて体験をしたことを書いています。
しかしすべてがノンフィクションではないのでそこだけ注意をお願いします。
俺は悪くない。
俺の父の記憶は殴られた記憶しか、残っていない。それはひどいものだったと思う。
殴る蹴る叩く、それは子供にしていいものではないはずだった。
父は働いていなかった、そしてクズだった。
母の金を使い、パチンコ、競馬、金をつぎ込んで無駄にしていった。
負ければ家にいる俺に対して鬱憤を晴らす対象として殴ってくる。
だが後で必ず誤ってくれるが俺はそんな父が怖くてしかたなかった。
反省してくれているのか問題になるのが嫌なのか、俺には後者だとしか思えなかった。
しかし母が助けてくれたが、次第にエスカレートしていき父はいつも家で騒ぎ立てる。
そんな母は見かねて離婚を決めて俺を連れて家を出て行った。
二年後父は戻ってきた。
父は「俺は変わるから」と言い母は許してしまった。
俺は嫌だといったが、「辛いことが昔あってそれでイライラしてただけで、今は反省してるし許してあげましょう。」と言って俺も許した。
しかし今思えば母がいないからアルバイトをしていたが、ニート生活が身に染みているクズは仕事をすることが困難だったのだろう。
耐えいきれなって、母に誤りにきたのだと思っている。
初めはおとなしかったが父は家をでていったことが許せなかったらしく対象には母も加わった。
ただでさえ仕事をしていない父の代わりに働いてお金を作っている母が疲れているのに家で暴力を振るわれるのは、悲惨としか言いようがない。
しかし母は父を信じて変わってくれることを信じていた。
学校に相談してみても先生から電話があったと父が家で今までにないぐらい怒って、誰にも相談できずにいた。
母は参ってしまった。
こんな刑務所みたいな生活を送っていれば当然のことだった。
しかし父はそんなことなど気にも留めない。
病んでしまった母は仕事ができず家にはお金が入ってこなくなった。
そんな母に怒った父は暴力で脅して仕事をさせようとしていた。
しかしそんな母はが仕事ができるわけもなく毎日叩かれていた。
そんなある日俺の人生を変える出来事がおきたのだ。
俺は父を殺した。
仕事をしない母に耐えかねた父は包丁で脅していた。
学校帰りの僕はその光景を見て母が殺さると思った時には包丁を父の頭にさしていた。
父は死んだ。
俺は父を殺した。
父は殺されても仕方ないし間違っていない。
母はその日からさらに病んでしまい、喋らなくなった。
裁判所の結果、正常な判断ができていないとして精神病院と少年院に成人するまで入ることになった。
それ事件以来、母と会ってもいないし手紙すら来ない。
母方の祖母からは精神が参っていてずっと実家で引きこもっている。
俺は二十歳になった
遂に明日この地から出発する。
俺はあの日の父を殺してしまったことを悔やんでなんていない、
俺はあのクズを殺したことは悪いことだなんて思っていない、
ひどいこをしたなんてことも思っていない。
しかしなぜ母はそんなに父を信じたのかわからなった。
過去にどんな辛いことがあったのか知らないし、俺が生まれる前の父なんて知らない。
だが家族に手を出すなんてクズ以外の何物でもない。
俺はここで様々な事を学んだ。
いろいろな人にお世話になったし、ためになることを学んだ。
精神状態も良くなっていると言われた。
今日はいろいろな人に感謝して回っていた。
頑張れといろんな人から言われた。
しかし、父のことを言われなかった。
明日はいよいよ新生活が始まる。
今はその気持ちでいっぱいだ。
文字に気持ちを書くのが下手ですいません。
ほとんどがあらすじになってしまいました。