順和13年8月13日 家 10
私は、部活やめようかなと考えながらも、まだ続けるか、と決めかねていた。悩んでいると家に着いたので、おぼつかない心で感謝の念を高橋さんに告げ、家に入った。汗をかいてしまったので、化粧を落としてシャワーを浴び、もう寝間着に着替えた。今は7時過ぎで、もう夜ご飯はできているようだった。
本来今日は弟がご飯を作る日ではなかったのだが、暇だったので作ったとのことだった。味噌汁とごはんと魚、納豆。味噌汁は少ししょっぱいと感じたが、運動したせいで塩分が抜けていることを考えるとおいしいと感じた。テレビは、よくわからない番組が放送されていたので、あまり見ずに食べ続けた。
明日は部活があるが、まだ寝るのには早すぎる。私は筋トレをしたが、それでも時間はまだ午後8時だった。そういえば、宿題となっている調べごとについてアラームをセットしていたのを思い出した。私はアラームをオフにして、親にそのことについて聞きに行った。
マレーシアとシンガポールはともにマレー半島にあり似たような気候だが、マレーシアは広く、自然も多いらしい。シンガポールは資源が少なく、中継所としてはたらいているらしい。3年ほど前行ったことがあるのだが、すっかり忘れていたので、久しぶりに話を聞いて思い出してきた。
記憶が確かなら、シンガポールは蒸し暑かった覚えがある。現地の方には申し訳ないが、私は暑いのが嫌いだ。3月生まれだからなのかわからないが、年中冬だったらいいのに、と常々思っている。冬になると「やっぱり冬は寒いな」と思うのに、「夏になってほしい」とは決して思わないことも私の冬に対する執着心の強さを表している、と思っている。部屋に戻り机にある世界地図で見てみたが、シンガポールは赤道のほぼ真上にあるようだった。暑いのも当然だと思った。
時計は8時20分を指している。私は、PCを立ち上げ、久しぶりの作曲を始めた。歌を作るのは2か月ぶりなので、感覚を落としているところもあるかなと思ったが、今日は割と調子がよく時間を忘れて作曲に没頭することができた。2時間半ほどで歌詞・メロディーも含め1分半ほどのものが完成したので、私は昔使っていたMuseBox(音楽サイトをアップロードすることができるSNSのようなもの)に歌を投稿し、Twitterで共有した。
11時。明日は早く起きる必要がある。私は歯を磨いて、髪を整えた。応援してくれている、ファンの方から感想がいただけることに期待しながら、私は眠りに落ちた。




