順和13年8月12日
順和13年8月現在、漫画ラーキングソウルは14巻までしか出ていない。しかし、スマートフォンで調べてみると、来月の22日(日曜日)に15巻が出るらしいということが分かった。私はそれを楽しみに、古漫画屋で売られていた7巻から9巻までを購入した。その古本屋では中古のゲーム等も扱っている。少し見てみたが、気になるゲームはとくになかったので何も買わなかった。
本屋の近くにあるコンビニエンスストアで、昼ごはんの醤油カップラーメンと野菜ジュースを買った。本当は激辛のカップ麺が買いたかったのだが、売り切れてしまっていたため、仕方なく普通のを買った。
私は漫画を楽しみにしながら家へと帰り、シャワーを浴びて汗を流した。
本当はダンスの練習をしたかったのだが、まだ振り付けについては動画は送られていなかったのでできなかった。私はリュックサックから漫画を取り出し、読み進めていった。
特にバトルものだとか恋愛ものだとかというジャンルではなく、大胆な展開もないため、作者に対して面白くない、と酷評をする人もある程度存在する。しかし、私は、人に面白さを説明することはできないが、自分としては面白いと思っていた。
楽器経験があまりないのに吹奏楽部に入ったこと。トロンボーンを演奏しているところ。何となく私と重なるところがあるので、自分としても感情移入がしやすかったのかもしれない。
第8巻を読み終えると、もう13時を回っていた。私はカップラーメンのふたを開け、お湯を注いで食べた。側面の熱量を見てみると、1386kJ (331kCal) と書かれていた。
気になって調べてみると、数か月ほど前から、食べものの熱量の単位にジュールを記載することが法令で義務付けられたらしい。私はニュースをほとんど見ないので、ジュール表示になったことを知らなかった。
私は、まあどうでもいいか、と思ってカップ麺の麺と具を食べ終え、残ったスープを流しに流した。そして部屋へと戻り、ラーキングソウルを読み進めた。
何もすることがないので、あっという間に漫画を読み終えてしまった。私は、数学の面倒くさい計算問題の宿題に手を付けた。
確かに数学は好きだが、単純な計算問題が何十問も続くのは好きではない。夏休みはあと19日。1日2ページやれば1週間半で終わる、と希望を持ちながら進めていった。
「しかし、ダンスのレッスンとかがある中で本当に1日2ページできるのだろうか?」
ふとそんな不安がよぎったが、気にしないことにした。
宿題は今日は計画通り2ページだけやった。
明日、道端花の練習がある。私はカラオケ音源を聞きながら、マネージャーさんに送られていたパート割歌詞を見て楽譜に自分が歌うパートを書き込んでいった。
------- 道端花 歌詞 パート割-------
(C/F)いつもの道 脇に咲いた
(N/K/S/C)塀の陰で 日奪われた
(F)そんな花に 目が止まる
(S/K/C)だけど僕には 勇気がなく
(F/N/K)町風に 吹かれてる
(C/S)道端の その花に
(K)信号 緑に なるまで
(N/F)目を向けてるだけ
(S/C)誰にも 気づかれず
(S/C/F)しおれた 花は咲き
(N/F/K)街角 青い空
(S/K/C/N)仰ぐように そこにいた
(C)朝の早く 見つけた花
(N/K)朝日昇る その瞬間
(S/C/F)花の上に 落ちた露を
(N/F)最後見たのは いつだろうか
(C/F)枯れかけた その花に 雨が降り 咲き還る
(N/K/S)しぼんだ 蕾が もう一度開く日が来る
(S/C)未来は目の前だ
(K/N)再び花が咲き
(S/C/K/N/F)目の前 強く生え 僕の心 癒す日が
(S/K)届かない 僕の声
(N/F)足元に つぶやけば
(C)花びら 散らして
(F/K)優しく微笑んでくれた
(S/C/K/N/F)
梅雨前 晴れ空の 眩しい 日差し受け
その花 弾けとび 僕の心 強くした
C:しふぉん(Chiffom)/N:なっきぃ/K:かわみん/F:なーなん(苗字に由来)/S:そかか
数え間違いがなければ、そかかとなっきぃと私が10か所。かわみんが11か所、なーなんが12か所。ナツアオソラに比べ、回数の偏りが少ない。まあ歌いやすいので、極端に回数が偏って多くないとかじゃなければ文句は言うつもりはなかったけど。




