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ヘリアンサスの希望  作者: ソリング J
第3章 新型コロナウイルス発生後
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順和17年11/25 3

 

 そこにいたユッカは声をかけてくれた。みなみんもいるようだ。


 私は眠いのでレッスンが始まるまで寝ることにした。


 気付いたら目が覚めていた。私は次の曲の練習をした。


 そろそろアイドル活動も終わるので最後のレッスンも近づいていると言えるだろう。私はそんなことを考えながら踊った。


 私はダンスを終わらせた。かなり汗をかいている。私は、SNSを見て気分を晴らすことにした。


「ヘリアンサスガールズのしふぉん、レッスン中です」


 そう言って踊っているところの写真を載せる。ファンからは、かっこいい、とメッセージをくれた。


 自分は昔からSNSはTwitterとInstagramくらいしか使っていない。主にTwitterを中心に活動している。


 私はそんなことを考えて家へと帰っていった。



 もう年末だ。今年はどんな年だったか、そして来年はどんな年になるのだろうか考える。


 私はそんなことを考えて筋トレをした。


 2週間後には年末だ。実家に帰省することになる。そろそろ大学受験も考えなければならない。


 もう3月19日に引退することは発表されている。私はその日に向けて一生懸命頑張ることにした。


 できれば実家から1時間程度で行ける大学にいきたいが、今のところどこまで現実的なのか理解できていない。少なくとも、かなり厳しいかもしれないとは考えている。しかし、私はできるところまでは行きたいと思っている.


 母親は浪人しているが、自分は浪人したくない。母親も浪人したくはなかったようだ。


「今度正月に実家行ったとき、大学とか見に行ったら?」


 母はそう言った。祖父の実家から通える大学に行きたい。もしかしたらいけないかもしれない。ただ、四国で育ってきた人間として、東京での暮らしがどのようなものなのか気になる。


 私はそんなことを考えて寝ることにした。


 最近変な夢ばかり見ている。変な夢というのは、筋が通っておらず、夢の中でもおかしいと思う夢だ。


 例えば無糖のブラックコーヒーが甘いという事象は、確かに現実ではありえないが、甘いことに一貫性があればそういうものだと納得する。最近見ている夢は、飲んでいる途中にコーヒーの味が変わるような夢だ。


 もちろんこれは比喩だが、繋がっていないと感じることが多い。今日の夢も揺れる海の中で大地が実家につながっているような夢だった。


 私は目が覚めて疲れていたが眠くはなかったので外を歩くことにした。


 外はまだ暗いが、空がほんのわずかにほの明るくなっていた。私は外を散歩し、なんとなく将来について考えることにした。


 未来は多分そこまで暗くはない。ただ考えていることが多くなると見える暗い未来のパターンが多くなるだけだろう。具体的なヴィジョンが見えているわけではないが、自分はそう思っていた。


 自分は家に帰ってきた後、本棚に積んである本に目を通した。


 ヘリアンサスの希望も最近かけていない。まだ2022年で止まっているのが現状だ。私はPCの前に座って続きを執筆することにした.


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