順和14年6月30日 2
私自身同性愛者ではない。初恋の相手は男子だった。把握している限りでは、ヘリアンサスガールズのメンバーに同性愛者はいない(少なくとも、カミングアウトをしている人はいない)。そのようなこともあり、グループ内恋愛が発生するということは起こりにくいだろう。
正直なところ、「好きな人」というのは個人的には雰囲気で決まるものだと思っている。それでも、何となく「どういう人だったらいい(自分の理想の存在を恋人にできるなら、このような人にする)」というイメージは存在する。
まず、頭がいいこと。身長が私と同じくらいか、私より低い程度の人。好きな人が高身長ということはあり得るかもしれないが、高身長が好みというわけではない。
……言語化してみたが、このくらいしか思いつかない。別にイケメンだったらいいとか思うことは無いし(顔は別にどうでもいいが、しいて言えば童顔が好み)、メガネの有無とかもそこまで気にしない。正直なところ、恋愛経験自体無いので想像ができていないというのはあるかもしれない。
ヘリアンサスガールズのメンバーの傾向として、あんまり恋愛に興味がない人が多い気がする。既存の楽曲にも恋愛系の曲は少ない。いまのところ6曲出ているし3曲は練習中である。しかし、その中のどれ一つも明確に恋愛をテーマにした曲ではないのだ。
隣市のアイドルであるNEWAWAと何回かコラボしたことがある。彼女らの曲を聞く機会もあるのだが、そのユニットの曲は恋愛曲が多めだ。「Neugeboren」や「恋愛歳差運動」「爆発片想い」など、歌詞が告白・失恋・片想いに偏っている傾向にある。
ヘリアンサスガールズで出している曲は、いまのところ「希望の花言葉」「ナツアオソラ」「道端花」「タイムマシン」「大冒険時代」「続く」の6曲だ。しかし、(道端花は微妙だが)他の5曲は確実に恋愛をテーマにしていない曲だ。
道端花に関しては少しばかり特殊であるとはいえ、恋愛のイメージ曲ではないだろう。そう思うと、ヘリアンサスガールズが目指す楽曲の方向性とNEWAWAが目指す楽曲の方向性は根本的に異なっているように感じられた。
実際、プロデューサーがどういう意向で作詞している・依頼しているのか、ということについてはわからない。確実に言えることは、恋愛をそこまで重視していないということだけだ。
そもそも、ヘリアンサスガールズが町興し=応援のために作られたユニットというのもあるのかもしれない。ともかく、応援ソングの割合が非常に高いのがヘリアンサスガールズの特徴だ。
私はそのことを語ったあと、コメントが来ていることに気が付いたので読み上げた。




