表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヘリアンサスの希望  作者: ソリング J
初披露以降
110/261

順和13年11月3日 2

 私たちあ、わかりました、と返事をした。その後解散となり、私たちは車に乗せてもらって家へと帰っていった。


 基本的に「もう家の近くだ」と判断する材料はガソリンスタンドだ。そこを右に曲がり田んぼを抜けると、もう家へと着く。私はドアを開けて靴を脱いだ。


 私は洗面所に行き化粧を落とす。鏡の前に立って自分の顔をぼーっと見てみると、そこまで特徴があるわけではないものの、美少女ではないが割と整ってるな、と思うことがある。


 私は鏡の前で化粧を落とした後、お風呂に入って寝巻に着替えた。


 タイムマシン。何度聞いても、現実に可能なのだろうか、と思ってしまう。今のところは完成のめどすらなく、どのようなものかもよくわかっていないから、SFにもよく出てくるんだろうな、とも思っている。


 私は、そんなことを思いながらラストラベンダーを読み進めた。1話完結というわけではない(ストーリーは重視されないが一応存在する)ものの、1つの話につき起承転結がはっきりしており、比較的気軽に読むことができる漫画だ。


 私は10話分くらい読んだ後、夜ご飯を食べに階段を下りて1回のリビングまで向かっていった。


 家族は活動のことについて基本的に言及してこない。私としても、あまり自分から話そうとは思っていない。いつも通りの会話をしながら、私は唐揚げ・米・野菜を食べた。


 ヘリアンサスガールズは、今のところ1ヶ月に1回ペースで定期公演を行う予定だ。つぎに予定されているのは11月17日のライブだ。時間はあまりないが、そこまで新曲があるわけでもないので何とかなるだろう。


 タイムマシンが含まれるCDにはあと2曲含まれると聞いている。タイトル曲はタイムマシンと決まっているが、残りの2曲が何になるのかという情報は、1曲の曲名(大冒険時代)をのぞいて入っていなかった。マネージャーさんからは12月になるまでには、残りの2曲を伝える予定だと聞いている。私は、それを楽しみにしながら眠りについた。


 部屋の窓は閉まっているが、外の景色を眺めることができる。真冬なら天気が良ければ、ある程度の星を仰ぐことができる。ただ今日は星は全く見えなかった。


 うるさいバイクが走っていることもなく静かな夜だ。私は、眠りに落ちていった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ