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モノクロ①

「夢も叶えてないのに死ぬなんて嫌だ!」



私は隙をついて一目散に逃げた。


「待て―――!!」



彼等は追ってはこないようだがだがまた、森で迷ってしまう。


「ああ、君は……」

森の中で黒い服に帽子の青年と会った。


「あーー!私をここに連れてきた張本人!!」


百年のかたき、みたいな感じにゆびをさすと、彼はすこし眉を下げる。



「……それには、語弊があるよ」


「ごへい?」


「君がここへ来たのは神の導きなんだ―――――――――――――――――――――」

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