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イロヅキBADend 純粋


四人の王が私を殺しにきたんだろうか。いや、まさかね。


「ねえイロヅキ、開けないの?」

ダンダンと激しく扉が叩かれる。


「あーシャッキンのトリタテだからー」

この世界でも借金のとりたてあるんだなあ。


「ボクがあいつらを簡単に片付けるから、形子はコノママ元の世界に帰るトイイヨ!」

イロヅキが地面に黒い穴をあけた。


「え?なんだかわからないけど、ありがとう。またどこかで会えたらいいね」


「―――バイバイ、楽しかったよ」


別れ際、イロヅキが泣いているように見えた。

____________________



彼女がいなくなって、しばらく空虚を感じ、ボクは沈黙の中で祈った。


「また帰還ってしまったんだ」

「そうだよ」

「なら俺はまたお前を始末しなくちゃいけないな」


―――――元の世界へ戻って、君が幸せであるように。



【Badend...道化の涙】

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