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第十五話~合衆国の選択

遂に始まった連合艦隊総力を挙げての巨大戦艦攻撃作戦!!


「発射準備全艦隊完了!魚雷発射準備完了致しました!航空機隊は…今到着致しました!」


参謀長の方位を聞いた山本長官はここぞとばかりに命令をだした…!


「第一艦隊及び四ヵ国連合艦隊残存艦艇は敵一番艦二番艦! 第一航空艦隊第二艦隊敵三番艦及び四番艦!水雷戦隊及び潜水艦隊敵五番艦に砲雷撃開始!!」



山本長官の命令を皮切りに当たりに轟音が鳴り響いた…


各艦から発射された砲弾.魚雷及び爆弾は米国巨大戦艦に吸い込まれるように命中弾をだした!


山本長官はなおも砲雷撃を命じた!


山本長官「確かに巨大な敵だがあれほど的がでかいと外れる心配もないの!よぉ~し敵に打たせるなよ!装填出来次第撃て!航空機隊は可能な限り機銃掃討をし帰還せよ!」


山本長官の命令は直ぐ様伝えられしばらくの沈黙のあと第2射が放たれた!



相互に被害はでていたが流石の巨大戦艦も防御は固いが数が多すぎた見たいで所々で火災がおき始めていた…しかし撃沈にはまだ遠い…



―神月艦橋―


「どうしたらいいんだ…ダメージは確実に与えているが… !!んそうだ!」


山本長官は何か思い付くと関本大佐を呼び寄せて命令をだした!


「関本大佐よ!至急陸軍部隊の山下司令官に連絡し特殊攻撃隊を結成し準備できしだい駆逐艦に連合艦隊が援護するので巨大戦艦に乗り込んでくれ!!」


その後に山本は付け加え…

「連合艦隊及び残存艦艇は巨大戦艦の底付近を集中的に狙え!特殊攻撃隊が乗り込む穴をあけるんだ!!」


それを聞いた関本大佐は通信兵に伝えた…



―西海岸アメリカ占領部隊指令部―


山下司令官「なんとか上陸できなた…しかし何なんだあの巨大戦艦は…」


すると通信参謀が山下司令官の元へやってきて電報を読み上げた…


「只今山本長官からの連絡で陸軍部隊は特殊攻撃隊を編成し連合艦隊の援護の元米国巨大戦艦に侵入し占領していただきたい!!なお突撃路は連合艦隊が責任をもって開く!!との事です!」


その報告を聞いた山下司令官は…


「全く山本大将も突発的に言い寄る!しかし万が一あの巨大戦艦が陸軍部隊に砲撃を開始したらまずいな…それに陸軍部隊が海軍艦艇を占領するのもおつな話だしなやるか!!おい!参謀長直ぐ様特殊攻撃隊を編成し巨大戦艦を占領させろ!」「ハッ!直ぐ様とりかかります!」


―西海岸沖―


激しく戦闘中であった…


各艦かなりのダメージを喰らってはいるが兵士達の士気は上がる一方で巨大戦艦に陸軍部隊の突撃路を開くため必死に攻撃を仕掛けている!


ドカンドカン!バシャ~ン!


巨大戦艦の五隻全てに鈍い金属音がした!


「報告!巨大戦艦に穴開きました!突撃可能です!」


山本が報告を聞いていると陸軍部隊を乗せた駆逐艦數隻が巨大戦艦に向かっているのが見えた!


「あれは駆逐艦!山下司令官やってくれたんだな!


よし連合艦隊もこうしてはおれぬ!各艦に伝えろ!何が何でも陸軍部隊を守れ弾尽きるまで撃ちまくるんだ!」



その15分後…


特殊攻撃隊隊長の川中中佐は巨大戦艦を目の前にして騒然としていた…


「隊長!各艦突撃路に到着!突撃準備完了しました!」


その報告をきいた川中隊長は…


「よし!全部隊に報告!突撃せよだ!」


その言葉を聞いた各部隊はそれぞれに突撃していった! 各艦150名でる!


―神月艦橋―


「特殊攻撃隊無事突撃路より潜入完了!」


それを聞いた山本長官は特殊攻撃隊の武運を祈る他なかった…


「頼んだぞ…」



その頃巨大戦艦内部では予想された通り戦闘状態になっていた…!


ババババ!ババババ!


「怯むな行け!行け!」


古参兵が叫ぶ!


「突撃だ!帝国軍人の魂をアメ公に見せてやれ!」


特殊攻撃隊の勢いは衰えるところをしらなかった!米国兵は次第に弱体化していき特殊攻撃隊はついに最後の艦橋の扉の前に到着した…

「よし!何とか辿りついたな…行くか!爆薬セット!皆離れろ!」


ドカァ~ン!!


艦橋の扉が破壊されたのと同時に特殊攻撃隊が雪崩れこんだ!が…!そこに居たのは航海士のみで残りの兵士は全機関を停止させた後自決していた…


「ばかやろう…死ぬ事はなかったんだよ…」


川中隊長は胸の中で何とも言えない感情だけが残っていた…


―神月艦橋―


山本が悲痛な想いでいると通信参謀長が山本長官の元へやってきて電報を読み始めた…!


「特殊攻撃隊より《我巨大戦艦ノ占領ニ成功セリ》との事です!」


艦橋は歓声にわき返った…

こうして巨大戦艦は無事占領した…


山本長官は一人呟いた…


「あとは米国本土か…」こうして世界の名だたる海軍達の大海戦は終焉を迎えた…


この情報を聞いたルーズベルト大統領は悪までも本土での決戦を主張し全ての陸軍部隊を導入し帝国陸軍との決戦に備えた!


一方で西海岸を占領し順当にワシントンに進軍中であった帝国陸軍部隊は一次西海岸に籠り補給線の確保にはいった…


なお帝国海軍では巨大戦艦をハワイに持ち帰り新たなる兵器として改良型を作る計画を準備していた…



―ホワイトハウス―


「巨大戦艦を取られたのは痛かったな…陸軍総長を呼んでくれ!」


するとすぐに陸軍総長であるスミス陸軍大将が訪れた…


「スミスすまないが今動かせる陸軍部隊はどれぐらいだ?」


スミスは素早く答えた!


「今現在実働可能な陸軍部隊は約50人であります!」

「わかった…ニミッツ輸送船で多方面に展開中の陸軍部隊は呼び寄せるのは可能か?」


ルーズベルトは諦めたような感じでニミッツ大将に聞いた…


「現在は不可能です輸送船を出せたとしても護衛艦が一隻も居ません…米国は海軍を完全に失いました…」

するとスミス大将が続けて報告を始めた…


「展開中の米国部隊ですが…各地で同盟国であったフランス、イギリス、ドイツの反抗により壊滅状態にあります…ですから米国は本土のみでの戦闘になります…」


ルーズベルト達は落胆した…


そしてルーズベルトは一つの答えをだした…!


「皆の報告は良く分かった…もうこの辺が潮時かもしれん…これ以上犠牲出さないためにも降伏しよう…米国は長い歴史の中でこれほどの絶望を味わった事はなかった…しかし米国は必ず独立し再び戦う事を誓う!負けて学ぶ以外にあるまい…」


そしてその1時間後…ホワイトハウスより降伏電報が届いた…


米国は占領され日本の旗が掲げられた…しかし日本は米国を独自国家として存在を認めた…国連の監視の元だが…この後日本は大発展をし資源も豊かになった…

まだ少し続きますので宜しければよろしくお願いいたします<m(__)m>

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