表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/20

第十三話~激突

時は過ぎ…


―12月8日ハワイ沖500浬―

帝国海軍連合艦隊は12月3日に出港をし四ヵ国連合艦隊を探して迂回路を取り米国本土に向かっていた…


ここで今回の各艦隊の航路について説明しておこう!


まず第一航空艦隊はミッドウェー方面から関根少将の率いる第一水雷戦隊を率いて米国本土を目指す!そして第一艦隊、第二艦隊は太平洋を真っ直ぐ米国本土へすすみ最終的には挟み撃ちにする計画である…潜水艦隊と輸送船団は後方より安全圏を通り進行するのであった…


―神月艦橋―


「ヤケに霧が出てきているな…少し危険だが索敵機を各艦より出すように命じてくれ!」


すると航空参謀は各艦宛に発光信号で伝えた。


各艦から二式水上戦闘機の改良型の三式水観が飛び立っていった…


山本大将を始め各艦の幹部達は霧が晴れていきなり交戦にならない事を祈っていた…



そのころ四ヵ国連合艦隊は…


順当に配備を済ましハワイに向かうと見られていた艦隊は米国本土沖に全艦隊を布陣させて完全に待ち伏せ攻撃をとるつもりでいた…

すると偵察に出ていたF6F「ヘルキャット」から連絡があった…


「敵艦隊発見!太平洋方面ヨリ接近中!大型艦13小型艦多数!空母発見デキズ!」


それを聞いた各国の大統領やキング大将は…


「遂にきたか…距離はどのぐらいなんだ?」


キング大将が答えた…


「只今の距離は約250浬です!」


するとヒトラーがいいだした…

「230浬なら航空機が出せる!!今すぐ出すべきではないのかね?」


ヒクソンとルーズベルトは首を縦にふりキング大将は答えた…


「解りました…今すぐに航空機を出撃させましょう!」


しかしルーズベルトは心の中で不思議に思っていた…


「仮にも四ヵ国連合艦隊と決戦をするにあたってジャップもこちらを知っているに違いない…なのに空母を同行させず戦艦部隊でくるつもりなのか?仮にもハワイミッドウェーから来るにして距離があるんだぞ…まぁいずれにしよ最悪の時はあれを使うしかないか…」



その30分後各空母から日本海軍に向けて航空機が飛び立っていった…総勢3000機である!


その頃連合艦隊旗艦神月では…


「長官!偵察機より入電!《我敵艦隊発見ス!貴艦隊ヨリ距離230浬!ナオ敵艦隊ヨリ航空機発進ヲ確認!》との事です!」


山本大将は答えた…


「いよいよか…よし全艦隊に戦闘配備をしけ!そしてミッドウェー方面の艦隊にも伝えろ!我敵艦隊発見スだと!航空機隊はすぐさま発進させろ!」


それを聞いた通信参謀と航空参謀は慌てて作業にとりかかった…


30分後連合艦隊航空機隊の250機とハワイ航空機隊の半数4000機が出撃した…



「各艦全速前進!」


そして40分後…


連合艦隊旗艦神月艦橋…


「敵艦隊発見!方位50 距離9000!」


連合艦隊が先に肉眼に捉えた!


「全艦隊目的敵艦隊!各個照準!出来次第撃て!」


山本大将の号令で各艦の主砲が旋回を始めた…!


敵機の姿はなかった…上空で我が連合艦隊の攻撃隊たちが奮戦し数で圧倒的な為に米国航空機隊は連合艦隊を攻撃できないでいた…


山本大将が敵艦隊に睨みをきかせていたその時だった!!


ドグァ‐ン ドグァ‐ン


物凄い爆音がいきなりなり始めた!


連合艦隊第一艦隊第二艦隊の艦隊からのまれにみぬ一射目からの総射だった…!


鬼怒の50センチ三連装 鬼島の46センチ三連装 神月の50センチ三連装 神陽の55センチ四連装

そして各艦の40センチ台の主砲が四ヵ国連合艦隊目掛けて飛んでいったのである…!


そして総本数100以上の魚雷も発射された!



―四ヵ国連合艦隊―



「敵艦隊発砲!」


それを聞いたキングは…


「何!いきなり仕掛けてきよったか!各艦に伝えろこちらも応戦だ対空戦闘もおこたるな!」


そういいはなった直後!


ドカン ドカン バシャ~ン



金属を抉るような振動とともにすぐに各艦を見渡したすると…そこへ水兵が報告にきた…!


「命中弾6!一番 二番主砲搭使用不可! なお魚雷3命中浸水始まりました!高角機銃左舷壊滅!」


帝国海軍はいきなり命中弾をかました…!


いきなり戦艦2を撃沈 空母4大破の結果だった!


四ヵ国連合艦隊も応戦するがあたらず空撃ちに終わっていた…


「何て事だ…一発目から斉射でしかも命中弾だと!一体何がおこったんだ…」四ヵ国連合艦隊はいきなりの結果に首脳たちは慌てていた…


「大丈夫なのか!?ジャップを倒せるのか…」


そう言っている間に帝国海軍攻撃隊の攻撃が始まった…


「敵機接近!方位左30度仰角120度!撃て!」


ドドド ドドド



各艦の対空機銃が火を吹いた!


何機は落ちていくがそれでも数で勝っているので躊躇なく向かって魚雷を落とし爆弾を落としていく!


そうして第一次攻撃隊が去ると同時に第二射を帝国海軍が放った…!


そして二時間後…



四ヵ国連合艦隊は空母を全て失った…戦艦は18隻撃沈

駆逐艦は全滅…航空機は壊滅した…


日本側は損害艦無し航空機は出撃4250機の内112機を無くした…



しかし四ヵ国連合艦隊はまだ帝国海軍のミッドウェー方面の艦隊をしらないのであった…



四ヵ国連合艦隊は壊滅したのである…


そのころルーズベルトは一足先に海軍省のニミッツ大将の元へ来ていた…


「ニミッツ!すぐに例の作戦を結構しろ!四ヵ国連合艦隊は壊滅した…」


するとニミッツ大将は…


「やはりそうでしたか…解りました…例の作戦を開始します…」


そうして二人やり取りがおわると作戦は開始された…


四ヵ国連合艦隊と帝国海軍連合艦隊を破滅に導くかもしれない運命の時が刻一刻と近づいていた…


ニミッツとルーズベルトの謀略にどう立ち向かうのか!

次回をお楽しみに(^o^)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ