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第九話~真珠湾攻撃その③

すこし長くなりますが真珠湾攻撃完結編なのでよろしくお願いしますε=┏(; ̄▽ ̄)┛

―太平洋艦隊指令部―

「ニミッツ大将!ホイラー飛行場及びカネオ飛行場壊滅致しました…!なお敵軍は上陸を開始!」


するとニミッツ大将は…驚いた様子で呟いた…



「そんな馬鹿な…一体どうやって気付かれずにやってきたと言うのだ…!あり得ない…!今飛行場をとられると空母には改装修理で航空機を両飛行場に揚げたばかりだぞ!それもやられたとなるとハワイから航空機が出せぬ…!」


もはやニミッツには艦隊決戦しかないと思っていた…しかし在泊艦隊のうち動けるのが戦艦はネバダだけで後は重巡のトロイとカイム後は駆逐艦ぐらいである…

この状況を見て参謀長はニミッツ大将に提案した!



「ミットウェー救援艦隊を呼び戻しましょう!偵察機を飛ばせば何とかなります!」


ニミッツは納得したように答えた…


「そうするしかあるまい…ミットウェーには持ちこたえてもらおう…」


そう言い放った直後!!


バシャ~ン バシャ~ン


ドグァ~ン バコ~ン


軍港に突如水柱があがり停泊中の艦隊群が炎上し始めた!


「どうしたんだ!何が起こったんだ!」


ニミッツが参謀長に聞くと驚くべき返答が返ってきた…!


「敵艦隊出現!砲撃を開始した模様!初弾から命中弾がでました!」


それを聞いたニミッツはただ呆然立ち尽くす以外になかった… その訳は…


「どうす…今ジャップにこられたら終りだ…航空機だって空母改装中で全て陸に揚げてるんだぞ…!しかもその揚げた飛行場が壊滅今太平洋艦隊には航空機は一機たりとも居ないんだ…」


そしてニミッツは次に参謀長に動かせる艦隊隻數を聞いた…すると参謀長から返ってきた返答は…


「申し上げます…!稼働可能な艦艇は…戦艦はネバダのみで後は重巡トロイとカイム…駆逐艦は10隻余り…」


ニミッツ大将は愕然としたいくらミットウェーから救援艦隊を呼び戻しても間に合わないと悟ったのだ…ジャップの陸軍部隊も上陸を開始している…陸は米国陸軍部隊、海兵隊等がいるが艦隊決戦は無理である…


そうニミッツが思っているとさらに追い込むような報告が挙がった…



「敵機来襲!!距離5000!100機以上はいます!!」


「なに!糞!!何て最悪なタイミングなんだ!参謀長直ぐに艦艇を出撃させろ!それから陸軍部隊には上陸部隊を排除させろ!あと対空戦闘を発令!!急げ!ミットウェー救援艦隊にはなるべくいそがせろ!」

―第二次攻撃隊―


「よし!軍港が見えたな!全機突撃せよ!」


そう叫んだのは第二次攻撃隊隊長土方大佐であった!


なおこの戦闘は制空隊も来ていたが敵戦闘機は壊滅したため敵陸軍部隊を機銃掃討するため別行動をとっていた…


―土方機―


「派手にヤってるな!戦艦の主砲も新型魚雷もなかなかの威力だな!みんな俺たちも負けてはいられないぞ!」


そう言い放つと全機は勢いよく停泊中または出撃してきた敵艦目掛けて突撃していった…


―連合艦隊旗艦神月―

「よし!砲撃中止次に砲撃目標は…現在移動中の敵陸軍部隊を叩く標準急げ!」


そう言うと神月の50センチ四連装三基×12門が仰角を変えて砲撃準備にかかった…他の艦隊もそれに続いた…


―戦艦ネバダ艦橋―


「対空戦闘用意!主砲は標準出来次第各個に撃て!」


艦長のカノン大佐が告げた直後だった


ドグァ~ン ドグァ~ン


鈍い音とともに船が揺れた…

「一番二番主砲搭に被弾!使用不可!左舷に魚雷三命中!浸水!」


「なに!」


なおも周りを含めネバダにも更に爆撃隊による攻撃がはじまった…


「ダメコン急げ!他の艦隊に入電!陣形を崩すな主砲は撃ちまくれ怯むなと伝えろ!」


そうカノン大佐は伝えたが周りの被害は激しくドックに入っていた艦隊にまで被害が及んでいた…


「艦長!駆逐艦は壊滅!ネバダは浸水率が60%を越えました!」


そう通信参謀が伝えた時だった一機の艦爆が放った560キロ爆弾が艦橋に直撃した…


―太平洋艦隊指令部―


「救援艦隊はまだなのか…このままではもたんぞ…」

すると参謀長が…


「長官!陸軍部隊もゼロの攻撃隊とジャップの艦隊による砲爆撃で被害が続出しております!」


「くそ!」


そのころ帝国陸軍部隊はホイラー飛行場を占領してカネオ飛行場へと進んでいた…


―ハワイ攻略部隊―


「山下司令官!カネオ飛行場制空隊により敵陸軍部隊を追い込んでいる模様です!」


すると山下司令官は…

「よし!砲兵の徳山隊長にカネオ飛行場ではなく太平洋艦隊指令部に向けて砲撃をさせろ!機甲連隊は前方に展開!設営隊はホイラー飛行場を整備出来次第カネオ飛行場へ向かわせろ!


43連隊は…太平洋艦隊指令部に向え!」


この後カネオ飛行場は無血占領を成し遂げた…―太平洋艦隊指令部―


「なんとか敵攻撃隊は引いたが…」


言葉を濁したニミッツの隣で参謀長が損害を報告し始めた…


「司令官…損害を報告致します…艦艇はハワイ在泊艦隊62(駆逐艦50隻含む)隻座礁もしくは沈没…陸軍部隊は戦死15万人以上他は捕虜になりました…」


それを報告するとニミッツ大将は…


「終りだな…救援艦隊は間に合わなかったか…救援艦隊に伝えろ本土へ逃げろと…ハワイは陥落したと…」

それだけを言い残すとニミッツ大将は黙り込んで引き出しからとりだした拳銃で自決した…


それを見届けた参謀長は部下に伝え白旗を揚げた…


こうして真珠湾は太平洋艦隊の完全なる敗北で幕を閉じ米国本土にダメージをあたえたのであった…


なおいきなりなのだかミットウェー救援艦隊は辛うじて第二艦隊と航空艦隊により虜穫され本土に帰る事ができなかった…


この戦いで日本は太平洋艦隊を壊滅させ戦艦3 空母3 重巡4 を手にいれ米国は艦隊72隻を失い22万人以上の死者 捕虜をだした…


―連合艦隊旗艦神月―


「やったな…これで大望への一歩が踏み出せる!大本営に伝えろ成功したと!」

それを伝えると山本は海を見つめた…



―ホワイトハウス―


「何て事だ!太平洋艦隊が猿のブリキに壊滅させられたと言うのか!ありえん!」


ルーズベルトは怒っていた…

「だいたい艦隊を失い今後どう戦うというのだ…!」

ルーズベルトはこまりはて直ぐ様新艦隊計画を立案し発動させたのであった…



同じ頃連合艦隊が太平洋艦隊艦艇を持ち帰りしだい改装して新しく竣工させ新戦力として使う計画をすすめていた…

次回ゎ新戦力兵器をいきなり2年後から始まる設定で紹介いたします<m(__)m>

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