地縛霊
嗅ぎ慣れた街の匂い 歩き慣れた道の景色
見える全てに君の名残を探してた
君が僕の世界に色を灯したから
君がいない僕の世界は色を失った
君の記憶の名残を頼りに 微かに色づく景色を探してた
見つめればそこに君がいるような気がして
真っ暗な街の中を 彷徨い歩く僕は
君の陰に縛られた地縛霊
君が僕の世界に光を与えたから
君がいない僕の世界は光を失った
君の記憶の名残を頼りに 微かに輝く景色を探してた
見つめればそこに君がいるような気がして
真っ暗な街の中を 彷徨い歩く僕は
君の陰に縛られた地縛霊
君への想いが 君への未練が
あまいあまい毒となって僕を蝕む
君に蝕まれるならばそれは本望だよって
僕の心が叫んでる
それを君が望んでないことだってわかってる
それでも僕はどうしようもなく君に縛られた地縛霊
離れないよ 離れられないの
君の陰にさえ縛られた地縛霊