部活編①~部活に入ろう~
さて、二話目、メインキャラはでてくるのか?
友達つくるか、とかいってみたものの、クラスメイトに存在を認識されていないぐらいのボッチマスターの俺に友達がつくれるのだろうか(いやない。)というか、10種類も人間関係ってあったっけ?まぁ、小学校どころか幼稚園の時から、幼稚園の先生に「この子、誰だっけ?」とか言われ続けた俺に人間関係なんてわかるはずないか。
なんて自分の過去のトラウマを自分で掘り返しつつ、俺が通っている高校、緑山高校にむかった。緑山高校は、県内有数の進学校なのだが、一つ、特殊なシステムがある。それは【ノルマシステム】というものだ。【ノルマシステム】とは、前回受けたテストの成績に応じて、自動的に点数のノルマが作られる。そのノルマをこえたら、合格。ノルマをこえられなかったら、罰ゲームが与えられる。例えば、1ヶ月部活にいくの禁止とかな。そして、今回の一学期の期末テストが俺たち高1にとって初めてのノルマシステムの入るテストなのだ。
俺の場合ノルマはそんな高くないはず。何故かというと、ノルマシステムか期末にあることを見越してちゃんと中間テストで高くはない、だが親からも文句を言われない絶妙な点数をとったからな。今回も上手いこと期末を乗り越えなければならない。そう思いながら、俺の教室1-3にむかった。
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時は流れてテスト返却日、俺のノルマは達成されてなかった。点数的には達成できているはずなのに。俺は面倒臭いことが嫌いだ。だが、職員室にいって先生に文句をつけるほうが、罰ゲームを受けるより面倒臭くない。そう思い、職員室にいった。
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「どういうことなんですか。ノルマは越えているはずです。」
「どういうことっていったってそういうことなんだろう。」
面倒臭そうに答えたのは俺の担任川西光(29)だ。性別は♀。ちなみに未婚。ってそんなことどうでもよくて、
「いや、おかしいですって。」
「なんでだ?お前、中間でわざと悪い成績とってだろ。」
な、何故ばれた。だが、ここで否定しなければ、俺の夏休みゲームLIFEはなくなってしまう。ここでたえれば勝ちだ。頑張れ、俺。
「し、証拠はなんですか。」
「お前が、どもってるのが証拠だ!!!!って言いたいとこだが、それじゃダメだろう?」
「はい、証拠ないんならいいですよねぇ」
「だれが証拠がないといった、証拠はこのお前の中間テストだ!」
「はぁ?」
「お前、難しい問題は全部とけているが、簡単な問題は白紙回答だ。お前、簡単な問題とけるのにといてなかったよなぁ」
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
「だれが怖いだと」
「い、いや怖いなんて、お、思ってませんよ」
なんで心読めるんだよ。俺ってそんな顔にでるかな?
「ふーん。まぁいっか。ついでだし、お前の罰ゲームを教えてやろう。お前の罰ゲームは夏休み中【トランプ研究会】に入部することだ。」
「はぁ?」
そんな同好会があることすら知らんかったわ。てか、この学校そういや50個以上部活、同好会があるとかハゲの校長がいってたな。ハゲがてかって、笑ってたから聞いてなかったけど。ちなみに校長のアダ名はぴっかりーんらしい、可哀想だ。
「この同好会は私が顧問をしてる部活でな、部員が3人しかいないんだ。」
この学校では部員が4人以上いないと、部活、同好会としてみとめられない。だから潰されないように入れってことだろう。いや待てよ。それって…
「それって、公私混同じゃないですか?」
「うるさい、気にするな。あそこのコーヒーは旨いんだよ。」
コーヒーのみたいから部活残したいのかよ。
「まぁ、いいです。わかりましたよ」
「そう言ってくれると思っていたよ。なら善は急げという、トランプ研究会の部室につれてってやる、ついてこい」
「えっ、いまからですか?」
あれよあれよという間に、女性のわりに強い腕力でつれていかれた。
ごめんなさい、出てきませんでした。次こそはだします。読んでくれた方はまた読んでください。