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少年たちの青春の過ごし方  作者: ぴよ
プロローグ
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プロローグ

「起きろ、起きるのじゃ」

という声を聞き俺は目覚めた。

「おお、やっと起きたか。死んでしまったのかとおもったぞ。」

 その声がする方をみると、老人がいた。

「帰るか、うん帰ろう」

「ちょっと待つのじゃ、なんで儂の存在に気づいているのに、するーするのじゃ?」

 いや、それは明らかにあやしいからでしょうが。大体俺はどこで寝てたんだ?

「ここは、神社じゃ」

 心をよまれた、だと?

「ついでにいえば、儂は神じゃ。」

 神様だったのかー、道理で心が読めるわけだ。神様すげー!………なんて言うわけねえだろう、馬鹿かこいつは自分は神様だっつって、信じる馬鹿がどこにいるんだよ。

「本当に神なのだがなぁ、まぁよい。ちょいと話を聞け、平野仁(ひらのじん)くん」

「俺の紹介ありがとうございます。あと早く帰りたいんですけど」

「きみは、この神社に来たじゃろ」

「無視かよ」

「きみはうるさいのでな。まぁよい、続けるぞ。」

「わかりましたよ。早くしてくださいよ」

 俺は優しいのである。

「君がこの神社にきて、願ったものがなにか覚えているかの?」

 いや、絶対言いたくねえし、つか読者の前でばらすとかないよなほんとに、

「覚えてないか、ではいってやろう」

「やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて」

「うるせえ、だまれ、しね。まぁ黙っといてやるよ、二次元にはいって○○○ちゃんを○○○して○○○で○○したいっていう願いはの」

「いや、いっちゃってるし、俺泣いちゃうよ?」

「泣いちゃうよって言って泣いた奴を儂は一度も見たことがない。」

「てか、帰っていいですか?こんな話ならきいても意味ないんで」

「いや、本題に入れないのは、きみの限りない欲望のせいだがの、まあ本題に入るぞ。きみが、その糞のやくにも立たぬ願いをしたとき、神時計では0時0分0秒だったのじゃ。この時に願いをしたものは、願いを何でも一つ叶えることができるのじゃ」

「じゃあ、二次元に入って○○○ちゃん○○○して○○○で○○したいです」

「人の話は最後まできくものじゃぞ、大体そのまま聞き遂げるのじゃったら、儂がこうしてでてくるいみがないではないか、」

 ごもっともです。ハイ。あれ?なんかおかしいな?まぁいっか。

「願いを叶えるためには、なにか一つ試練をこなさねばならぬのじゃ。」

「つまり、その試練をいいにきたんですね。」

「そうじゃ。そして君の試練は決まった。」

「おっ??なんですか?」

「君の試練はーーじゃかじゃかじゃかじゃかじゃか……」

下手なドラムロールいらねえし。

「………じゃかじゃかじゃかじゃかじゃん!!!!君の試練は新しい(・・・)人間関係を10個つくるに決まった。」

「???」

「説明が必要なようじゃの。人間関係というのは友達とか恋人とかそういうのじゃ。それを10人と作れといっておるのじゃ。ついでに10人との人間関係はそれぞれ別の関係を結ぶ必要がある。例えば、aとは友達、bとは恋人のようにのお」

「い、いや。俺はぜ、全校生徒と友達で恋人ですよ。」

「きみ、大丈夫か?まぁよい、君が高校入学からもう3カ月もたっているのに誰とも会話していないのは知っておる。」

「…………………………………………………………………」

「現実を受け止めるのじゃ。中学生の時に抱く甘い幻想、高校でびゅーなどないのじゃ」

神様の目尻には光るものがきらり。こいつにも苦い思い出があるのだろうか。つかおれこのじいさんのこといつ、神様って認めたっけ?まぁいっか。

「本題に戻るぞ。もし、新しい10人と人間関係をつくれたら、もう一度この神社にくるのじゃ。ちなみにもしまだできていなくてきた場合には願いを叶えるちゃんすはなくなるぞ。つまり祈れるちゃんすは一度きりじゃ。期限は一年後まで。幸運を祈るぞ。」

「あっ、神様………。行っちゃった。」

というか結局なんだったんだろう。まぁいい機会だし友達でもつくるか。と思いつつ、家に帰ろうと思ったときにきづいた。1つは結局なぜ寝ていたかを聞き忘れたということ。もう一つは

「あのくそじじい、財布パクっていきやがった!!」

「賽銭がわりじゃと思え。」

確かにお賽銭出さずに願ったので、因果応報なのかもしれない。

 これが、俺の青春らしきものの始まりだった。


神様のことばを何も考えず平仮名にしてしまったんですが大丈夫なのでしょうか。


さておき読んでくれた心優しいお方は更新がんばりますので続きもよんでください。次回から、メインキャラだします。

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