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[完結しました!] 僕は、お父さんだから(書籍名:遺伝子コンプレックス)  作者: 舛本つたな
[第二部]僕は33歳、こんなんだけどお父さんだから。
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[2-25]剛毅

 はぁと、糸を引くような吐息を黒条百合華はこぼした。

 彼女の目の前には、布津野が二人の美しい少年の間に立っている。

 恍惚耽美の極み、これほどの光景は他にあって? これが私の今後の人生における原風景となったとしても何の不思議などあるはずがない。

 百合華は両手で肩を抱いて、下腹から駆け上る蠢動をこらえるように太ももを寄せて背筋を固くした。胸の鼓動が溢れて出して苦しいほどよ。たまらない。


 目の前の光景は、まるで聖堂の正面壁に描かれた宗教画のようだ。

 二人の美しい人形が座り込み、その間に布津野の兄様がまるで神のように立っている。人形のガラス玉のような赤い瞳には、感情が溢れていた。恐れ多くもそれに題せば『神が与えたもう感情しれん』と言ったところかしら。

 至高の芸術だ。

 周囲を取り囲む有象無象も皆、兄様を見ていた。ある者は口を開けたまま、ある者は目を見開き、ある者は体を震わせながら、兄様を見ていた。


 百合華は全身を這い上がっていく快感を追いかけるように、指を自分の胸から首筋になぞり上げて唇を撫でた。あぁ、このまま果ててしまいそう。


 バンッ と向こう扉が開いて絵画が動き出した。


「旦那! 無事か!?」


 飛び入ってきたのは、品のない戦闘服を身にまとった大柄な男。芸術の鑑賞中に物音をがなり立てるとは何たる無粋。

 百合華は片方の眉を弓なりに引き上げて、眉間にシワを刻んだ。無意識に舌うちを鳴らす。

 どうやら、見覚えのある大男だ。確かGOAの隊長だったかしらね。名は確か、宮本のなにがしと言ったはずだ。


 その宮本は周囲の状況を素早く確認すると、表情を緩めて両手を広げて肩をすくめて見せた。


「……どうやら、一段落付いたようだな」

「宮本さん、まだ何か?」


 兄様がそう問いかけながら数歩前に進んだ。腰をわずかに落として、すぅと音を殺した足運びだ。武術の心得のない私にもそれが生殺自在を可能にする兄様の御業であることがうかがい知れる。

 兄様のその体捌きは、まるで能演のごとく静謐で、歌舞伎の大見得を切るがごとく力強い。

 あぁ、かくも兄様の所作は美しさに研ぎ澄まされている。

 その兄様の佇まいに圧倒されたように、宮本は両手を上げて首を何度も振った。


「おいおい、旦那、そう殺気を飛ばすな。もうやり合うつもりはねぇよ」

「そうですか。であれば、何用ですか」

「落ち着いてくれ、頼むぜ。もしかしたら、旦那の助けになるかもしれねぇ」

「助け、ですか」

「ああ」


 宮本はそう言うと、上げた片手をゆっくりと下ろして胸のホルスターに差し込んだ機器を取り出した。どうやら見る所、それは通信機らしき端末である。

 宮本は片手で端末を操作するとそれを耳元にあて、部屋にいる全員に聞こえるように大きな声をあげる。


「こちら、宮本。ターゲットと接触に成功。ロク、ニィともに無事だ。例の脱走兵と……黒条会の会長とその取り巻きが数名、同じ部屋にいる。どうぞ」


 宮本は通信機からの応答を聞きながら、小さく頷いていた。

 やがて、一通り会話が終わったのか「了解」と宮本は言うと、通信機を操作するとそれをそのまま兄様に向かって差し出した。


「旦那、あんたと話したいらしいぜ」


 宮本はそういって、ほら、と通信機をさらに前に差し出した。


「僕に、ですか?」

「ああ、旦那とだ」

「誰ですか?」

「さぁ、そいつは俺から言う事じゃねぇかもな。少なくとも、俺を顎で使うことが出来る爺さんさ」


 兄様は眉をひそめながら一時、逡巡しゅんじゅんしていたが、恐る恐るそれを受け取った。

 宮本は数歩下がりながらも言い置く。


「スピーカーモードにしてある。その爺さんはここにいる関係者全員に聞かせたいらしい」


 そう言うと宮本は顎をクイと上げて、兄様に催促をしてみせる。

 兄様は要領を得ない様子で、渡された通信機を顔の目の前に掲げて見せる。しばらく、そのまま通信機を眺めていたが、やがて居心地が悪そうにオドオドとその機械に向かって問いかけた。


「あ、あの、布津野です、けど……」

「お主が、冴子の旦那かのう」


 老年のしわがれた声が、端末から部屋全体に響き渡った。

 兄様は困ったように口を歪める。


「はぁ、一応、はい、そうです。布津野、忠人です」

「そして、ロクとナナの父親でもある」

「えぇ、少なくともそのつもりです」

「……ふむ」


 通信機はしばらく沈黙した。

 兄様は助けを求めるように辺りを見渡す。

 百合華もそれを追いかけるように辺りの様子に視線を走らせた。そして、ある奇妙なことに気が付いた。

 ロクとニィ少年の表情に驚愕が張り付いている。

 百合華はそれを奇妙に感じた。あの二人は傲慢をそのさがとした存在、それが共にあのように驚き慌てふためかせ得るのは……おそらくこの老人の正体にあるのだろう。

 通信機から聞こえるその声を、どこかで聞いたことのある声のような気がする。

 あぁ、もしかして。

 百合華がそう思い至って口を小さく開けた時、端末から再び例の老人の声が響いた。


「布津野とやら、お前は何がしたいのじゃ?」

「何がしたい、ですか?」

「そうじゃ、お前の置かれている状況、ただならぬ状態じゃてな。何がしたい?」

「何がしたい、と言われましても……。しいて言えば、貴方が誰なのかをお伺いしたいのですけども」

「ふむ、まぁそうじゃの、お偉いさんじゃよ」

「はぁ、そうですか、」


 兄様は、胡散臭そうに口をへの字に曲げて端末を眺める。頭をぽりぽりと掻きながら、う~ん、と唸りだした。


「どうした、答えづらいかのぅ」

「え、ええ。改めてそう聞かれると難しいものだな、と」

「そうじゃな、言葉は厄介じゃ。言葉にせねば伝わらぬが、言葉にすれば間違える」

「はぁ、」


 兄様は助けを求めてロク少年を見て、首を傾げてみせた。


「ロク、何か知っているかい?」


 ロク少年はしかし、いつもの余裕ある様子がひっくり返ってしまったように、目を見開いて口を開きっぱなしにしていた。

 何度か口を空振りさせて、やがて呻くように言葉を絞り出す。


「父さん、その人はですね……」

「ロクよ、だまらっしゃい」と途端にロクの通信機から老人が叱責した。


 その老人の声に、ロクはビクリと身を硬直させた。

 それを見た兄様は目を見開いて首を傾げた。あのロク少年を黙らせることが出来るとは、やはりあの老人の正体は……。ロク少年が黙り込んでしまったものだから、兄様は頼るすべを失って目を泳がせる。腕を組んでだんまりを決め込む宮本の方を見て肩をすくめ、ニィ少年の方に視線を移すと険しい表情で首を振られて断られた。

 兄様の視線は再び彷徨さまよう。

 ……そして、ついに、とうとうよ。

 兄様の迷える目線は私のほうに向けられた。


「兄様、」


 両手を膝の上に揃えて、背筋を真っ直ぐに落とす。顎を引いて少し上目遣いに兄様を見つめる。今日の私は可愛らしく見えているかしら、

 兄様の顔が安心したように緩む。兄様のお役に立てて嬉しい。


「いつもの兄様の通りにお答え遊ばせ」

「いつもの、僕?」


 いつもって、いつの? と兄様は首を傾げる。

 

「ええ、いつもの兄様、普段の兄様通りにですわ。そのお電話の向こうのご老体はどうやら茶飲み話を所望されているようですわ。一時、お付き合い差し上げればよろしいと思います」

「茶飲み話……かい」


 疑わし気な兄様の瞳をまっすぐに見つめ返す。

 兄様が手にした通信機から、かっかっかっ、と小気味よさそうに笑う声が漏れた。


「その娘さん……ふむ、そうか、あの黒条会の。噂に違わぬ聡明さよ」


 百合華はその言葉に軽く頭下げて、布津野に微笑みかけながら催促の視線を送る。

 兄様は要領を得ない様子で、首を左右に傾けて迷っている様子ではあったが、やがて頬を掻きながらも顔の前に通信端末を掲げ上げる。


「ええっと、すみません。先ほどのご質問はなんでしたっけ?」

「ほっほっ、さて、何といったかのぅ。忘れたわい。……そうじゃ、お主がしたい事じゃてな。いつだってそれが重要じゃ」

「僕のしたい事、ですか」

「ああ、そうじゃて。お主は何がしたい?」

「それはズルい質問です、答えづらいのですけど……」


 老人の応答が途切れ、数瞬の沈黙が場を支配した。

 しかし、沈黙が弾かれるように、老人の笑い声が鳴り響く。


「ほっほっほっ、あぁ、ズルいかよ。確かに姑息よな。確かによ。残酷とさえ言える」

「あのぅ、何というか、失礼でしたらすみません」

「いや、いやいや、良いよ。この年になって意地悪さだけが積み重なっていたこと気づかされてしもうたわ。そうかよ、儂は未だに人を欺き、傷つけ続けているということか」

「えぇ……別にそんな事までは言ってないですよ」


 文脈のもつれた深淵な対話だわ。

 百合華は伸ばした背筋に緊張の汗を流して息を飲み込んで、なけなしの頭脳をかき集めて布津野と老人の会話に潜む行間に集中した。

 かの老人の正体は間違いなく、日本国首相その人だろう。

 四十年に及ぶ民主主義史上に例を見ない在任期間を誇る日本の実質的な独裁者。遺伝子操作の大罪人、人類の革新者。間違いなく有史以来最大の政治家として歴史に名を刻むことを確約された生き人。

 かの絶対者は流石だわ。本質を外さない。この事件の核を兄様が握っているということを一目で見抜いた。


「ふぅ、こやつは思った以上に油断ならんてなぁ」


 老人の声は低くなり、辺りに地鳴りのごとく陰々と響き渡った。

 部屋に一陣の風が吹いた気がした。それは錯覚かもしれない。次に「さてのぅ」と発信機から老人の声がした時には、その錯覚は止んでいた。


「改めて自己紹介させてもらうかのぅ。儂は宇津々右京という。国民の信任のもと日本国内閣総理大臣を務めさせて頂いておる老体じゃ。改めて、よろしくお願い申し上げる」


 兄様の驚愕は、しかし、予想に反して薄かった。

 兄様は改めて通信端末を耳に当てて、いつもよりも随分と落ち着いた声で発した。


「こちらこそよろしくお願いします。いつもロクやナナがお世話になっています」

「いいや、お世話になっているのはこちらじゃ。あの子達には、随分と助けてもらっておる」

「いいえ、そんな……。先ほどは失礼なことを、申し訳ありません」

「よい、こちらこそじゃ」


 通信機越しに頭を下げてみせる兄様に、老人はとうとうと語りかけてくる。


「さて、状況はちと厄介じゃ。中国の艦隊が九州南部の海域に展開されておる。どうやら東京に向かっているようじゃ。すでにこちらは迎撃戦力を展開し、各方面の責任者に交戦開始判断を委ねた。儂としてはこの戦争のまとめ方に責任を持たねばならぬ」

「……」

「かの艦隊とニィとその脱走少年兵たちの関係は不明じゃが、油断はあってはならぬ。この戦争の構図は単なる国家間戦争ではない。遺伝子最適化を合法とする国家とそれを禁止する国家の戦争。あえてこのように表現するが、未調整と最適化個体モドキの戦争じゃ。これは三度目の世界大戦へ発展する可能性すらある」


 老人はそこで一呼吸ほどの間を置いた。

 沈黙が押し寄せる波のように満ちて、老人の次の言葉にすぐに引き戻される。


「……ロクや冴子を中心とした意思決定顧問達の判断を、儂は了承した。つまり、そこにいる48名の無辜むこの少年少女を犠牲にし、ニィを拘束することをな」


 ざわめきが走り抜けたが、誰も騒ぎ立てるようなことはしなかった。当の少年少女たちでさえも息を飲み込んで兄様を凝視している。

 兄様は、通信機を耳に当てながら相変わらず目を閉じながら天井を仰いでいる。


「しかし、GOAの最精鋭を投入し、黒条会と連携したこちらの作戦は失敗した。どういうわけか黒条会は手筈通りには動かず未だに48名の少年少女は生きておる。そして投入したGOAは一人の男によって倒されたと聞く。信じられぬ事に、その男は冴子の夫であり、ロクとナナの父親らしい。……お主のことじゃ」

「……」

「儂はこの戦争の終わらせ方を見極めなければならぬ。戦争が惰性で続くことを食い止めなければならぬ。それが儂のやりたい事と言えるじゃろう。さぁ、もう一度、問わせてもらおう。お主は何がしたいのじゃ?」

「僕は……」


 兄様は言いかけて、言葉を途切った。

 場が凍てついた。空気がからになったような息苦しい静寂が張り詰めて、その場にいる全て人間の意識がまるで酸欠の魚のごとく兄様に群がっていく。

 兄様がゆっくりと目を開けた。


「僕は、ロクに父親らしいことをしてやりたいのです」


 ぽつりと置かれたその言葉の意味つづきを、兄様はゆっくりと語りだす。


「ロクはまだ13歳です。これからもっと色んなことを経験して自分のやりたい事とか見つけていく年のはずです。でも、ロクの今まで置かれた環境はそうやって悩む余裕を奪ってきました」


 兄様は視線を下げてロク少年を見て、寂しそうに笑う。


「自分のやりたい事ではなく自分がやらないといけない事ばかりに、ロクは追われてきました。皆にとって正しい事、より多くの人が助かる事、より少ない人が傷つく事、多くの命を救い、それより少ない命を殺す……、それを繰り返してロクは13歳になったのです。13歳の子が、いえ、もっと幼いころからロクはそんな決断を強いられてきたのだと思います」


 兄様は視線をニィ少年に移す。


「ロクは自分の兄弟とも言えるような人でさえ、皆のために殺すことを決断してきました。そして、それを止める大人も、ロクの代わりになってくれる大人も、いなかったのかもしれません。そんなロクが人を思いやることはとても難しいのかもしれません」


 今度は48人の少年兵に目を向ける。


「でも、ロクが彼らを犠牲にする決断をしたというならば……僕はそれを絶対に止めなければなりません。自分の子供がそんな残酷な決断をすること、僕は絶対に許しません。ロクはまだ13歳です。人の命の大切さをまだ十分に知らない子供です」


 少し間をおいて兄様は、ふぅと息をつくと、いつもの曖昧な笑いを浮かべながら、しかしハッキリと大きな声で通信機に向かって話した。


「僕はロクの父親です。貴方が誰であろうと、ロクを苦しめる事は絶対に許せません」


 通信機から老人の唸る声が漏れた。それが、静寂が埋めていた部屋の床に広がり響く。

 百合華は全身がうち震えていることを認識した。複雑な感情が蛇のように全身を這い回って締め付ける。自分の肩を抱く。息をするのもはばかられた。

 じっと兄様を見入る。兄様は首を傾げて老人の反応を待っていた。

 やがて、老人の声が発せられる。


「これは、また、久しく見ぬ剛毅よ。テコでも動くまいて……。冴子よ、報告せよ。お主の夫であるこの男を打ち倒して、当初の計画を遂行できる可能性はいかほどじゃ?」

「はい……」


 通信機からマリモ好きの女の声がする。その声は細く上ずっていて狼狽の色が透けて見える。情けない女ね。

 百合華は指を口に当てて口の端を歪めた。どうやら、私の出番は今、ここらしい。兄様の思いに答えるがその女である私の役目であれば……。


「失礼しますわ」と大声を上げて見せる。


 兄様を含む全員がこちらに顔を向ける。良い感じね。あの通信機の向こうにいるであろう冴子にも聞こえるようにハッキリと申し上げましょう。これが、兄様の女が為すべきことよ。


「我々、黒条会は兄様のご意思に従いますわ。それが例えおかみとの喧嘩になろうとも構いはしません。48人の子供ごとき、我々が匿い守り通してみせましょう」


 百合華がそう言い切った後を、何やら楽し気な様子の老人の声が追いかける。


「ほう、黒条の娘も剛毅よのう……どうした、冴子。早く答えんか、当初の計画の成功率はいかほどじゃ?」

「……おそらく10%にも満たないかと」

「ふむ、そうよな。……宮本よ!」

「おう!」


 部屋の隅に待機していた宮本が声を張り上げた。


「この男を倒せるか?」

「絶対に不可能であります!」


 カッカッカッ、と愉快な老人の声がこだまする。


「では仕方あるまいのぅ。状況に応じて柔軟に方針を変えることが大人の対応というものじゃてな。本作戦は中止じゃ。GOAは48人の誘拐被害者の身柄を保護せよ! 今後の詳細は追って連絡するが傷一つ付けてはならぬ。ロクの父親に殺されてしまうからのぅ」

「了解!」


 宮本は大袈裟に敬礼して見せた。


「ニィよ、」と老人の声が改まった。

「……なんだ、俺か?」


 ニィは老人に名を呼ばれて身を固くした。


「すまなんだな。お主とサンの殺害に許可を出したのは儂じゃ」

「……そんな事、知っている」

「恨むなら儂にせよ」

「別にもういい。それよりも、だ」


 ニィは立ち上がると、兄様のほうに歩み寄る。


「布津野さん、もしかしたらだが、俺ならその中国の艦隊を追い払うことが出来るかもしない」

「……えっ」


 布津野がびっくりして振り向いたのを見て、ニィはにやりと悪戯っぽく笑ってみせる。


「俺達を見捨てようとした政府に協力する気はさらさらない。しかし、もし、布津野さんがどうしてもと頼むのであれば、」


 ニィは拳を差し伸ばして、トンッと布津野の胸を叩いた。


「協力してやらなくもないぜ」



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舛本つたなの別作品リンク
公爵令嬢になったお腐(ふ)くろさん、(以下略)

本作を大幅に書き直した書籍版(kindleなどの電子書籍もあり)です。 下の画像で出版社さんのサイトに飛びます。 下読みもできますよ。

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