[AI小説]冷害の荒野で、斧を抱えて抱きつかれても困るのだが? 〜大河を奔るヴァリャーグ商人、北の国の大斧ヒロインと冷酷皇女に愛されすぎて莫大な銀貨と帝国を創ってしまう〜
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「——おいユーリ! 何をボーッと立ち尽くしている! 陸引き(ポルタージュ)の丸太が滑ったぞ、支えろ!」
氷の破片が浮かぶデッカい運河足る川の上流。激流の爆音が轟く滝の迂回路で、俺、ユーリ・アルカイノスは我に返った。
(……そうだ。俺は日本の文系大学生だったはずだ。それが冷害と飢饉で破滅寸前の東方フロンティアに、しがない下級交易商として転生したんだったな)
大陸を覆う数十年ぶりの「小氷期」。西方の農耕王国群は冷害による飢饉でボロボロになり、その腹いせのように東方の森林地帯へ「改宗と収奪」の名目で騎士団を送り込んできた。
だが、この過酷な時代に生き残る術を、俺は知っている。
剣でも魔法の連射でもない。「川のネットワーク」**と**「知識の力」だ。
「よし、丸太の配置を変えろ! 摩擦を減らすために獣脂を敷くんだ! 舟を陸へ上げろ!」
俺が手際よく指示を飛ばすと、丸太の上を浅底船が滑るように陸地を渡っていく。周囲の荒くれ商人たちが「おお……! 魔法か!?」と歓声をあげる。
「魔法じゃない、ただの物理と幾何学だ」
俺がふうと息をついたその時——ドサッと背中に重い感触と、驚くほど柔らかい温もりがぶつかってきた。
「むぐっ……! つ、つかれたぞユーリ……! もう船を引く力が出ない……」
振り返ると、そこにいたのは白い銀髪をなびかせ、身の丈ほどもある巨大な両手斧(デーン斧)を背負った美少女だった。
彼女の名は**ヘルガ**。
北から流れてきた北国人の少女だ。猛者揃いの傭兵たちを一撃で薙ぎ払う「デーン斧の達人」でありながら、極度の甘えん坊で酒に弱い。
「ヘルガ、また酒を飲んだのか? 昼間から『ワイン袋』になるなと言ったろ」
「うぅ……寒かったのだ……。ユーリの服のなか、温かい……ぬくぬくする……」
ヘルガは俺の腰に太ももを絡め、ぎゅっと抱きついてすりすりと頭を寄せてくる。白い耳がほのかに赤く染まり、ほっぺたから芳醇な蜂蜜酒の甘い香りがした。
「おいヘルガ、みんな見てる! 斧が当たって痛い!」
「えへへ……ユーリは渡さないぞ。あたしを雇ってくれたご主人様だからな……。……お腹すいた」
「……はいはい、乾燥肉と蜂蜜だ。舟を引き終えたらな」
「やったー! ユーリ大好き!」
ヘルガが俺の頬にちゅっと音を立ててキスをする。周りのゴツいヴァイキング商人たちが「またあいつらイチャついてやがる……」「俺たちにもその可愛い護衛を分けろ」と指をくわえて羨ましがっていた。
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### 第二章:サンストーンの導きと、帝国の冷徹なる氷姫
「ユーリ、空が完全に雲で覆われたぞ。これでは太陽の位置が分からん。黒海へ下る船路が途絶えるぞ」
ベテラン船長が焦り顔で言ってくる。
雲と分厚い霧。磁器コンパスのないこの時代、緯度を見失えば即座に難破するか、川の迷宮で迷い死ぬ。
だが、俺は懐から透明な二重屈折の石——「サンストーン(方解石)」を取り出した。
「問題ない。この方解石をかかげて、光の屈折の明るさが等しくなる角度を探す。大気の偏光特性を使えば、雲の裏にある太陽の真方位が割り出せる」
ってAIが言ってました
何故か使えるスマホAIチートでぇ~す、とまでは言わない
「な……なんだと!? 雲の向こうの太陽が見えるというのか!?」
俺は木製の「太陽コンパス(Suncard)」に影のカーブを重ね合わせ、一瞬で「真北」を指し示した。
「よし、舵を南西へ! 海からあの例の大都市への道は開かれた!」
航路の先で俺たちを待っていたのは、世界で最も栄える帝国の都、そして帝国を裏から支配する冷酷な皇女**オリガ**だった。
金髪のツインテールに、宝石を散りばめたビザンツ様式の豪奢なドレス。
彼女は自分の親衛隊(ヴァリャーグ親衛隊)を従え、漆黒の瞳で俺を見下ろした。
「……あなたが、北方から毛皮と琥珀だけでなく、画期的な航海術と糧食の流通網を持ち込んだという『ヴァリャーグの商人』ユーリですか」
「ええ、オリガ皇女殿下。我が商隊の持ち込んだ蜂蜜と蜜蝋、そして大河の水運ルートの利権をお買い上げいただきたい」
オリガは冷徹な笑みを浮かべ、俺に一歩歩み寄った。
その手には、皇帝直属の証である黄金の指輪。
「ふん……ただの商人かと思えば、整った顔立ちをして生意気な目をしていますね。気に入りました。我が帝国の関税免除特権と滞在費をすべて与えましょう。……ただし条件があります」
オリガは俺の胸元に細い指を滑らせ、耳元でそっと囁いた。
「あなた自身が、私の専属の側近(親衛隊長)となりなさい。 断れば……この場で私の支配下に置きます」
「な、なにを……!」
「な……何するんだこのひらひらドレス女! ユーリはあたしのものだぞ!」
ヘルガが巨大なデーン斧を構えて間に割り込む。
オリガ皇女は扇子で口元を隠し、クックッと可憐に笑った。
「あら、野蛮な北国の犬が吠えていますね。ユーリの知識と頭脳は、こんな荒れ果てた森の民だけに独占させるには惜しいのです。私とともに、この南方の絹と金貨を抱く大帝国を統治しましょう?」
「ユーリ! こいつをデーン斧でぶった切っていいか!?」
「だめだヘルガ! 皇女様を斬ったら国際問題になる!」
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### 第三章:冷害の時代を打ち破る、僕たちの国家
西からは「神聖なる騎士団」を名乗る激しい諸侯が、食料を奪いに東方の森へ侵攻してくる。
東の草原からは、馬を駆る強大な騎馬遊牧民の脅威。
だが、俺には現代の知恵と歴史の知識を与えてくれるスマホAIがある。
「ヘルガ、そのデーン斧で敵の重装騎士の馬脚を叩け! オリガ、君の親衛隊で新帝国式の攻城兵器を展開してくれ!」
「任せろー! ユーリにいいところ見せたら、今夜はベッドで抱っこして膝枕してもらうからなー!」(ヘルガ)
「くっ……何ですかその卑しい条件は! ユーリ、私がこの戦いを制したら、今夜は皇宮の宝物庫をすべて解放し、私をあなたの好きにしていい権利を与えます!」(オリガ)
「だから趣旨が変わってるって!!」
冷害と飢饉に苦しむ人々を集め、大河の要衝に新たな交易都市達を建国する。
農耕民と、北の国の強力なヴァイキング戦士、そして新帝国の高度な文化と東方正教が交わるとき——。
「ただの商人だった俺が、まさか大陸の東全域を統治する大公になっちまうとはな……」
「ユーリ〜、お酒持ってきて〜! 一緒に寝よう〜!」(デーン斧を抱えたままデレデレのヘルガ)
「ユーリ、今日の執務が終わったら、私の部屋で今後の『帝国経営と子作り』についての密議を行いますわ」(冷徹だが顔を真っ赤にしたオリガ)
「……よし、まずはこの冷害を乗り切るための三圃式農業と水運改革からだ!」
知識と科学、そしてちょっぴり(?)凶暴で可愛いヒロインたちに囲まれながら、俺の異世界大帝国づくりは続いていくのだった。
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