表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
48/48

■1■ 春旅爛漫

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


 拝啓、母君様☆

突然ですが、私達3人、旅に出ることにしました♪

お小遣いの範囲内の小さな旅だけど…

春休みの内に帰ってこようと思うので、心配無用っ!

気の向くまま、風の吹くまま遊んでこようと思います♪

数日後の私を、利?目 舌?目 かつもくして見るように!

それでは、行って参ります♪

                   かしこ


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

……





「千歳、早くしなさいよー」

「千歳お姉ちゃーん?」


 外から彩お姉ちゃんと進の声が聞こえてくる。


「今行くー♪」


 書いた紙切れをそっと玄関に置いて、私は外に出た。たまには、あのお母様を出し抜くっていうのもアリだよね?


「いい天気ーっ!」


 ぐーっと大きく伸びをしてしまうような晴天快晴、春爛漫っ! 旅の門出は前途洋洋、だね☆


「さて、行くわよっ」


 少し先にいる彩お姉ちゃんが軽くウインクする。私の自慢のお姉ちゃんだ。


「忘れ物は無し……と」


 最終確認をする進。相変わらずしっかり者だね。


「それじゃ、行って参りますね、お母様♪」


 私は軽く家を振り返り、トントンッと靴を鳴らして、タッタッタッと二人の許に駆け寄って行った。








こうしてまた、私達は旅に出た。


たくさんの出会いと別れの待つ旅……


私達のちあふる☆じゃーにーは、これからも続きます♪




~Fin.~

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ