王国奪還
みんなが寝静まった宿の中で2人は起きていた。俺達は今日王城に乗り込み王様と王妃様と王女様を助け王城を取り戻す。
理由は簡単俺があの王女様に一目惚れしたからだ。まあ、この一目惚れのおかげで無属性魔法を覚えて助けに行けるようになったんだがな。
「じゃあ、助けに行くか。陰月は行くか?」
「行っていいの?」
「いいに決まってる!お前はこの世界に来て唯一俺の背中を任せられる存在だからな!」
「じゃあ、行く!」
俺の言葉に強く頷いて行くと返事した。その返事を聞き俺は今日覚えた魔法を王城の謁見した場所を思い浮かべながら呟いた。
「転移」
すると、一瞬視界が真っ白になり見えるようになったらそこは今日謁見した場所だった。そして、俺は王女様たちを強く思いながらまた魔法を使った。
「サーチ」
すると頭の中に立体的な映像が浮かんできて王女様たちの居る場所に赤い点がついている。
「王女様たちは3人でいるのかこの部屋を出て右に曲がった一番端っこの部屋か。」
王女たちの部屋がわかったので次に盗賊がどこにいるのか知るために魔法を使った。
「サーチ」
すると無数の赤い点が思い浮かんだ。だか、その赤い点は1箇所に集まっており王女様たちの部屋の真下だった。だが、1箇所に集まっているのは好都合だった。なぜなら、王女様たちの部屋に行くまでに盗賊に合わないのはいい事だった。
俺は音がならないように謁見した場所から出て王女たちのいる部屋まで歩いていった。廊下は静かなもので何も無かった。王女たちのいる部屋にノックをして入っていった。
「誰ですか?」
「どうも、生瀬櫂です。あなた方を助けに来ました。この王城から逃げましょう。」
王妃様の問いかけにそう答えると。王様が出てきた。
「櫂よ。我らを助けてくれるのか?」
「はい。まずここから王様達を逃がします。それから、俺は戻ってきて盗賊を叩きたいと思います。」
「どうやってここから抜け出すのだ?お前はあの盗賊たちに勝てるのか?」
「正直抜け出すのは俺の無属性魔法で簡単です。勝てるかどうかは分かりませんが謁見の時に見たステータスなら勝てるでしょう。」
「そうか。我らの国なのに何から何まで申し訳ない。だが、頼むこの国を救ってくれ!」
「分かりました。それじゃあ、抜け出しますので俺の身体のどこかを触っください。」
そう説明し、王様達は俺の手を取った。とったのを確認してから魔法を唱えた。
「転移」
すると、同じように視界が真っ白になり俺がさっきまでいた宿の部屋に転移した。
「ここはどこだ?」
「俺のさっきまでいた宿です。」
「そうか。ありがとう」
「どういたしまして。それじゃあ、俺は屋敷に戻って盗賊を捕まえてきます。」
「頼んだ」
「分かりました。すいませんけどひとつお伺いしても宜しいでしょうか?」
「ああ、なんじゃ?」
「もしも、王城にいる盗賊を殺してしまったらどうなりますか?」
「どうにもならん!盗賊は殺しても罪にならん!だか、生きていたら奴隷として売ることが出来るので少しは金になる。」
「そうですか。それでしたら遠慮なくできますね。でも、王城に血がついてしまいますが大丈夫ですか?」
「そこも気にしなくていい。こちらで対処する。」
「分かりました。それで入ってきます。」
王様から言質をとったあと俺は魔法で王城に戻った。
「転移」
王城に戻ってきた後俺は走って下の階の盗賊が集まっている部屋の扉を蹴り開けた。
バンッ!!
大きな音を立てて空いた扉の方を盗賊は一斉に見た。俺は気にせず扉の近くにいた盗賊に切りかかった。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
切られた盗賊は悲鳴をあげ倒れた。すると、その悲鳴を聞いた盗賊は我に帰り。魔法を打ってきた。俺は飛んできた魔法を切った。
陰月曰く魔法は核というところが存在しそれを切ると魔法は霧散する。と、言うことだったので俺は魔法を切ることを実践した。その試みは見事に成功だったのだ。それに驚いた盗賊に切りかかった。そして、この時俺はある戦い方を確立した。
「転移
おりゃ!」
これが確立させた戦い方だ。究極のヒットアンドアウェイだ。転移で敵の後ろを取り切りつける。盗賊は反応もできず切られるのだ。俺はそれを繰り返し盗賊を切っていく。だが、それでも峰打ちなので誰1人殺していない。繰り返していたら最後の1人に止められた。
「え!?」
止められたことにより変な声が出た。盗賊はすぐに切り返してきた。
ガキィィィィン
剣が当たった瞬間とてつもなく大きな音金属音がなった。俺は瞬時に感じた。
(こいつは強い)
そう思った俺は鑑定をした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前 オスカー 年齢 40歳
種族 人間 職業 盗賊
レベル 50
HP 3000
MP 900
攻撃 4000
防御 2000
俊敏 900
魔攻 500
魔防 150
運 700
能力 闇魔法 無属性魔法(支配) 偽装
固有能力 解放
称号 王を支配するもの
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
強ぇー。俺はこの時最初にした鑑定が偽装されていたといえ事実に気づかなかった。俺はこいつを倒すためにはこの場所では狭かった。なので、場所を変えることにした。そう決意してから転移で後ろに周り足でオスカーに触れて魔法を唱えた。
「転移」
転移した先は俺が初めてこの世界に来た洞窟の中だった。俺は確信した。
(ここならどんな魔法を使ってもいい)と。
そう判断するまでに時間はかからなかった。そして判断すると魔法を使った。
「焔」
火が舞い上がりオスカーを飲み込んでいった。が、オスカーは耐えた。耐えたオスカーは剣で切りかかろうと突っ込んできた。俺は件で受け流すように捌いた。そして俺はこの戦いを終わらしに行った。
「覚醒」
この魔法を使った瞬間ステータスが上がったのがわかった。そして続けて魔法を放った。
「地獄の球」
さっきよりも高熱の炎がオスカーを飲み込み燃やした。燃えた後は顔は分からないが一様身は残った。俺は戦いに勝ったあとオスカーと一緒に王城へ戻り、まだ息のある盗賊を全員縛り宿に戻った。
「盗賊はすべて捉えました。ですが、オスカーだけは殺してしまいました。」
これは帰ってくる前にサーチを使ったので確実だ。それに、オスカーを殺してしまったが対して罪悪感などはなかった。
「ご苦労だった。」
「それじゃあ、王城に戻りますので捕まってください」
そう言ったら、また王様達は俺の手を取った。
「転移」
王城に戻ってすぐに王様が口を開いた。
「本当にありがとう!礼をいう。」
そう言うと王様達は深々と頭を下げた。
「頭を上げてくださいよ」
と言うと王様達はしぶしぶ頭を上げた。頭を上げた王様から王女様に視線を移すと泣きそうな顔だがニコニコと嬉しそうにしており俺の方を見ながら頬を赤く染めている。そんな王女様を見ていると王様が話しかけてきた。
「報酬の話は後日でいいかな?」
「はい。もう遅いですし大丈夫です。」
「そうか。それでは後日また、ギルドを通じて呼ばしてもらおう。」
「分かりました。俺では失礼します。」
俺はそう言って転移で宿に帰って直ぐにまぶたが重くなり子で行った。
少しの間私情で挙げれないかも知れません。すみません




