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支配された国

上げるのが不定期ですみません。

俺が泣き出してから約小1時間が立ってから俺は泣き止んだ。その間、陰月はずっと「ここにいるよ」と、言ってくれていた。ただただ、そのことが嬉しかった。


「陰月、ありがとう!」


俺はお礼を言いながら陰月を抱きしめた。


ひとしきり泣いた俺は心の整理がついたので落ち着いた。そのあと、ステータスを確認した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前 生瀬 櫂 年齢 18歳

種族 人間 職業 冒険者

レベル 47


HP 6000

MP 6500


攻撃 5500

防御 1500

俊敏 3000

魔攻 4000

魔防 1500

運 500


装備 神剣デュースパーダ

神剣グラデュム


能力 二刀流 魔力制御 火魔法 炎魔法

固有能力 完全眼 武器一体 能力解放 覚醒


称号 神による異世界からの転生者

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


レベルが16が上がってるし、炎魔法も覚えてるし、固有能力まで増えてるし、ステータスはえげつないぐらい上がってる。


能力の確認はしとこう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

炎魔法


火魔法の上位に位置する魔法。火魔法よりも高い火力を出す。魔法の中で火力が一番高い。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

覚醒


自分の能力の上限を解放させる。何かの拍子に解放させる。解放条件は人によって異なる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


ステータスを確認したあと俺達は街へ戻るべく洞窟を出た。また、数時間の道のりを帰り街についた。


街についたあと俺達はギルドに向かった。ギルドに行く途中にお腹が減ったので串焼き売っている露店に入った。


「おっちゃんそれはなんの肉だ?」

「ミノタンの肉だ!四足歩行の牛だ。柔らかくて美味しいぞ!!」

「そうか!おっちゃん2本くれ!」

「毎度。銅貨5枚だ」


俺は銅貨を渡しおっちゃんから串焼きを2本受け取って店を出た。出た後、陰月に串焼きを渡し2人で食べた。


食べ終わった頃にギルドについた。ギルドの中に入り受付に行き依頼の報告を行った。


「依頼の完了の報告に来ました。」

「分かりました。ギルドカードをご提示ください。」


俺はギルドカードを渡した。ギルドカードはすぐに帰ってきた。


「以来の完了を確認いたしました。」

「他に提示しなくても分かるのか?」

「はい、ギルドカードには今までに倒した魔物の名前や盗賊の討伐数を記録していきます。」

「なるほど。でも、今回倒したブラックウルフは異常種だったぞ」

「へ?ブラックウルフ自体が異常種ですよ?」

「いや、ブラックウルフの異常種だった」

「は?本当ですか?」

「本当だ!」


震えた声で聞いてきた受付嬢に俺ははっきりと答えた。


「少々お待ちください。ギルドマスターに報告してきます。」


そう言い残すと直ぐに奥の方へ消えていった。それから、受付嬢は数分して若い女性と一緒に帰ってきた。


「こちら、このギルドのギルドマスターです!さっきの話をしましたら是非お話を聞かしてもらいたいと仰ったのでお連れしました。」

「そういう事です。ここじゃあなんですので私の執務室まで来ていただいてよろしいでしょうか?」

「分かった。」


ギルドマスターと呼ばれる人に短い返事をして受付の奥へとついて行った。


「すみませんね。急におよびしてしまい。どうぞお座り下さい。」


ギルドマスターは執務室に入ると頭を下げ謝り、座るように施してきた。俺は「大丈夫だ」と返事をし席に座った。

ギルドマスターは俺が座ったのを見てお茶を入れてくれ、俺の前に座った。

前に座ったギルドマスターを見てすげー美人だと思った。ちなみに髪は金髪で目はキリッとした中にも優しさを宿している。背は155cmぐらいでスラッとしていながら胸はそこそこある。

そんなことを思っているとギルドマスターが口を開いた。


「私がこのギルドのギルドマスターをしているサラ・フラリムと申します。ちなみに私はエルフですよ!」


彼女はエルフだったのか!どうりで、容姿端麗だと思ったよ。


「生瀬櫂です。よろしくお願いします。」

「それではブラックウルフのことをお聞かせいただいてもよろしいですか?」

「ああ。まずいっておくが俺は鑑定が使える。」


そう言ってから俺は今日あったことを事細かに説明した。


「なるほど。ウルフの数十倍強いブラックウルフですか。確かに脅威ですが倒したのですよね?」

「ああ、倒した。」

「じゃあ、大丈夫ですね!それで報酬の方ですが以来より難易度の高いものだったので金貨5枚と何かマジックアイテムを渡したいと思いますがどうでしょう?」

「俺はいいがそっちはそれでいいのか?」

「はい、この依頼はこちらのミスなのでそれで大丈夫ですよ!それで何が欲しいものはありますか?」

「そうだな。やっぱりたくさん入るカバンかな」

「カバンですか。それじゃあ、マジックバックですね!明日には用意できるから明日、何時でもいいから取りに来てくれる?報酬の方も明日でいいかな?」

「大丈夫です。」


報酬の話も決まったので俺は執務室を出た。必要最低限のアイテムが欲しかったが明日アイテムバックとやらを貰えるらしいので明日買いに行くことにした。

それから街に出て何をするでもなくただ街の中をブラブラしていて、夕方ぐらいになると宿に戻り夕食を食べるために食堂に行った。食堂にいた男の人に夕食2つと頼むと数分で夕食が出てきた。今日の献立は何かの肉と野菜とパンだった。ここのご飯は結構美味しいので陰月と2人で美味しく食べた。食べたあと俺達は部屋に戻った。色々あったって疲れたのですぐに寝た。


翌朝、少し遅めの朝に目が覚めて体を起こすと陰月も起きた。今日は昼から謁見があるので学制服を着て階段を降りた。食堂で朝ごはんを食べギルドに向かった。

ギルドにつくと受付嬢の一人に呼び止められた。何かと思って振り返った。


「櫂様ですよね?」

「そうですけどどうかしましたか?」

「謁見の件ですがお昼前に王城から迎えの馬車が来るそうなので昼前までにはギルドにいてくださいね。」

「分かりました。ありがとうございます」

「それと報酬の件ですが謁見から帰ってきた後でもよろしいでしょうか?」

「良いですよ」

「ありがどうございます」


そう言うと受付嬢に頭を下げられた。それから昼前まで街を見て周り、昼前にギルドに戻った。戻ってから数十分ほど待っていると執事のような服装をした人が入ってきた。


「生瀬櫂様はどちらでしょうか?」


執事服の人に呼ばれたので俺は立ち上がって返事をした。


「俺が櫂です」

「君がそうかじゃあ、王城へ行こうか。」

「はい」


返事をし止まっている馬車に乗り込み王城へ向かった。


王城についたら直ぐに謁見の間に案内され俺は入っていく。


入ったらそこにはたくさんの騎士と怯えている王女と思われる女性と王女と思われる女性の顔を見て安心している女性と顔が青ざめている男性とニヤニヤしている宰相がいた。


俺は少し違和感を持ったのでバレないように男性2人を鑑定した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前 アクト・フォン・リーグランド

年齢 43歳

種族 人間 状態 支配

レベル 20


HP 600

MP 50


攻撃 100

防御 150

俊敏 300

魔攻 40

魔防 60

運 0


能力 水魔法


称号 王

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前 オスカー 年齢 40歳

種族 人間 職業 盗賊

レベル 50


HP 1000

MP 100


攻撃 500

防御 600

俊敏 450

魔攻 90

魔防 150

運 700


能力 闇魔法 無属性魔法(支配)


称号 王を支配するもの

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


王様が盗賊に支配されているのを知って不安になって周りの騎士も鑑定してみると案の定全員盗賊だった。それを知った俺はこう思わずにはいられなかった。


この国は盗賊に支配されている国なのか!?


そう思った矢先王様が話し始めた。

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