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盗賊

すみません、一日開きました

森から出たあと道沿いに街を目指していた。魔物は本の数体現れたが難なくそれを討伐した。それから、しばらく歩いていると馬車とそれを囲む人たちを見つけた。俺はそれが盗賊であることに気がつくのに時間はかからなかった。


「助けに行くか」


と呟いて走り出した。その場所に着くまでに10秒もかからなかった。そして俺は言い放った。


「助けに来た!お前ら寄って集って1つの馬車襲って恥ずかしかしくないのか?」

「へっ、大勢で襲って物資を盗むのが俺たち盗賊の常識だろーが!」


そんな会話をしていると後ろから声がかかった。


「お願いです助けてください!お礼はしますから。」

「すぐ助けますから落ち着いていてください!」

「はい!」


そんな感じでいい返事を返してきた女性に笑顔を向けて盗賊に向き直りリーダー格と思われるやつのステータスを見た。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前 スティル 年齢 34歳

種族 人間 職業 盗賊

レベル 30


HP 1000

MP 250


攻撃 330

防御 500

俊敏 130

魔攻 180

魔防 100

運 150


能力 強奪

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


レベルは高いがHPと防御以外は全然だな。でも、陰月を守りながら盗賊と戦えるかが心配だな。


「陰月、どのぐらい戦える?」

「これぐらいの敵なら問題ない」

「じゃあ、俺は本気でやるから巻き込まれないようにしてくれ」

「分かった」


陰月にそんなことを聞いたあと、盗賊全員に聞こえる大きな声で言い放った。


「これからお前らを本気で蹂躙する!!」


そう言い切ると2本の神剣を構え、周りの下っ端盗賊に向かって走っていく。

それから秒殺で下っ端盗賊の山を築いていく。ちなみに俺は1人も殺してない。とゆうか、まだ、人を殺すことに抵抗を持っていたりする。倒した後盗賊のリーダーことスティルと向き合った。すると、スティルは笑った。


「はっはっはっ!お前強いな。だが、俺をそこの下っ端どもと一緒にするでないぞ!!」

「御託はいいからさっさとかかって来いよ!」


すると、スティルは俺に向かって剣を振り下ろしてきた。俺は、それを自分の神剣で受けた。


ガキィィィィィィィィィィン


そんな金属が擦れ合う音を立てながら戦闘が始まった。

俺は流すように相手の剣を受けながら防戦をしていた。何故なら、この世界の人の強さが知りたかったためである。ステータスは見れるがステータスだけでは正確な強さは分からないからね。そんなことを考えながら防戦をしていたがもうその必要はなくなった。こいつ全く強くない。なのでもういいと考えた。

そこからは時間はかからなかった。

その決意をしてから防戦を辞めその2本の神剣を振かえした。すると相手の剣はなんの抵抗もなく真っ2つに切れた。切った勢いのまま喉元に件を突き立てた。すると、盗賊は諦めたかのように方を落とし言った。


「俺の負けだ!煮るなり焼くなり好きにしやがれ!」

「じゃあ、この先の街の騎士団にでも突き出すか」


そのまま、無言で盗賊たちを紐で結んでいった。結び終わったあとに馬車の持ち主と思われる女性に向き合った。


「ありがとうございました。」

「どういたしまして」

「そういえば自己紹介がまだでしたね。私の名前はマリー・フォン・リーグランドです。リーグランド王国の第一王女です。このペンダントが王家に代々伝わるペンダントです。」

「よろしくお願いします。」


俺は、自称王女様の服装が全然綺麗じゃないのでステータスを確認してみた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前 アリージョ 年齢 28歳

種族 人間 職業 盗賊

レベル 40


HP 1100

MP 300


攻撃 100

防御 300

俊敏 500

魔攻 180

魔防 200

運 200


装備 王家のペンダント


能力 強奪


称号 王女の偽物

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


この人偽物なのかよ。でも、ペンダントは本物でこの人が盗賊のボスかよ。


「怖っかった、怖っかったよー!ありがとうありがどうー!」


アリージョは泣きながら抱きついてきた。

しかし、俺は警戒をやめなかった。相手が盗賊とわかっている以上気を許せなかった。でも、紳士的な対応をとった。


「もう、大丈夫ですよ盗賊は倒しました」

「本当にありがとうございました」


離れる寸前にふと笑ったような気がした。そして、離れた瞬間懐に隠していた短刀でいきなり突き刺そうとしてきた。


「ファイヤーウォール」


俺は無意識に呪文を唱えていた。唱えた瞬間アリージョとの間に炎の壁ができた。相手はビックリして固まっていたのでその間に俺は峰打ちをアリージョにお見舞いした。その峰打ちは的確にアリージョの意識を刈り取った。アリージョが持っていたペンダントはしっかり回収しておいた(会えたら返すつもり)。


盗賊との1戦を終えたあと無傷だった馬車に紐で縛った盗賊|(全員気絶中)を乗せて俺と陰月は御者の席に乗り込み馬車を走らした。


数時間、馬車で移動していたら大きな門が見えてきた。

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