デッドトレント
すみません、短いです
ゴブリンと戦ったあと俺達は森を抜けるために北へ北へと歩け続けていた。森の中ではたまにゴブリンやウルフが出てきた(ゴブリンもウルフも対してステータスは変わらない)。
そんな戦いをしていたらふと眩しい光が目に入ってくる。
(やっと森から出れるのか・・・)
俺はそんなことを考えながら光が指す方に走っていく。しかし、いくら走っても森を抜けるられない。
(森が段々広がってるのか?全然抜けられない。)
そう感じた俺は1度陰月に停止を施し自分もその場に立ち止まった。すると、周りにある木がズズズと音を立てながら動いている。しばらくすると俺達が動いてない事に気がついたかのように動きを止めた。
(もしかして、こいつら倒さないとここから出れない?)
「しょうがない、面倒臭いけどこいつら全部倒すか!でも、どうやって倒そう剣で切ったら簡単に倒せるだろうけど、魔法がある世界なんだし魔法も使ってみたい気もするしな~」
「櫂は魔法使ってみたいの?」
「ああ、魔法なんてゆう日本では絶対にありえない力があるんだぜ使ってみたいに決まってる。」
「じゃあ、教えてあげるー。魔法は自分のイメージが大事でそのイメージの強さで魔法の威力が変わるの。しかも、イメージも結果より過程をイメージする方がいいの。基本的にイメージは詠唱で補っているわ!イメージが出来たら魔力を身体に循環させたら使えるわ。」
「なるほどなるほど、イメージが出来たら使えるのか。魔力の循環は魔力制御を覚えたから出来るはずだ!」
(そいやあ、あいつらのステータス見てねーや。一応見とこう!)
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名前 トレント
種族 木人
レベル 15
HP 1000
MP 500
攻撃 850
防御 900
俊敏 50
魔攻 400
魔防 300
運 5
能力 擬態
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(なんか一際でかい奴がいるな?違いでもあんのか?)
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名前 デッドトレント
種族 木人
レベル 20
HP 1500
MP 550
攻撃 900
防御 950
俊敏 50
魔攻 450
魔防 350
運 10
能力 擬態 統率
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俺は見たステータスを陰月聞いた。
「なあ、陰月。デッドトレントってなんだ?」
「デッドトレントって言うのは木人種の上位種よ!上位種のいる場所にはそいつの下位種が群れをなしているけど上位種を倒すと群れは自然崩壊するのよ!」
「そうか。じゃあ、あのでかいヤツを倒せばいいのか!そんじゃあ、いっちょ魔法で殲滅しますか!」
(木人って言うぐらいだから火の魔法を放てば自然に燃えるだろう)
俺は、そう思い火が起こる現象を思い浮かべる。
(空気中の酸素を取り出してそこにライターで火を付けて周囲全体が燃え上がるイメージをした)
そのイメージを頭に浮かべながら魔力を体全体に流す。
(詠唱はいらないみたいだけど魔法名ぐらいは言いたいな!)
「焔」
そういった瞬間俺達の周りが火の海となっていた。それから全部燃えた所で俺は放った火を消した。消えた火の通ったには多分トレントが落としたであろう魔石が落ちていた。落ちていた魔石はほとんど中だった。その中で1つだけで一際でかい魔石があった。鑑定してみると
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魔石(大)
上位種の魔物からたまに取れるな魔石
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鑑定したあと俺は自分のステータスを確認してみた。
「ステータスオープン」
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名前 生瀬 櫂 年齢 18歳
種族 人間
レベル 30
HP 4500
MP 5000
攻撃 4000
防御 1000
俊敏 1800
魔攻 2500
魔防 900
運 300
装備 神剣デュースパーダ
神剣グラデュム
能力 二刀流 魔力制御 火属性魔法
固有能力 完全眼 武器一体 能力解放
称号 神による異世界からの転生者
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今回の殲滅だけで魔石(中)が大体20個ぐらい取れたな。見晴らしの良くなった周りを見るとそこは既に道の上だった。俺達は道に出られたことに喜びながら進んでいた方向に歩みを進んでいく。