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存在しない1つの星



「何を言っているの?」


「えっ?」

母の疑問の意図がよくわからなかった

"何を言っているの?"その質問は何に対して言っているのだろうか


その答えはすぐに返ってきた、孤独と共に


「そのご飯は、お父さんのよ?あなたの分なんてあるわけないでしょう?」


.....そうか....そうだよな


「ごめんなさい」


「ふん.....当たり前のことを言わせないでちょうだい」


「ごめんなさい」


あぁ....そうだ、いつもそうだった

なんで今日は用意してもらえると思ったのだろうか.....



そのまま、すぐに学校に行く準備をし、家を出る


コンビニでおにぎりでも買って食べればいい


.....学校行きたくないな.....


私の居場所なんてないのに....


グシャッ


あぁ.....始まった....



「あははは!見てあの後ろ姿!」


クスクス


.....まただ....


頭についたものを触る、今日は何を投げられたんだろう.....


卵......か.....


そのまま無視をして、学校に向かう


「ちょっと!」


「.....チッ」


その声を背中にして、歩いていく。

自然と歩く速度も上がる


学校に着くと、私の汚れたその姿を見て、みんなが避ける


笑っている者もいれば、巻き込まれないよう逃げる者もいる


私は.....みんなから嫌われている


いつからか、なんてわからない


理由も、わからない


でも、きっと、存在しない方が良いと、そう思われているのはわかる


私は、何かしたのだろうか....


私に関わってこなくていい、ただ独りにさせてくれればいい


....それだけなのに


それすらも叶わない


私は孤独の"ハデス"だ

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