私〜朝起きたら突然過去の私が居た〜(動画台本の原本)
※本作は、動画台本の原本をそのままコピーしております。そのため所々読みにくかったりします。
<コンコン、コンコン、コンコン>
ゆっくり魔理沙「はーい、今行きまーす」
ゆっくり旧魔理沙「貴方、だれ?」
ゆっくり魔理沙「え?」
ゆっくり魔理沙「昔の私じゃないか!」
ゆっくり旧魔理沙「あなたは、何を変な事を言っているの?」
ゆっくり魔理沙「でもなんで、、、」
ゆっくり旧魔理沙「ちょっと聞いてるの!というか、なんで人の家に勝手に入ってるのよ。あなたが、何処の誰かは分からないけど、早くこの家から出て言ってちょうだい!」
ガシ!
ゆっくり旧魔理沙「なによ!?急に肩なんか掴んで、、、」
ゆっくり魔理沙「今から言うことはあくまでも私の考えに過ぎない。だが確かな事は、お前は間違えなく過去の私であるという事だ。」
<フェイドアウト>
ゆっくり魔理沙「と、これが私の予想だ。急な話で驚くかもしれない。けど!」
ゆっくり旧魔理沙「うふ、うふふふふふふ。面白い話ね。良いわ、その話信じてあげる。」
ゆっくり魔理沙「本当か!」
ゆっくり旧魔理沙「えぇ、だってあなた話し方も私そっくりだし、よく見たら結構似てるかもって思ったしね。それで、貴方はこれからどうするの?」
ゆっくり魔理沙「とりあえず、霊夢の所へ行こうと思う。」
ゆっくり旧魔理沙「靈、夢、、、」
<フェイドアウト>
ゆっくり旧魔理沙「なぁ、本当にあんな生意気な貧乏巫女のところに行くのか?」
ゆっくり魔理沙「行くっていたら、行く!なんでお前はそんなに霊夢の事が嫌いだんだよ!」
ゆっくり旧魔理沙「だってあいつ、、、生意気だし私をを蔑むような目で見てくるし私がいくら努力しても、勝負して勝てないし笑ってくるし、、、とにかく嫌いなものは嫌いなんだ!」
ゆっくり魔理沙「あぁ、なんかあの頃の私はそんな事思ってた記憶が、、、」
ゆっくり旧魔理沙「だろ!あいつ本当にムカつくのよ。」
ゆっくり魔理沙「そっかー」
ゆっくり旧魔理沙「未来の私は、アイツとどういう関係なのよ、、、」
ゆっくり魔理沙「ん〜、親友というか家族というか恋人というか、、、」
ゆっくり旧魔理沙「はぁ!それマジで言ってるの!」
ゆっくり魔理沙「マジだ。この前だってその、、、煮物貰ったついでにキス、、とかまでしてもらったし///」
ゆっくり旧魔理沙「アァ、スイマセンヤッパリヒトチガイデシタ」
ゆっくり魔理沙「まてまて、逃げるな。元の世界に戻りたいならどちらにせよ霊夢には会っとかないと行けないんだぞ。」
ゆっくり旧魔理沙「ん、、、、、はぁ、わかったわよ。」
<博麗神社の階段を上る>
ゆっくり魔理沙「おっす!霊夢〜」
ゆっくり霊夢「あら、魔理沙。いらっしゃい!」
ゆっくり靈夢「おや、魔理沙じゃないか。また、我に倒されに来たのかのw」
ゆっくり旧魔理沙「なんだとぉ!今日こそお前を超えてみせる!いざ勝負よ!」
レイマリ「はいはい。辞めなさい。」
ゆっくり魔理沙「相手を見極めずにそうやってすぐ挑発に、乗るからいつまでも勝てないんだぜ。」
ゆっくり旧魔理沙「でもぉ、、、」
ゆっくり魔理沙「でも、じゃない。」
ゆっくり霊夢「貴方もすぐにそうやって人を小馬鹿にするような発言は辞めなさい。」
ゆっくり靈夢「じゃがぁ、、、」
ゆっくり霊夢「じゃが、じゃありません。」
レイマリ「とにかくダメなものはダメ!」
旧レイマリ「はぁい、、、」
ゆっくり霊夢「よし、じゃあお昼にしましょ。」
ゆっくり霊夢「貴方は、こっちを手伝って!」
ゆっくり靈夢「、、、」
ゆっくり霊夢「手伝ってくれたら、後でホットケーキでも焼いてあげようと思ったのになぁ〜」
ゆっくり靈夢「まずは、何をすれば良いのじゃ!」
ゆっくり霊夢「(切り替え早いわねぇこの子。まあ、過去の自分なんだけど、、、)」
<ワイワイガヤガヤ>
ゆっくり霊夢「(外がやけにさわがしいわねぇ。何やってるのかしら?)」
ゆっくり魔理沙「1回しかやらないからよーく見ておけよ!」
ゆっくり霊夢「(なにか、魔法でも、観せるのかしら?)」
ゆっくり魔理沙「マスター」
ゆっくり霊夢「ゑ?」
ゆっくり魔理沙「スパーk」
<パチン×2>
ゆっくり昨夜「ふぅ、危ないところでしたわ。」
ゆっくり霊夢「助かったわ。昨夜」
ゆっくり昨夜「いえ、ちょうどあなた宛のお手紙をお届けに上がるところでしたからむしろ、タイミングが良かったです。」
ゆっくり昨夜「あと、魔理沙」
ゆっくり魔理沙「ハイ、ナンデショウ」
ゆっくり昨夜「パチュリー様の本、さっさと返しなさいよ。今週中に返しに来なかったら貴方の家にシロアリを毎秒50匹ずつ召喚するとお嬢様とのお茶会の時に笑いながら話していましたよ。まぁ、目は笑っていませんでしたが、、、」
ゆっくり魔理沙「ハイ、カナラズカエシマス」
ゆっくり旧魔理沙「(将来の私はこうなってしまうのか、、、)」
ゆっくり昨夜「はい、これが手紙よ。ちなみに差出人は幻想郷の賢者である八雲紫の式神である八雲藍よ」
ゆっくり霊夢「なんでまたあいつが?」
ゆっくり昨夜「さぁね?私も初めは何かの間違いかと思って数回くらい聞き直したくらいよ。まぁ、読んでみれば分かるんじゃない」
<少し間を開ける>
<紫からの手紙を開ける>
ゆっくり霊夢「えっと、なになに」
ゆっくり紫「霊夢へ、元気にしているかしら?最近は顔を、ほとんど合わせられなくてごめんなさいね。で、本題なんだけどこの手紙を読んでいる頃には既に、昔の貴方と魔理沙がいると思うのだけど実はそれ、私がやっちゃいました(´>∀<`)ゝいや〜、外の世界でとあるものを手に入れようと、結界を繋いだらなんか間違えて別の世界線にある幻想郷に繋がっちゃたのよねぇwで、そこに居る貴方と魔理沙がこっちの世界にたまたま、入り込んでしまったってワケ。本当にごめんね!すぐにでもその子達を元の幻想郷に返してあげたいのだけれど、あいにく私は、今四季映姫の命令で謹慎処分中なため外に外出できません。1度スキマで外出を試みましたが呆気なく見つかり、正座10時間コースとなりました。あの、ロリ閻魔いつか必ず見返してやる!それで、その子達を返す方法なんだけd」
ゆっくり霊夢「え!肝心の方法は!?結局なにもわからずじまいのままじゃない。はぁ、、、」
ゆっくり藍「失礼するぞ。霊夢」
ゆっくり霊夢「藍!あなた式神なのに単体で居れるの?」
ゆっくり藍「いや、遠隔で一時期的に紫様から魔力を頂いているだけだ。まぁ、この方法を取ると私の出せる力も普段の半分になる上、紫様の霊力の消費も普段の倍以上となるから、最後の切り札のようなものなのだがって、そんな事はどうでも良い。紫様からの手紙はもう読んだのか?」
ゆっくり霊夢「えぇ、さっき丁度読み終えたところよ。結局、重要なあの子達を元の世界に戻す方法が分からなかったけど。てか、紫は今度は何を外の世界から仕入れようとしたわけ?」
ゆっくり藍「順を追って話そう。まず、紫様が今回外界から仕入れようとしたのは、『ガチムチ本格派♂レスリング〜ホイホイチャーハンの絆〜』という映像作品だ」
ゆっくり霊夢「ガ、チムチ、なに?」
ゆっくり藍「そして、これが一番気になっているであろう。あの子達をどうやって元の幻想郷に返してあげるかだが、まず結界の中心に行かなければならい。幸い博麗神社は結界の境目となる場所に建てられているためこれは、大丈夫だ。問題は人材と霊力。」
ゆっくり霊夢「だったらもう1人の私に頼めばいいじゃない。それだったら上手くいくでしょう。」
ゆっくり藍「本来はそうしたいところだが、生憎あの靈夢はまだ継承式を終えていない為、まだ博麗の奥義を使えないのだ。」
ゆっくり霊夢「じぁ、紫が来るのを指くわえて待ってろってこと!」
ゆっくり藍「、、、、残念だが、今の私の中で思いつく最善の策だ」
ゆっくり霊夢「、、、」
ゆっくり紫「お困りかしら?」
<あいだを開ける>
ゆっくり霊夢「紫!?あんたどうして!」
ゆっくり藍「紫様!?あと、1週間は、帰ってこないとお聞きしていたのですが!」
ゆっくり紫「驚かせてしまったようならごめんなさい。私は貴方たちの言う『別世界の幻想郷』から来た八雲紫よ。実は、さっきこちらの世界の紫から頼まれたもので、急いで確認をしに行ったら本当に2人とも居なくなってたから、急遽こちらの幻想郷へ脚を運んだって訳。って、霊夢は規模がデカすぎて何言ってるか分からない( ・∇・)みたいな顔になってるわね(笑)まぁ、とりあえずあの子達は私が持ち帰るから、藍少し手伝ってちょうだい。」
ゆっくり藍「かしこまりました。」
<少しの間を空ける>
ゆっくり紫「それじゃあね霊夢。ちょっとの間だけどうちの所の霊夢と魔理沙がお世話になったわ。今度あったらこちらの世界の紫に礼はいらない。と、伝えておいてちょうだい。それじゃあね〜」
霊夢「はぁ、なんだかんだ今日は疲れる1日だったわねぇ。まぁ、たまにはこういうのもいいのかしら。
霊夢「とりあえず魔理沙を起こさないと。」
なにも起こらない退屈な日常。だが、それもまた美しい。靈夢と魔理沙は一緒に夕ご飯の食卓を囲みながらお互いにそう思っていた。






