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どらたび~ドライブ女子の旅物語~  作者: yuuki
そうだ、海行こう
7/10

いざ、サーキット

ぐだぐだ続いておりまする~

運よく渋滞にもはまらず、高速道路を駆け抜けることができた。

とても天気も良く気分もいいので、信号で止まっている間に屋根ルーフを開けてみる。

直射日光が照りつけるが、エアコンがまぁまぁ効いているおかげで大して苦でもない。

日焼けなんて気にしちゃ負けだと思ってる。

そのまま三台体制でゆるーくドライブすること数十分。

「着いたー!」

自然を身にまとった小さいサーキット…美浜(みはま)サーキットに到着した。

地元の人たちだろうか…。ある程度車が止まっている。

「結衣、ちょっとヘルメットとってー」

水を飲んでいる湊さんが結衣さんに声をかける。

この二人、ちゃんとヘルメット持ってきていたのか…。

「はいはい」

毎度のことのようで、さっさとトランクからヘルメットを取り出す。

「あれ、結衣さんはヘルメットないんですか?」

結衣さんが取り出したヘルメットは一つだったので、疑問に思い()いてみた。

「まぁ、私は乗らないですし。適当にギャラリーしてます」

結衣さんは得意げにカメラを取り出し、目をキラつかせながら答えた。

これは、なかなかかっこいい写真を撮ってくれるのではないだろうか。

少々期待しつつ、運転組は走行の申し込みに向かった。


同じ時間の走行枠も取れたので、さっそく皆で準備を始めた。

何気(なにげ)に湊さんのシルビアが四点シートベルトを取り付けれることにはとても驚いた。

湊さん曰く

「父も走る人なので。元走り屋だとかなんとか」

らしい。そりゃあいいチューニングがされていることだろう。

結衣さんもなかなかいいカメラを持っているようで、

「私、昔から写真が結構好きなんですよ!ばっちり撮りますよ!」

とのことで、下手な走りを見せられないな…と気が引き締まった。

私は特にすることもなく、すぐに準備が終わってしまったため、グローブを付けて感覚を確かめている加奈さんに声をかけた。

「加奈さんってここよく来るんですか?」

美浜サーキットを行き先に指定したのは加奈さんだし、妙に受付も手馴れている様子だったので、訊いてみた。

「んー、月に一回とか…は来ますかねー」

まさか、加奈さんがサーキット通いだったなんて。ちょっと想像がつかない。

スープラMTに乗っている時点であれだが。

「結構通ってるんですね。じゃあ、走りを教えてくださいよ!」

「えぇ!わ、私なんかの走りなんて…」

加奈さんが顔の前で手を振る。

わたわたしている様子も正直可愛いと思ってしまう。

しかしあまりいじめるのもどうかと思ったので、話を変えてみる。

「そういえば、加奈さんのヘルメット。可愛くないですか?」

「え?」

加奈さんが取り出したヘルメットは水色の花模様がちりばめられているデザインだった。

清楚感があふれ出ている。私の中の加奈さんのイメージ通りだ。

「これ、いいデザインですよね!もう廃番になっちゃってて…」

やはり、私たちはなかなか趣味が合うのではないか。

かくいう私のヘルメットは、レンタルの真っ白いやつだ。

家にも特にヘルメットなんてないからどうしようもないが。

「私なんてサーキットとか行かないから、ヘルメット一つも持ってないですよ」

「バイクとかも乗らないんですか?」

「父は乗ってたんですけど、私は乗らないですね」

私達がヘルメットトークを繰り広げていると、ヘルメットを抱えた湊さんとカメラを構えた結衣さんが近づいてきた。

「お二人は準備もう終わりました?」

湊さんが声をかけてくる。私も加奈さんも準備万端なので、

「終わりましたよ」

と、返答する。

すると、結衣さんも

「えまって?加奈さんのヘルメットめっちゃ可愛い!」

と、加奈さんの花柄ヘルメットに食いついた。

ちらっと湊さんのヘルメットを見ると、赤のラインが入っているスタイリッシュなヘルメットだった。

なかなかかっこいいデザインで、私としては結構好きだ。

「そういえば、麻衣さんさっき屋根開けてましたよね!」

結衣さんが話をこちらに振ってくる。さっきのドライブでのロードスターのことだろう。

「天気も良かったので、開けてみちゃいました」

「オープンカーにできるものロードスターの魅力だよなぁ…」

湊さんがうんうんと首を縦に振りながら言った。

「日焼けだけちょっと怖い気もするけど…」

加奈さんが長袖越しに腕をさすりながら呟いた。美容意識も高いのか…。

「加奈さん、オープンカー乗りが日焼けを気にしちゃ負けですよ」

四人でわいわいしていると、走行枠の時間が近づいてきたので、各々車に向かった。


走行順は腕前順と言うことで、加奈さん、湊さん、私の順となった。

一周目(アウトラップ)はタイヤを温めつつ、コースを確認。二周目から本格的にアタックしようという話になっている。

提案者は湊さんと加奈さんだが、その後詳しいの話は一切ついていけなかったので、何も理解できていない。

何気に愛車でサーキットを走るのは初めてだ。少し緊張する。

特に、事故らないかだけだ心配だ。

時間になったらしく、先頭の加奈さんが走りだす。次いで、湊さん。

遅れてはならぬと私も発進し、負けじと二人について走った。

なんだかんだとサーキットに到着し、走行開始です!

と言っても、車関係はあまり書き込まない!と決めているので、サーキット走行についてはまともに書かないと思っていただければ…。

さて、前回の投稿からめちゃくちゃんこ間が空いてしまいましたが!ぐだぐだ続いています!

ぜひともゆっくりついてきていただければ幸いです!

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