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顔の分からない殺人鬼  作者: 瑠璃唐草
2/2

お前は誰だ。

 そこには背中から血が滲み出ており服は大きな穴が開いていたお婆さんがおり、私と同じぐらいの背丈の人が黒ずくめの服を着てその手には血塗られたナイフ?包丁?を持っていた。

 隣には泣き叫んでいるお爺さんが、


 やめ、やめてくれ、助け、


と、声を出していた。 

 私はすぐさま携帯を取り出していた。そして119番を押していた。犯人と思わしき人はその場からすぐさま逃げ出し、私は携帯を爺さんに渡し追いかけていた。無我夢中で追いかけた。そうすると今は廃墟と化している一軒家に入っていくのが見えた。そのまま入ろうかと思ったが色々な考えが過ぎってしまった。



 無事犯人が捕まえることが出来、一躍有名になる。


 犯人が一枚上手で親より先に墓に入ってしまう。


  


 どちらかというと悪い考えの方が上回り近くにあった木の棒を護身用に持ち玄関から一歩、一歩と慎重に歩いていき、突き当りの部屋だけ扉が開いており違和感を覚えた、私はそのまま扉が開いたままの部屋に入ってしまった。


そうすると後ろ向きの犯罪者が


 


 こうも仕留め損ねるとは思わなかったよ。


 君に興味を持っちゃったよ。




 “お前は誰だ“と問うと




犯罪者が血塗られたナイフをわざと落とし私が目線をナイフに向けた瞬間、私の方に向いた。その時の恐怖で私は腰を下ろしてしまった。あの時は一瞬人ならざる者だと思い目を疑ってしまった。そこには目が真っ黒で頬は老婆の様に垂れ落ち異様な顔をしていた。私が腰を抜かしていると窓から犯罪者は去って行ってしまった。




 呆然としているが頭の中で確信があった。”次の標的は私である”と…


 

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