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異世界対魔戦記  作者: 長山宏隆
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第14章 料理人インゴ

   第14章 料理人インゴ


「お暇させていただきます」


 スサノハンクは、そう言って、アンナと共に部屋から外に出ると、先代たちのいる居間のドアを静かに閉めた。


 さすがにアンナも、先代たちとの会話に口を挟むことはできなかったのか、黙ってスサノハンクの後ろに控えているだけだった。


「ま、待った」


 その途端、ドア越しに前公爵の悲痛な叫び声が聞こえてきた。


 スサノハンクとの話が付いたことで、先代たちはB&W、ビューの対戦を再開したようだった。


 どちらも負けず嫌いだったが、前公爵スサノホルガーは、勝負の勝ち負けそのものにとことんこだわるのに対し、前館長アマルデニスは、勝ち負けは時の運と割り切り、何故負けたか、何故勝てたか。その戦術戦略にとことんこだわり次の勝負に活かそうとするタイプだった。前公爵は、カリスマ性を持った司令官タイプ。前館長は。参謀タイプといえた。勿論、負けず嫌いの前公爵も、全く戦術戦略を勉強しないわけではなかったが、これも、どうしても勝てぬ前公爵が、苦肉の策として前館長にならったからに他ならなかった。性格的に前公爵は、ボードゲームとはいえ手を抜くことを許さなかったのだ。最近では、かなりいい勝負をするようになってきたらしいが、それでも、戦術戦略を考えることを趣味のとして、時間さえあれば瞑目して熟考考察する前館長にまだまだ一日の長があった。


 『待った』を掛けるのは、決まって前公爵の方であった。


「はて、前回の勝負で、今回だけと言っていたはずじゃが」


 前館長ののんびりとした声が、聞こえてきた。


「本当に今回だけじゃ」


 前公爵が、慌てたように言った。


「前回も、今回だけと言ったような気がするが」


 前公爵と前館長のいつもの言い争いが始まったようだった。


 戦績は、前館長が圧倒していたが、それでも、次こそはと挑みかかる前公爵。端から見ると口論しているような状況も、スサノハンクには、当人同士が楽しんでいる。もしくは、じゃれ合っているようにしかみえなかった。それが分かっているからだろう、家人たちも、この諍いを仲裁しようとする者は誰もいなかった。なんだかんだと言っても、仲のいい二人だった。


「どちらも負けず嫌いですからね」


 アンナが、笑いを堪えながら言った。


「なんだかんだと言いながらも、あれがストレス発散になってるんだろうからいんじゃないの」


 スサノハンクは、またかというようにフッと笑みを漏らすとその場を離れた。


「若様ちょっといいですか」


 スサノハンクは、誰かに声を掛けられた。右に曲がればエントランス、左に曲がれば食堂に続くという廊下がT字状になったところでのことだった。


 スサノハンクは、右折してエントランスに向おうとしていたが、声は、左側、食堂に続く廊下側から聞こえてきた。


「何事ですか」


 アンナが、スサノハンクを守るよう半歩前に出た。


「インゴじゃないか」


 スサノハンクは、声のした方に顔を向けて言った。


 そこには、厳つい顔つきをした全身筋肉塊のような偉丈夫が立っていた。前館長付の料理人インゴだった。前館長が引退するに伴って、インゴも錬武館の料理人を辞め、前館長付の料理人として公爵邸に移ってきたのだった。わざわざ、前館長が、自分の引退に伴い錬武館から引き抜いてきたのだ。見かけによらず料理の腕は確かなのだろう。


「今、御時間よろしいでしょうか」


 インゴは、キョロキョロとあたりをうかがうようにしながら言った。


「突然、無礼であろう」


 アンナが、目を細め警戒するように言った。


「大丈夫だよ」


 スサノハンクは、アンナを制するように、一歩前に出てその横に並んだ。


「僕はいいけど、もうじき昼ご飯だよね」


 スサノハンクは、先代たちのいる居間の方にチラッと視線を向けた。


 それだけ料理というのは力仕事でもあるのだろうが、スサノハンクとしては、筋肉ダルマのようなインゴとはあまり関わりを持ちたくなかった。


『大おじいさまたちの昼ご飯の用意で、これから忙しくなるんじゃないの』


 スサノハンクは、そんな意味を込めてインゴに聞いたのだった。


「でも、あの分なら……」


 インゴも、居間の方に視線を向けながら言った。


「そんな杓子定規なことばかり言っておらんで、もっと物事に柔軟に対応したらどうじゃ」


「そうやっていつも約束事を一方的に反故するのは其方ではないか。其方でなければ、柔軟に対応することも考えようが」


「反故になどしておらんわ。ちょっと、変更してくれと言ってるだけじゃ」


「それを反故するというんじゃ」


「反故ではないと言っておるであろう」


 先代たちの議論は、まだまだ続きそうだった。


「昼ご飯は、もうちょっと後になりそうだね」


 スサノハンクは、やれやれというようにハーッとため息を付いた。


 こうなれば、あーでも無いこうでも無いと、取り留めのない議論が、後三十分ぐらい続くのが常だった。


「ちょっと見ていただきたいものがあるのですが、厨房までご足労いただいてもよろしいでしょうか」


 インゴは、遠慮がちに言った。


 めったに侯爵邸に足を運ばぬスサノハンクがやってきたのだ。インゴは、この機会を逃しては次がいつになるか分からない。何としても、この機会を生かしたいと考えたのだろう。


「いいよ」


 自分も、本邸に戻れば、昼食の用意が調っているはずだったが、珍しくインゴに誘われたのだ。あっちは少しぐらい待たせてもいいだろう。と考え、スサノハンクは、インゴの後に続いた。


 まだ子供とはいえスサノハンクも、主家の一族に名を連ねる人間。インゴが、丁重に接するのは当然であったが、スサノハンクのことは、先代たちが侯爵館で面倒を見ていた幼小の頃より知っていた。丁重な態度はとっていたが、『まだ、ガキじゃねえか』。インゴの慇懃な態度の奥底には、そんな蔑みの感情も宿していた。戦うことを生業とせず、貴族でもないインゴには、優秀だといわれるスサノハンクの何が凄いのか全く分かっていなかったのだ。


 それが、先日行われた簡単な勝負を境に、その態度は尊敬が入り交じったものに変わった。


『こ、この人は、何者なんだ』


 スサノハンクが持つ不思議な知識に、インゴが白旗を上げざるを得なかった結果だった。


 今回、インゴが、スサノハンクを厨房に誘ったのも、その勝負に関連してのことだろう。そうスサノハンクは予想していた。


「今日は、面白いことに気が付きましたので、是非とも、若様のご意見を聞かせていただきたいと思いまして」


 インゴは、そう言いながら、厨房へと入って行った。


「厨房になど入る必要はありません」


 アンナが、スサノハンクの肩に手を掛け厨房の中に入るのを止めた。


 インゴが、スサノハンクをどこに案内しようとしているのかは分からなかったが、中庭のベンチかどこかだろうと思っていた。まさか、いくら子供とはいえ、当主一族のスサノハンクを厨房に案内するとは思っていなかった。公爵家直系の嫡男が、厨房になど入るものではない。アンナは、そう判断したのだった。


「インゴが、どんなものを見せてくれるのか楽しみじゃない」


 スサノハンクは、そう言って、アンナの手を肩から優しく外した。


「しかし……」


 アンナも、何故インゴがスサノハンクを厨房に連れてきたか察していた。それだけに、警戒心が強まっていたのだった。


「インゴは、アンナが心配するようなことは何もしないよ」


 スサノハンクは、そう言って、厨房の中に入って行った。


「面白いことって、どんなこと?」


 スサノハンクも、インゴに聞いた。


「これです」


 インゴは、御櫃の前に進むと、その蓋を開けた。


 その途端、フワッと白い湯気が御櫃の中からその上に広がっていった。炊き立てのご飯を移したばかりなのは明らかだった


「ご飯だよね」


スサノハンクが予想した通り、この間の勝負に関連したことであるのは間違いなさそうだったが、インゴが、何を意図してスサノハンクを御櫃の前に連れてきたのか。スサノハンクには、その真意がイマイチ分からずやや狼狽した。


 スサノハンクが、以前、インコとしたのは御握り勝負だった。


「今日はお天気もいいし、ピクニックみたいに、お外でお弁当を食べたいみたいですね」


 アマルフィーネが、辺りの景色を見渡しながら言った。


 そのアマルフィーネの一言が、全ての始まりだった。


 そこは、公爵邸の庭だった。庭と言っても侯爵や領主の住む敷地内に作られた庭だ。ただの庭であるはずが無かった。鬱蒼とした林、半径数十メートルはあろうかという人工池、刈り込んだ草に覆われた広々とした芝生、こんもり花が咲き乱れる花壇、主に薬草を栽培するための菜園、ゆったりと御茶会もできそうなガゼボ(西洋風東屋)と、色々な光景が広がる広大なものだった。


 その庭を、スサノハンクは、妹アマルフィーネにせがまれ一緒に散歩しているところだった。その後ろには、アンナとアマルフィーネの専属メイドが従っていた。


 季節的にも、夏の暑さが一段落し、高い空が青く見えるこの頃。秋を迎え、庭を散歩するには絶好の季節だった。


 邸宅内の庭だからそれですんでいたが、邸宅の外に出るために、二人は、いちいち護衛を引き連れていかねばならなかった。そのためには、専属メイドに従士と時間を調整してもらったり、馬車の手配が必要ならそれも調整してもらったりしなければならないし、馬車で行くなら従士の乗る馬も手配してもらわなければならなかった。大人たちの都合もあり、幼い子供が、出かけたいと思った時に気軽に出かけられる環境ではなかった。


「それでは参りましょうか」


 外に出たいと意向を伝え、許可が下りるまで数日かかる、なんてことは普通だった。


『な、何だっけ?』


 幼い子供のことだ。外出許可が下りた頃には、自分が外出したいと言ったことなど、奇麗さっぱり忘れているなんてことも稀ではなかった。


「町に行きたいとおしゃっていましたよね」


 メイドたちにそう言われ、『そうだった』と自分が数日前に言ったことを慌てて思い出す。そんなこともしばしばあった。だが、その頃には、外出したいという気持ちはすっかり失せてしまい、家で遊んでいたいとい。そういう心境になっていたが、折角手配してくれたのだ。「行きたくない」とも言えず、渋々出かけていく。


 そんなことが続けば、外に出たいなどという気持ちは萎えていってしまう。


 そんな二人にとって、やりたい時に直ぐに実行できる庭の散策は、丁度良い気晴らしだった。


「たまには、外で食べるのもいいかもね」


 スサノハンクも、アマルフィーネに同意した。


「でも、……」


 スサノハンクは、本邸の方にチラッと視線を送った。今日は厨房が急の来客、財務大臣の来訪で、てんてこ舞の忙しさであることを思い出したのだ。どうしたものかと、スサノハンクの顔は、徐々に曇っていった。


「そうですよね」


 アマルフィーネも、そのことを思い出したのか、ガッカリしたように俯いた。


 二人は、それもあって、ピリピリ緊張感漂う邸から逃げ出してきた。この散歩には、そういう側面もあったのだった。


「それでは、こうしてはいかがでしょうか」


 アンナが、拳でポンと手を叩いた。何か、思いついたのだろう。


 スサノハンクは、期待を込めた瞳をアンナに向けた。


「ここなら侯爵邸にも近いですし、インゴに頼んでみてはいかがでしょうか」


 アンナが、どうでしょうかというように顔を輝かせながら言った。


「なるほど。その手があったか」


 スサノハンクは、相槌を打つように頷いた。


「インゴって、誰ですか」


 スサノハンクやアマルフィーネが、錬武館に通う頃には、前館長のスサノホルガーは既に引退しており、インゴも、錬武館からここ領都プラムスの侯爵邸へと活動の場を移していた。アマルフィーネは、インゴと全く面識が無かったのだ。スサノハンクも、錬心舘でインゴに会ったこと無かったが、侯爵邸で曾祖父たちに面倒を見てもらっていた関係で、食事の世話をしてくれるインゴの名前と顔だけは辛うじて知っていた。


「スサノホルガー様付きの料理人でございます」


 アンナが、アマルフィーネに説明した。


「大おじい様付きの料理人なら間違いないですよね」


 そう言いながら、アマルフィーネは、スサノハンクの方に向き直った。


「私も、インゴに、お弁当をお願いしたいですわ」


 アマルフィーネは、スサノハンクの顔を見上げる様に言った。


「そ、そうしようか」


 『天使の笑顔』は最強である。アマルフィーネの嬉しそうな顔をみると、どう考えても、その意見に賛同するとい選択肢しかあり得なかった。『インゴの都合もあるだろうから』『大おじい様付きの料理人だから、まず、大おじい様の了承を得てからにしようよ』とか、いつもなら当然口にしているであろう正論は、スサノハンクの頭の中から消え去っていた。


『フィーネの好きなようにさせてあげたい』


 アマルハンクの頭の中は、そんな考えで満たされていた。今は、ただ妹大好きの馬鹿兄になっていた。


「じゃあ、アンナにお願いしていいかな」


 アマルハンクは、アンナにインゴに頼んできてくれるよう頼んだ。


「かしこまりました。それでは、ガゼボのところにお持ちしておきます」


 アンナは、そう言って、一礼すると侯爵邸の方に歩いて行った。


 それから二人は、花壇を見たり、馬場で馬の調教を見学したりして過ごした。


「お腹が空いてきましたわ。そろそろ、お昼じゃありませんか」


 アマルフィーネが、そう言い出したので、二人、アマルフィーネ付きのメイドも含めると三人だが、二人はガゼボ(東屋)に向った。


「いかがでしたか」


 ガゼボでは、アンナが待っていた。


「花壇では、フリージアやアネモネ、シクラメンなどが咲き乱れて奇麗でした」


 アマルフィーネは、ガゼボの中に設けられたテーブル席に腰掛けながら言った。


 テーブルの上には、アンナが運んできた御弁当の箱が並べられていた。


「馬も見たよね」


 スサノハンクも、席に着いた。


「お兄様、乗馬の訓練はどうですか」


 アマルフィーネが、テーブルに両肘を突いて、身を乗り出すようにして聞いた。


「まあ順調かな」


 スサノハンクは、いいだろというように、胸を張って言った。


 乗馬の練習自体は以前から始めていたが、この国にポニーがいなかった。子供たちは、調馬索(馬の調教につかう長い平打ちの紐)を使っての訓練や先生に縦列で馬場を先導してもらっての訓練(馬は前の馬に付いていく習性がある)が主で、本格的に一人で乗って乗馬の訓練を受け始めたのはここ一・二年のことだった。


 剣や体術、乗馬で体幹は鍛えられていたので、騎座(鞍と接する坐骨)で馬を御すこと、体で馬の反動を抜くこと(馬が駆け足や駿足して馬体が上下に大きく揺れても、お尻が鞍から離れないようにする技術)はこなすことが出来ていたが、ある程度の年齢になるまでは体が小さすぎて、脚(馬に乗る人の足)をうまく使うことができなかった。馬を真っ直ぐ誘導するには、どうしても脚が必要となることがあった。


 アマルフィーネもプフェルトナァ家の人間。女の子でありながら横座りではなく、馬を跨いでの乗馬を習っていたが、まだ、身長が低く本格的な乗馬訓練をすることができなかった。


 アマルフィーネは、口を尖らせ、自分が本格的に乗馬を教えてもらえないことが不服そうそうだった。


『いいな』あるいは『ズルいな』というような視線を、アマルフィーネはスサノハンクに向けていた。


「フィーネも、もうじき一人で乗せてもらえるよ」


 スサノハンクは、アマルフィーネを慰めるように言った。


「ホント」


 アマルフィーネは、嬉しそうにパッと顔を輝かせた。


「失礼します」


 アンナが、斜め後方からスサノハンクの前に食器を並べた。


 二人のメイドは、箱の蓋を開けたり食器を並べたりして、いそいそとスサノハンクとアマルフィーネの昼食の準備をしていた。


『御握りか』


 スサノハンクは、箱の中を覗き込みながら嬉しそうに、そう心の中で呟いた。


「こちらの中身は、薄切り牛肉のワイン煮込み。こちらは、ホーンラビットの焼いた胸肉を細切れにしたものが入っています」


 アンナが、スサノハンクの前の皿に御握りを盛り付け終わると、中身を説明してくれた。


「おいしそうだな」


 スサノハンクは、牛肉入りの御握りを素手で掴み上げると、それを目の前にかざした。


「ちょっ、ちょっとお待ちください」


 アンナが、御握りに齧り付こうとしていたスサノハンクの手を止めた。


「折角、ご用意させていただいたのですから、カトラリーを使ってお召し上がりください」


 アンナが、横目で睨むようにスサノハンクに言った。


 御握りは、ノリやラップのよう手を汚さないよう食べられるようなものに覆われていなかった。代わりに、御握りを載せた皿の脇には、アンナが用意してくれたナイフやフォーク等のカトラリーセットが並べられていた。


 折角、簡単に外で食べられるように御握りにしてもらったのに、カトラリーを使って食べるのでは、ハイキングの醍醐味は半減してしまう。


「折角、ハイキング気分で食べようと作ってもらったんだ。このままで食べたほうがハイキングらしいだろ」


 スサノハンクは、手掴みのまま御握りを口に運んだ。


「スサノハンク様……」


 アンナが、不作法を咎めるようにスサノハンクに声を掛けた。


「私も、そうしますわ」


 アマルフィーネも、スサノハンクに倣い手掴みで御握りを持ち上げた。


「いけません。お嬢さま。そんな淑女にあるまじき行為」


 アマルフィーネ付きのメイドも、金切り声を上げた。


「まあいいじゃ……」


 アマルフィーネを擁護しようとしたスサノハンクだったが、御握りにパクッと一口齧り付いた瞬間絶句した。


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