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俺のイキザマ  作者: 新条シンドローム
3/5

古本屋の抵抗

俺は部活の後に古本屋に寄った。今日も部活の練習の憂さ晴らしに万引きをしようと思っている。店に入ろうと思ったら、入り口に「万引きは犯罪です。」という張り紙が張っていた。俺は心臓がドキッとした。まさかバレてしまったのだろうか、警察に捕まってしまうのだろうか、と。心配しつつも店に入った。俺はある変化に気づいた。入り口に防犯ゲートが置いてあることに。明らかに店で万引きが起きていることを知られているのを確信した。問題はどうやって店を出るかだ。防犯ゲートの仕組みはよくわからないが、レジに通していない商品を持ったままそこを通るとブザーが鳴ることはわかっている。店の本には値段の書いたシールだけ貼っているから多分そのシールにチップが埋め込まれているのであろうと思い、俺は本を店の死角に持って行き、そこで、張られていたシールを捨てた。そして本をカバンに入れ、店を出た。少しドキドキしたが、防犯ゲートは鳴らなかった。やはりあのシールに仕込んでいたのだな。しかし短時間でよくあんな大量の本に仕込めたものだな。俺をあんな防犯ゲートごときで捕まえられるかよw

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