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俺のイキザマ  作者: 新条シンドローム
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放課後の俺

放課後になった。俺は陽キャだが合唱部に入っている。最初はサッカー部とかに入ろうかなって思っていたのだが、練習がキツそうだったし、歌ならカラオケとかで90点台取れるし練習しなくていいかなって思ったからだ。俺は音楽室へ向かった。


「ちわ~っす」

『おそいぞ、ねるやのー』

「すんませーん」


俺は「ねるやの」というあだ名で呼ばれている。部活の休憩時間にねるねるねるねるねをしてたからだとは思うが、もう少しいい名前なかったのだろうか。


いつものように一番最後に音楽室に入り、体幹とストレッチをする。入部当時はまさか文化部ごときがそんなことをするとは思ってもいなかった。


「いててててて…(チラッ」


俺は長座体前屈をするフリをして、バレないように周りをうかがっている。俺は体が固いし、なにより練習が嫌いだ。歌う練習ならまだいいとして、歌う前のこの体幹とストレッチに意味あるのかよw


「おいねるやのー、ちゃんとやれやー」


同級生の、丸眼鏡をかけていて白髪が多く、皆には「しんちゃん」と呼ばれているマジメくんにバレて注意されてしまった。しんちゃんにはこの前も、「咳をするときには手で押さえろ」「人の話をしっかり聞け」等説教ばかりしてくる。細かいことばかり気にしてると陰キャになるぞ~と思いつつ適当に返事をしておいた。無駄な事なのに真面目にして何か特になることはあるだろうか。俺みたいに無駄な練習をサボってやるほうがよっぽど効率がいいのになw

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