表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺のイキザマ  作者: 新条シンドローム
1/5

人生

「へっ ちょろいな」


俺、矢野剛は学校帰りに近所の古本屋で万引きを繰り返している。ここの古本屋は防犯カメラはあるが死角がいくつかあって、そこで商品をパクってる。だから足がつかないってワケ。こんな完全犯罪を思いつくのは地元の進学校に通っている俺くらいだろう。


翌日、俺はいつものように学校で昨日の万引きを自慢した。


「みんなオッハー」

『…おはよう』

「俺昨日も万引きしてきたわw余裕過ぎワロタw」

『またやったのかよ…いつかバレるよそれ』

「バレないようにカメラの死角でヤってんだから大丈夫大丈夫w」

『バレたら即退学だから気をつけとけよー』

「おぅ」


まぁもし何かあったらいつも予習やら読書やらしてる陰キャに冤罪をかけてやろうと思っている。いくら進学校だからといって予習はキモすぎだろw


「あいつまた…」

「やばいよな…」


何処かから聞こえる俺の噂。俺くらいの陽キャになると自分の話でもちきりになって大変だなw人生の勝ち組だわこれはw


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ