法武具/法廷旅団
法廷戦に発展るのは、コレで何度目か……
自分の事件以外にも、裁判ボランティア軍の軍旗を勃ち上げて、
他人の案件にまで短い首を突っ込んでるから、数が、すぐに思い出せない。
そもそも。
法とゆー武器や、法が練り込まれた武具、
法効果のある魔法や呪術みたいなモンに、最初に興味を……
いや、逆か。
最初は、ソレらに頼らざるを得なくて調べ始めたんだ。
んで。調べれば調べる程、奥深く……いや、その刻は奥深く感じて。
興味を持って、色々調べて。で、飽きた。もう飽きた。飽きました。
世間の野郎どもは馬鹿だから、自分の頭で考えず、テキトーに
「物事は3年」などと勝手な事をホザいて来るが。まさに他人事。
私は、諺呪文が嫌いだ。大嫌い。
発し手が、自分の頭で考えてないトコも嫌いだし、
何か善いコト、名言めいたコト言ってやったゾ感のドヤ顔と
ドヤ精神が大嫌い。
「石の上にも3年」などとテキトーな事ホザかれたら、
「光陰矢の如し!」と叫んで一喝、相手術者へ向かって
逆の意味の諺を弾き返して、カウンター・ダメージぶちカマそう。
モノに対しても、人に対しても、出来事も、
基本知識と全体像を把握するのに、半年~1年、
自分の技量技能がアガった気がして愉しめるのが1年目~2年目だ。
合計で2年アリャ充分だろ。
何が充分かってぇーと。
高スキルに成るのに2年で充分って言ってるんじゃなくて、自分自身がソノ分野を
「好きか?」「嫌いか?」「向いてるか?」「向いてないか?」
「ムケてるか?」「ムケてないか?」を実践と実戦を通して把握、判別、理解し、
本当にヤリたい事に巡り逢えるのに、2年は掛かる。巡り逢い宇宙。
で、実際に2年経過って気付いたのは、他の目的が出来たコト。
おもい知って痛感したのは、私は飽きっぽく、法律が好きでもなければ、
人助けにも、ボランのティアにも向いて無ぇってコト。
つーか、本当の私は、他者嫌いだった。
法廷旅団も解散する。か、抜ける。