私が第三者視点の章を読み飛ばす理由
なろうの小説では、ときどき主人公視点の話に、第三者視点の章が挿入されることがあります。
これが私は嫌いで嫌いで……
なぜって、主人公以外の意思が未確定であるがゆえに、どうなるのか続きか気になる状態であったのに、一気にストーリーが確定してしまうからです。
もちろん、小説の種類によってはオッケーですよ。イチャラブの小説ではイチャラブ以外の展開はあり得ないので、相手視線でもイチャラブであるのは、想像の範囲内ですし、害は無いです。まあ、益も無いと思うのですが……
なんというか、相手の思いを確定させて安心して読者に読ませたいという作者の思いやりなんですかね……
ただ、普通の小説の場合は勘弁して欲しいなあ、と。
たとえば、古くから執事をやっている男がいて、主人公視点では、何を考えているのか分からない謎めいた男と描写されている登場人物がですよ、突然ある章で語り出しちゃう訳ですよ。しかも結構普通だったりしたらもう。
今までのドキドキはなんだったんですかorz
謎めいたのカケラも残っていませんが、今後の展開どうすんですか!
と、私が編集者だったら、作者を問い詰めたくなりますね。
まあ、お互いのすれ違いを表現したいとか、どうしても展開上必要なんだとか、作者側にも言い分があるとは思いますが、できれば避けて欲しいです。