表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【SW2.0】虹夢亭【キャンペーンリプレイ】  作者: 赤星
10話「獣、吠える前に」
79/87

【シーン3:本命はどこだ!?】

GM:モモさんたちは道中聞き耳判定が発生した分かれ道ですがあなたたちには特にありません。何も違和感を感じることなく左の道を急ぎます

ユキ:ラニキの頭にくっついて現れよう

ラファール:ひょっこり

GM:で、ユキさんたちはモモさんらが魔法陣の解除に悪戦苦闘している所に到着。合流です

モモ:「あ、噂をすれば」

ユキ:「やぁ、さっきぶり」

ヴェリタ:「みんな無事!?」

ラファール:「そっちは大丈夫そうか?」

アーデルフ:「こっちは大丈夫!」

モモ:「おかげさまで。そっちも大きな怪我はないようで何よりだよ」

ラファール:「よし、とりあえずこっちの二つは首尾よく言った感じだな」

モモ:「あとはレジィがうまくやってくれているはずだけど……」

GM:一先ずの目標であった魔法陣の解除に成功したあなたたち。次はどうしますか?

ラファール:とりあえずレジィさんと合流?

ヴェリタ:ですかね

ユキ:ラニキの頭の上で今回の一件について整理しておこう

ラファール:「レジィさんの方は上手くいってるだろうか、ってユキいつまでそこにいるんだ……」

ユキ:「居心地がよくてつい」

アーデルフ:レジィさんと合流かなあ。モモ殿のMPが気になるけど

ラファール:してる猶予あるかな?

モモ:5点石1個残ってるのでまあ最低限は……

GM:ではポイント3に移動しますか?

ラファール:移動しよう、P3のほうがうまくいってるか心配でもある

GM:ではあなたたちはポイント3へと移動します

GM:仄暗い通路を【ライト】の明かりを頼りに駆け、辿り着いたポイント3

GM:そこでは数体の蛮族が伸びており、魔法陣の明かりはきっちりと絶えています。ですが、レジィの姿は見当たりませんね

ラファール:ありゃ

アーデルフ:「レジィ! ……あれ、いない」

ユキ:その蛮族の状態に目星したいです

GM:え、うーん。目星と言っても、まぁ魔法で打ち倒されたんだろうなって感じです。衝撃属性系の魔法っぽいですね

ユキ:「衝撃属性の魔法のようだね。モモ、神聖魔法で衝撃属性のものに心当たりはあるかい?」

モモ:「というか、神聖魔法で攻撃できるものはほとんどが衝撃によるものだよ」

ユキ:「そうか。何か隠し玉でも持っているんじゃないかと思ったが杞憂だったね」

ヴェリタ:「魔法陣は止まっているようですが……」

アーデルフ:レジィさんらしき足跡とか見当たらないかな?

GM:そうですね、足跡を探して周囲を見渡すなら、壁にナイフで打ち付けられた羊皮紙を見つけます

アーデルフ:「うーん……あ、これなんだろ」 羊皮紙拾ってみよう。デルフくんでも読めるかな

GM:交易共通語ですね

アーデルフ:あとは難しい言葉が使われてなければいけるな! 読んでみましょう

ヴェリタ:「デルフ君? なにかあった?」

アーデルフ:「ん、これ。置き書きじゃないかな」

GM:走り書きのような筆跡で、『ごめん、本命はこれじゃなかった。別にある。探して』 と書いてあります

アーデルフ:上の置き書き内容を共有するぞ

ユキ:「別……」 拾ったメモについいても共有しよう

モモ:「ほかに何かしかけがあるってことかな。いままで行った小部屋はそれらしいものがなかったと思ったけど」

ユキ:「このメモには魔方陣の構成が書かれてる。これを使えばもっと楽に仕事ができるだろう」

モモ:「双頭の蛇の巡回か。わたしたちが聞いた変な音もそれだったのかな。ね、アーデルフ」

アーデルフ:「あ、たしかにそうかも。まだあのヘビはあそこにいるのかなあ」

モモ:「ふむふむ……これ、さっき解除するときに知っておきたかったなあ」 おじさんからのメモ見つつ

GM:レジィの向かった先については、うーむ。探索判定と思ったが元より目に見える道は二つしかないのだよな。注視すれば、少なくともあなたたちが来た上からの道には向かって行ってるそれっぽい足跡はなさそうだと思います

アーデルフ:6エリアに行ったって感じですかねえ

モモ:19に戻るか7に行くか、かな

アーデルフ:「そういや、あのヘビがいる分かれ道の先はまだしらべてないよね」

モモ:「そうだね。ラファールたちは何か見た? 通り道だったけど」

ユキ:魔方陣の構成のメモから魔方陣の必要な配置を割り出したりできないかな?

GM:うーん、そうだなぁ。真語or操霊+知力Bで目標値18でなんかわかるかもしれない

ユキ:2d+5+6 できるこ SwordWorld2.0 : (2D6+5+6) → 7[1,6]+5+6 → 18

ユキ:できるおじさんだぞ!

GM:OK、では、あなたたちが解除した3つの魔法陣による補助は、立体的に構築することで最も効果を発揮するだろうと推測できます。3つの魔法陣の中央上部、そこに本命がある可能性が高いでしょう

ユキ:「……立体だ! 上か下、あるいは両方にそれがあるかもしれない。そこが本丸だ急ぐぞ!」

アーデルフ:「ええっとそれはどこ!?」

ユキ:「私たちがここに入ってきたときの穴の近くかもしれない。あるいは動物たちが隔離されていたところ!」

モモ:「なるほど、急いで戻ろう!」

ヴェリタ:「では急ぎ行きましょう!」

アーデルフ:「ん、わかった!」

ラファール:「急ごうか!」

GM:どこへ向かいますか?

ユキ:とりあえず動物たくさんいたところかなぁ

GM:戻るんですね

GM:では戻ると獣たちの様子が少し変わっています

GM:より吠え、暴れ、ある程度抑えられていたものが弱くなっているようですね

GM:獣たちの管理をしているらしき蛮族たちが鞭を振るって大人しくさせようとしているようですが、あまり効果が出ていなさそうです

モモ:「うわっ、更に暴れてる」

ユキ:「これは噛みつかれたら私でもいたいなぁ」

アーデルフ:「ますますやな感じだなあ……急がないと」

GM:その部屋の上を見上げてもあなたたちは天井があるだけだなーって感じですね

GM:あなたたちがまごついている間に獣たちの暴れる物音に混じってズン……と上から押しつぶすような鈍い振動が伝わってきます

ユキ:「……今日は閉店なので帰って下さーい」

ヴェリタ:「なんだか獣たちが暴れる以外の音が……するような?」

モモ:「やっぱり上に空間があるんだ」

アーデルフ:「外からここまでは一本道だったよね? だとすると、やっぱりどこか別の場所から上がるのかなあ」

ラファール:「気になるな……急いじゃいるがこの辺調べてみるか?」

モモ:「行ってない場所は魔法陣のあった場所の間にあった横道か。二箇所あるけど……またちょうど正反対の位置にある」

モモ:「どうする?」

アーデルフ:「レジィが行ったのは、ボクらが担当してない魔法陣の近くの横道かな? 少なくともボクたちが入ってきた方に足跡はなかったよね」

アーデルフ:「どうしよ、レジィと同じ方に行ってみる? や、合流できるかはわかんないけど」

ユキ:「とにかく走ったほうが早いんじゃないか? 考えるよりも行動に移したほうが早い。私はレジィの言った道を行くぞ!」

アーデルフ:「おじさんはこう言ってるけど、他のみんなはどうする?」

ラファール:「そうだな……今は考えるより動いたほうが良さそうだ」

モモ:「ここでまた二手に別れるのもリスキーか。上への抜け道があることを祈ろう」

ヴェリタ:「そうね、みんなで一緒に行きましょう」

アーデルフ:「わかった、じゃあそうしよっか」

GM:レジィの行った道というのは7-14中心のエリアということでいいかな

アーデルフ:僕はそう考えてました

ユキ:そうよん

GM:では7-14まで戻ります

GM:通路の途中ですが開けた洞になっており、岩が無造作に転がって見えます。ぱっと見はそれ以上には何も見当たらないですね

GM:探索判定を行うならば14/16/18です。あ、+2補正つけて振っていいよ

ユキ:2d+3+5+1+2 めがねのちから SwordWorld2.0 : (2D6+3+5+1+2) → 6[3,3]+3+5+1+2 → 17

エレ@モモ:2d+7+2 探索司令 SwordWorld2.0 : (2D6+7+2) → 9[6,3]+7+2 → 18

ラファール:2d+5+1+2 探索 SwordWorld2.0 : (2D6+5+1+2) → 9[4,5]+5+1+2 → 17

ヴェリタ:2d+6+2 探索 SwordWorld2.0 : (2D6+6+2) → 9[5,4]+6+2 → 17

GM:上部に何かある、という推測を立てていたあなたたちは、1分ほどの時間でヒポグリフが何かを見つけた鳴き声を上げます

ユキ:「おや?」

GM:岩の凹凸で見づらかったですが、壁際の天井に穴の開いている部分があるようです。よく見れば岩がそのあたりに積み込まれており、よじ上れるようになっていたようです

GM:達成値で発見時間が変わるタイプの判定でした

モモ:判定いるやつ?

GM:無しで行けます

モモ:じゃあよじよじしていこう

ラファール:よじよじ

アーデルフ:行きましょう

ヴェリタ:よじよじ

ユキ:でるふくんの背中に張り付いておこう

GM:ではその怪しげな穴を上った先。今まで見たものよりも一際巨大な、そして強い光を放つ魔法陣が真っ先に目に入ります

ユキ:「おお」

GM:そして、その中央部には2体の巨大な獣

ラファール:「……! みつけた!」

ヴェリタ:「簡単には魔法陣には行けないようね」

ユキ:「敵のようだね。いつも通りねじ伏せてやろう」

GM:さらに、悠々と構える者と、その獣のうち1体、双頭の大蛇に締め付けられている人影がいることに気付くでしょう

レジィ@GM:「う……ぐ……」

モモ:「レジィ!」

アーデルフ:「あっ、レジィ!」

ヴェリタ:「大変!」

ラファール:「レジィ!」

ユキ:「また束縛プレイかい? レジィ」

???@GM:「随分と手こずらせてくれた。だがこれで終わり……ん?」

???@GM:「ははは! 今更お仲間か、随分遅かったな」

ユキ:「美少女を縛り付けて悦に入るタイプの変態がわいたぞ!」

モモ:「彼女を離すんだ!」

アーデルフ:「おまえがこのさわぎの犯人か!」

???@GM:「くくく……いいだろう。もうそいつは終わりだ。やれ」

GM:パッチンとそいつが指を鳴らすと、大蛇はぎゅうと止めの一締めをして、レジィを地面へと放り投げます

レジィ@GM:「があああああ!!」

GM:まるで人形のように地面を転がされた彼女は、そのままぴくりとも動ける様子を見せません

モモ:「このッ……!」

ラファール:「くそっ!」

ヴェリタ:「なんてことをっ!!」

アーデルフ:「おまえ……っ!」

ユキ:「んー、悪役の典型みたいなことをするね。まぁ、こういう時に一人になるなんてそもそも自殺行為だったし、彼女に護衛の一人もつけなかった私たちの責任でもあるか」

???@GM:「全く、お前たちのおかげでトラブル続きだ。死んで償え」

モモ:「断るッ!」 だがMPがない! やばい!

ラファール:「トラブルはこれからも続くぞ。僕らが全力で拒んでやる……!」

アーデルフ:どうしようねマジで!

ユキ:おじさんはまだ余力あるけどこれきついな

ユキ:「死んだら拷問が受けられないからヤダ」

GM:その時! 転がされたレジィの懐から偶然一本のビンがころころと!

GM:『すごい薬。すごい効くけど翌日つらい』とラベルの貼られています。振りかけて使用するタイプで6回分くらいありそうです

アーデルフ:さては合法じゃないやつだな?

ヴェリタ:なんだかすごいものが

GM:使ってみますか?(

ユキ:「これ、ちょっとやばそうな気がしなくもないが……使う? なんかイチゴ味らしいよ」

ラファール:「……字面が……」 不安な表情

モモ:「やるしかないッ!」 人柱になろう。ぐいっと一発

ヴェリタ:「使いましょう!後のことより今は目の前のこと!」

ヴェリタ:とかいいつつヴェリタ今使う必要ないから、他人にすすめるわるいやつみたいだ

モモ:ひとりくらい無事なひとがいないとね?

ヴェリタ:翌日大変そうだな、ヴェリタ(みんなの介護で)

アーデルフ:「でも今のまんまじゃ厳しいよ! ちょっと怖いけど! 使うしかないよ! ちょっと……けっこう……だいぶ怖いけど!」

ラファール:「そ、そうだな……ここが正念場だ! ここで使わないでいつ使う……!」 ここで使わずいつ使う! ラファも使います!

ユキ:「私も昨日はあまり眠れてなかったからね、正直ちょっとしんどい。のもう」

GM:では使うと、HPとMPが25点回復します。きゅわーん

モモ:「……! 力が……みなぎる!」

???@GM:「さぁ、行け雷狼。お前の試運転と行こう」

雷狼@GM:「オオオオーン!」

ユキ:「わんこだぁ!」

ラファール:キュワワー

GM:というわけでボス戦だ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ