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【SW2.0】虹夢亭【キャンペーンリプレイ】  作者: 赤星
10話「獣、吠える前に」
76/87

【シーン1:まさかの再会】

※エレPLは諸事情により10話を通して欠席しているが、シナリオ上は同行している扱いなので、一部判定と戦闘処理は代振りで進行している

GM:なんと2か月ぶりの本編進行だよ。虹夢亭第10話、始めて行きたいと思います。よろしくおねがいしまーす

一同:よろしくおねがいしまーす!


 炎蛇とそれを操る蛮族を倒した“浅葱の杖咬む翡翠(ハルシオン)”の冒険者たち。しかしその直後、ローラ河の大氾濫を目の当たりにする。

 すわ何事かと驚く冒険者たちの耳に、今度は地下から怪しい物音が聞こえてきて……不穏な気配を感じた一行は、ローラ河の氾濫を直接伝えに行くことよりも、炎蛇の出てきた穴の先を優先して探索することを決めた。


ラファール:「外のことも気になるが……先にこっちをだな」

アーデルフ:「ジィの言うこともそうだし……うん、やっぱりきになる」

ユキ:「そうだね、私たちは私たちにしかできないことをやろう」

モモ:「氾濫した水がこっちにまで来たらこの穴も流されかねないし、行くなら行こう!」

ユキ:「それはまずいな、全員おぼれ死ぬのはさすがに笑えない」

モモ:「……わたしだっていやだよ」 はーい

アーデルフ:「だから急ぐんだよ。さ、がんばろ!」

ヴェリタ:「急ぎつつも足元には気を付けてね、みんな」

ラファール:「そうだな 手遅れになる前に……!」

GM:あなたたちは明かりを手にし、薄闇を飲み込む洞の中へと足を踏み入れていきます

GM:まるで獣の口の中へ入り込むように、生ぬるい空気をかき分けるように奥へ奥へと進むことしばらく

GM:以前聞き耳に成功した方たち以外にも、着実にじゃらり、じゃらりと金属の擦れる音が耳に入るようになります。それは、鎖が引きずられる音のように感じられるでしょう

GM:それと共に、空気を湿らせるようにくぐもって響く低い唸り声。それも一つや二つではなく、幾重にも重なった音のように感じます

ユキ:「……音が聞こえてきたね。さて、蛇が出るか鬼が出るか」

モモ:「みんなが聞いていたのはこの音か。確かに、不気味な音だ」

ラファール:「……」

アーデルフ:「なんか尻尾のさきがぞわぞわする……やなかんじ」

ヴェリタ:「だんだん近くなってるわね……」

GM:不穏な気配を感じながら進んだ先、細長い道だったところが開けた空間に繋がっている場所までたどり着きます

ユキ:「巣穴から直接来たようだね。数が多いと厄介だなぁ……」

GM:そこからは赤い、松明のものと思われる光が仄かに漏れており

GM:様子を窺えば、一頭、十頭……何十、あるいは百にも届くでしょうか。すさまじい数の獣たちが、鎖に繋がれ、檻に入れられ、集められていました

獣@GM:「グルルル……」「ウオオオオン!」「フシャー……フシャー……」

モモ:「……ッ、何だこれは」

アーデルフ:「……!」

ユキ:「おお、これは……」 おめめきらきら

ラファール:「なんかおぞましい光景だ……一体なんだこれは」

ヴェリタ:「え? なんなの? 一体……」

ユキ:「興味深いな、生物学をたしなむ身としてはこれだけの動物を一堂に眺められるのは壮観だ。……もっとも、すでに手を付けられた後のようだが」

アーデルフ:「だれが、なんの為にこんなこと……」

ユキ:「実験動物といったところだろう。狂暴化する魔術の」

GM:獣たちの様子は一様に尋常では無く、あなたたちが何度か相対した、暴れていた獣たちの姿を彷彿とさせるでしょう

GM:彼らを収容するために使ったのか、あるいは餌を運び込むためか、大きな樽やら木箱やらが無造作にいくつも積まれており、遮蔽物の多い中には人型の存在。蛮族と思しき者が数人闊歩しているのがちらりと視界に入ります

GM:何やら会話しているようですが、距離もあり雑音も多いためそこからでは聞き取れませんね

モモ:ラニキ鞘インして!(

ラファール:急いで鞘に戻すよ!!(

GM:存在を自己主張していけ

ラファール:輝いてるぜ……今のお前……

モモ:近くにそれっぽい杖とかあります?

GM:近くにはないですね。あなたたちはただただ息をひそめていてもいいし、引き返してもいいし、潜入してもいい

ヴェリタ:「あそこで話をしている人たちが首謀者かしら?」

ラファール:「とにかく隠れて様子をみるか? 何か話してるみたいだし」

ユキ:「首謀者ならここはほぼ安全なんだけどね。下っ端だとしたら彼らごと沈む手はずだということもあり得る」

ヴェリタ:「情報が欲しいところね……」

アーデルフ:なに話してるのか分かる距離まで近づこうと思ったら隠密判定ですかね

GM:いえ、遮蔽物が多く、あなたたちの足音を消す音も多いため、ある程度近づくだけなら判定はなくてもいけます。判定無しで気づかれる位置まで近づいた聞き耳判定を行う場合は目標値13。聞き耳を振らずとも聞き取れる位置まで行きたい場合は逆に隠密判定が発生し、こちらも目標値13です

GM:前者は失敗してもデメリットはありませんが、後者はなにかあるかもね

GM:あ、ここは明かりあるから暗闇ペナなくていいよ

ユキ:判定なしの範囲までいこっか

ラファール:そうだね とりあえず判定無の距離までそろーりそろーり

ヴェリタ:そろそろりっと移動

ユキ:すすす……

GM:すすす……。あなたたちは木箱が積まれた陰に移動します

ラファール:「ルピアも静かに……頼むな?」 指を口に当ててシーのポーズ

ルピア@GM:「ぴっ」 翼でお口を隠すルピア

GM:人影までは近づきましたが、集中して聞き耳を立てないと何を話しているかは正確に聞き取れそうにありません

アーデルフ:じゃあ聞き耳判定いきますか

ユキ:2d+5+1 ききみみみ SwordWorld2.0 : (2D6+5+1) → 8[5,3]+5+1 → 14

ヴェリタ:2d+8 聞き耳 SwordWorld2.0 : (2D6+8) → 6[5,1]+8 → 14

ラファール:2d+5+1 聞き耳 SwordWorld2.0 : (2D6+5+1) → 7[4,3]+5+1 → 13

アーデルフ:2d+4+2 SwordWorld2.0 : (2D6+4+2) → 2[1,1]+4+2 → 8

アーデルフ:いやや! ピンゾロ率これ以上上がりとうない!

GM:うむ、3人成功ですね

???1@GM:「……くそ、何故こう急に……連絡ぐらいしっかりつけんか!」

???2@GM:「上も上の事情があったのかもしれんが、どちらにせよだな。間に合いそうか」

???1@GM:「今最終調整を急がせている。が、混乱のピーク時からは若干外れるかもしれん」

???2@GM:「ぬう。しかしこの機を逃せば計画の機を逃す。なんとかしてやりきらねば」

???1@GM:「分かっている! お前も準備に行け、ここで長話している時間もないぞ」

モモ:これ何語だろう

GM:交易共通語だよ。汎用蛮族が語彙が少ないからな

GM:共通語は罵倒の語彙が少ない! みたいなノリ

モモ:あの一コマすき

アーデルフ:チルチャックすき

モモ:「……何か聞こえた?」 ひそひそ

アーデルフ:「……?」 くびをひねり

ラファール:「計画……とかなんとか言ってるがなんかむこうも急いでるみたいだな」

ヴェリタ:「どうやら大きな計画がある事とここには首謀者はいないことはなんとなくわかったけど……」

ユキ:「混乱のピーク……あの動物たちを洪水の混乱に乗じて放つつもりか?」

モモ:「そんなことされたら被害が更に広まってしまう!」

ラファール:「なにか始まってしまってるみたいだが今飛び出せば妨害できるか?」

GM:会話していた人たちは足早に分かれて奥へ去っていきますね

ラファール:あら

GM:今喧嘩売る? どうしてもするというなら分かれる前に喧嘩売ってもいいぞ(

ユキ:「こちらの消耗が激しい。戦闘は避けて向こうの計画をつぶす手段を考えよう」

アーデルフ:「……もうちょっと様子みよ? たぶん、本丸はもっと奥のほうだよ」

女性の声@GM:「ブツブツ……どうすっかなぁこれ……ブツブツ……」

ラファール:「……あせっても仕方ないか。オッケー、あとを追ってみよ……ん?」

女性の声@GM:「はぁーめんど……寝て起きたら終わってないかな……駄目な方向に終わるな……」

GM:あなたたちが相談していると、何やらブツブツとくぐもった声が聞こえてきます

アーデルフ:「だれかいる……?」

モモ:「何っ」 拳を握り

ラファール:「モモおちつけ。だれかいる……」 こっそりしつつ声の主が誰だか見れるかな

ユキ:「女性のようだね。なんとなくダメな感じの雰囲気がするんだが……」

GM:声の出所を探ると、あなたたちが隠れてる木箱の山の隅にある大きなずた袋が心なしかもぞもぞしている気がしますね(

ヴェリタ:「なにかがもぞもぞしている……」

アーデルフ:「ふくろがしゃべってる……!?」

ラファール:「声はココからだな……」

ユキ:「……これ、口を縛ったままほっておいたほうがいいんじゃないか? 敵だとは思いたくないけど味方にするにも」

モモ:「いや、もしかしたら捕まった人かもしれないし……」

アーデルフ:「でも、もしかしたら何か知ってるふくろかもしれないし……」

ラファール:「デルフに賛成だ。まぁとりあえずは話せるみたいだし聞くだけ聞いてみよう。」

ヴェリタ:「注意しつつ開けちゃいましょう」

ラファール:皆で包囲しつつ開けてみる?

モモ:囲んで開けますか

GM:ではもそっと袋を開けると

レジィ@GM:「……おん?」 見覚えのあるようなないような顔が出てきました

モモ:「あれ、君は……」 ラックのひと!

アーデルフ:「あ、ル=ロウドさんの」

ラファール:「なんかどこかで見た顔だぞ。大丈夫かアンタ」

ユキ:「また行き倒れかい?」

レジィ@GM:「んー? おー、なんたっけ“浅葱の杖咬む翡翠”っつったっけ。おひさでーっす」

アーデルフ:「覚えててくれてありがとう! ……じゃなくて、いやそれもそうなんだけど、どうしてここに?」

ラファール:「アンタか。行き倒れる場所は考えないとひどい目にあうぞ?」

レジィ:「いやー、ごめんね。あの後ちゃんとお礼言いに行こうとは思ってたんだけどさー、タイミング合わなくてさー」

ユキ:「随分とのんきだね。前に会った時はもう少しまともそうだった……いや、そうでもないか……?」

レジィ@GM:「その言葉はそっくり返したいところだけど、まぁあたしはあれよ。悪の匂いを嗅ぎつけた正義の味方ですよ。嘘だけど」

ヴェリタ:「えっと、お怪我とかなさそうで良かったんですが……なぜ、袋の中に?」

レジィ@GM:「袋の中にいればばれないかなと思って」

アーデルフ:「ふんわりしてるなあ」

ラファール:危機感!(

ユキ:「絶食プレイに引き続き頭陀袋での拘束プレイだなんてなかなかだね」

モモ:「ずっとここにいたの?」

レジィ@GM:「まぁ1日くらい?」

ユキ:「丸一日拘束プレイか……体を痛めないようにね? あまり長時間狭い空間にいると最悪死ぬ」

レジィ@GM:「真面目に話すと、こんなところまで来てる君らならお察しついてると思うけど、ここ蛮族の拠点ね。あの獣らを使って街への進行を考えてるみたい」

アーデルフ:「あんなにいっぱいの……たいへんだ!」

ラファール:「あの数を放たれたら厄介なんてもんじゃあないな」

ヴェリタ:「ただでさえ川が……その上にあんなに沢山の獣たちなんて大惨事になるわ」

レジィ@GM:「そーんな悪事を知ってしまったもんで、色々探ってたんだけど。いやー、ちょっと一人だときついっす。って感じだったわけね」

ユキ:「その辺は想定通りだな。何度かあの状態を見てきているがどれも魔方陣を崩せばおとなしくなったし、今回もおそらくは何かしらの魔術がかかわっているんだろうね。となると術者の討伐、あるいは魔方陣の破壊が目標かな?」

レジィ@GM:「そんなとこだね。洞窟崩すのも考えたけど、思ったより頑丈に作られてるし」

ラファール:「潜入は一人では動きやすいがいざって時にな……他に何か得られた情報はあるか?」

レジィ@GM:「この地下洞の地形は大雑把に把握してる」

モモ:「おお、すごい」

ラファール:「お、それはありがたいな。僕らも協力する。このまま見過ごすわけにもいかない」

レジィ@GM:「ついでに、あの数の獣たちを意のままに……要は外のみたいに適当に暴れさせるだけじゃない。指向性を持って明確に操るための術式がでっかく描かれてる」

ユキ:「頭陀袋なのにすごいぞ。いったいどうやって調べたんだ? 超音波か? あるいはピット器官……?」

レジィ@GM:「いやね。なんか勘違いしてるのか知らないけどずた袋で一日過ごしてたわけじゃないよ?」

ユキ:「そうなのか……てっきり丸一日あの中でくつろいでいたのかと……」

アーデルフ:「術式……それはどこにあるの?」

レジィ@GM:「中でも重要な軸となるポイントが3か所。それらを破壊していけば少なくとも獣たちを操ることはできなくなる。はず」

ユキ:「ふむ、三か所もあるのか……一か所を崩してしまったらこちらの所在もわかってしまう可能性があると思うと結構多いな」

ラファール:「手分けして各個撃破、はそんなうまくいかなそうだな」

ユキ:「いっそ檻を開放してこっちを混乱させる、というのも現実的ではないか」

アーデルフ:「でもやるしかないよ」

レジィ@GM:「そーなのよ。ま、あなたたちもなんかやる気満々みたいだし、手伝ってもらえるって認識でいいよね」

モモ:「アーデルフの言うとおりだね。レジィ、わたしたちにその場所を教えてくれる?」

ラファール:「まぁどうせこのまま隠れ続けるわけにもいかないしな。手遅れになる前に先手を打とう」

ヴェリタ:「ええ、もちろん。みんなで協力してこの状況をなんとかしましょ」

ユキ:「あぁ、私たちは先ほどの戦闘でちょっと消耗してしまっているけれど……力にはなれると思うよ」

レジィ@GM:「OK、でもその前に。ここに来るまでに一戦やってきた? 随分消耗してるでしょ。回復したげる」

ラファール:「燃える蛇とちょっと戯れてきたのさ」

モモ:「ありがとう、助かるよ!」

ユキ:「ありがとう、それはたすかるよ」

ラファール:「ありがとう 恩に着るよ」

ユキ:「身体のほうはちょっと投げられた程度だが魔力がね……」

GM:レジィはずた袋からもぞもぞと両手を出してばっとあなたたちに向けると。シュワーンと回復します。HP、MP全快でどうぞ

ヴェリタ:「ありがとう、とても助かるわ」

アーデルフ:「うん、なんか元気出てきた」

ラファール:「よし、じゃあさっそく一つ目のポイントに案内たのむよレジィ」

レジィ@GM:「んにゃ。さっきそこのへんた……ビットが言ったっしょ。一つ一つ言ってたらバレて囲まれるって」

ユキ:「別に言葉を選ぶ必要はないよ?」

ラファール:「ふむ まぁアイツらもそこまで鈍感じゃないだろうしな」

レジィ@GM:「あなたたちは人数いるから二か所任せるけど、その間にあたしはもう一か所なんとかしとくよ」

モモ:「ひとりで大丈夫?」

レジィ@GM:「戦うのは苦手だけどさー。ま、なんとかなるっしょ」

ラファール:「……大丈夫か? 無理はするなよ?」

GM:レジィはのそのそとずた袋から地図の描きこまれた羊皮紙を出しつつ

レジィ@GM:「この右下と右上の2か所任せるよ。あたしは左のやっとく」

ユキ:「となると魔術に明るい私とモモは別行動が無難かな?」

モモ:「そうだね。ユキは回復もできるし、別れたほうがいいと思う」

ラファール:「じゃあ僕とデルフも分かれたほうがいいか? 前に出て戦う者は一人ずついないとな」

アーデルフ:「ん、そだね。ボクとラファは分かれよう」

ユキ:「後衛の数が多くなるとなるとヴェリタもデルフと行動したほうがいいかな?」


 相談の結果、アーデルフ、エレ、モモ組とヴェリタ、ユキ、ラファール組にパーティを二分する。

 また、レジィからの餞別として10点魔晶石を2個譲られる。これはモモとユキがひとつずつ分配。


レジィ@GM:「よーし、それじゃ」 もぞもぞとずた袋からはい出し

レジィ@GM:「作戦開始だ」

ラファール:「おう。みんな幸運を祈ってるぞ」

ユキ:「了解。そっちも気を付けて」

ヴェリタ:「ええ、頑張りましょうね!」

ラファール:「いこうか、ユキ、ヴェリタ」

モモ:「うん。また後でね!」

アーデルフ:「よし、がんばろ!」

レジィ@GM:「まずはここを抜けなきゃね。長々と話し込んでしまったが巡回がいないわけじゃない。気を付けていくんだよ」

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