【シーン2:砦探索開始】
GM:それではみなさんは半日ほど歩き、石壁で作られた砦の前に到着します。錆びついた柵が入り口に取り付けられ、放置された年代を感じさせられますね
GM:柵が備え付けられた門をくぐった先はスロープになっており、先に屋上側に出る作りになっているようです。こう、スロープでぐぐっと屋上側に出てから2階側に出入り口があって下に降りて行く感じね
GM:というわけでみなさんは砦の門の前にいます
GM:ここからはダンジョン探索となります。例えば罠が無いかを調べながら進みたい時は探索判定をする! と宣言してからダイスを振っていただければ、そこに罠がないか、めぼしい物がないかなどをこちらからお伝えします。他には扉の向こうに何者かがいないかを知りたい時は聞き耳判定などが有効ですね
ラファール:「思ってたより立派な建物だな……」と外観眺めてます
モモ:PC的に問答無用で錆びついた柵を力任せに殴って突破しそうなので誰か止めてくださいね!
GM:www
ラファール:(アカン)
モモ:いま肩を回してあっためてます
アーデルフ:止めるどころかノリノリでやりそうなんで誰か止めて下さいね!
GM:そのまま正面突破しちゃいますか?(
ラファール:レオン君! 僕らでなんとかしないとww
モモ:PL的には柵に探索判定をしたい
GM:しかしPC的には門をぶち破るジレンマ
ラファール:「ちょいちょいなんで腕回してるの?? まさか扉ぶち破る気じゃないよね??」
レオン:「か、仮にも依頼されたものですし壊すのはよくないかと!」 あせあせ
モモ:「中に入るんじゃなかった?」 不思議そうに首をかしげます
ラファール:モモとノリノリのアーデルフを止めつつ「ここはとりあえず僕に任せてくれない? 今見るから」
モモ:言われたので「わかった」 と譲ります
ラファール:ということでスカウト技能で判定したいです!
GM:どうぞ! 探索判定は「スカウト技能レベルorレンジャー技能レベル+知力ボーナス」です! 本当のファンブル芸人はいくら強くなっても肝心なところでファンブルを振り意味をなさないと言うのはおじさんとの秘密だよ
モモ:セッション初ダイス!
レオン:わーい! がんばれ!
ラファール:2d6+3 探索 SwordWorld2.0 : (2D6) → 5[3,2] → 5+3 → 8
レオン:私もふってみよー
レオン:2d6 探索 SwordWorld2.0 : (2D6) → 12[6,6] → 12
GM:自 動 成 功
アーデルフ:技能とはなんだったのか
GM:幸先いいっすなぁwww
GM:6ゾロを振ると達成値が足りて無くても成功したものと扱われます。お得ですね! というわけで結果!
GM:探索判定を行ったレオンさん、アーデルフさん、ラファールさんは全員以下のことに気付きます。まず、何者かの足跡が門の付近につけられていることに気付くことができます。一人や二人ではないですね。複数の足跡がついている、ということがわかります。加えて、鳴子の罠が仕掛けられていることに気が付きます。糸が張られており、これに引っかかると音が鳴る仕組みのようです。結構お粗末な出来なので、踏まないように気を付ければ解除を試みなくともすり抜けることはできそうです
モモ:「どう?」と成果を伺ってみます
レオン:「これは……足跡……どうやら誰もいないというわけではなかったようですね」
ラファール:「チープなものだけど音が鳴るタイプの罠がある……踏まないようにいけば問題無さそうだよ」
モモ:鳴子を通り抜けるのに判定は必要ですか?
GM:いえ、必要ありません。踏まないように通り抜けると宣言していただければそれで通過可能です
ラファール:「ただの探索、っていうわけにはいかなそうだね……」 とりあえず踏まないように気を付けて進みます
罠を避けてスロープを上がり、砦の屋上部分に進む冒険者たち。開けた空間になっているそこは、長い間雨風に晒されてきたのかあちこちに苔が生えている。放棄されて久しいとはいえ、四面にそびえたつ2mほどの矢避けの壁がまだ残っている。確かに手入れをすればまだ使えるだろう。
屋上を真上から見ると冒険者たちの現在位置は左下側。左側と正面側は壁のみ、右手側と手前側にはそれぞれ扉が2つある。探索判定の結果、手前側奥(扉2)と右側手前(扉3)の扉には罠・鍵などはないこと、右側奥(扉4)の扉にはさび付いたかんぬきが取り付けられており、完全に固まってしまって開くことができそうにないということがわかる。また、レオンだけは手前側左の扉(扉1)には罠がついていることを見抜く。鍵と罠が連動しており、扉を開けようとすると射出された針によって2d+2点の物理ダメージを受けるだろう。解除目標値は11だ。
レオン:レオンが罠ついてることに気づいた感じかな? さっき普通に開けようとしてた、めっちゃ危なかった(震え声)
アーデルフ:罠が掛けてあるってことはきっと大事な何かが……?
レオン:なにかあるかもだし試してみるのもありかな?
ラファール:これ、でも今はレオン君しかわかってない? 教えてもらえれば一回試してみたいです
モモ:というかレオンさんが止めないとラファールさん突っ込んじゃうよね
レオン:「!! ラファールさんちょっと待ってください!」 ってなかんじで開けようとしたラファールさんの手を掴んで止めます
ラファール:「ん? どしたの急に」 開けようとした手を止めます
レオン:「この扉、鍵と連動して罠が発動するように見えます……これを開けるなら罠を外すのが先ですね……」
GM:ラファールも言われて気づく。こいつぁ罠だ!
モモ:ぜんぜんわからなかったなあ、すごいなあという顔でレオンさんを見ます
アーデルフ:「わな……! 面白そう……!!」(わなわな) って感じでいまいち良く分かってなさそうです
ラファール:「ふむ……じゃあ尚更僕の出番だね」 といってスカウトツールをとりだします! 解除判定!!
ラファール:2d6+4 解除 SwordWorld2.0 : (2D6) → 3[2,1] → 3+4 → 7
GM:残念! 罠は解除できなかった! 1回目なのでまだ罠の発動はありませんが、もう1回失敗すると針が飛んできます
ラファール:「ごめん……解除できなかったよ……」とがっくりします(
モモ:ばしばし力強く背中を叩いて励まします
レオン:「そう気を落とさないでください、大丈夫ですよ」 とぽんぽんしとこう
GM:リスクを抱えて再チャレンジしますか? 別の扉を当たってみますか?
モモ:女神がここを探索するべきではないと言っているのかもしれない
レオン:とりあえず放置?
ラファール:んー危険なので別の扉派
レオン:無難に2からかな?
GM:では扉2を開きますね
2番の扉を開けると、そこは広間に繋がっていた。痛んだ長机と椅子が並び、壁には立て板が立てつけられている。集会か何かに使っていたような雰囲気の部屋だ。戸窓が閉められているため、部屋全体が薄暗く、明かりがなければ《暗視》持ち以外のPCはペナルティが発生するような状況だ。《暗視》を持っているモモとレオンは、部屋の奥側に扉が一つあることを視認する。ひとまずレオンが探索判定を振ってみるが、達成値は6。敵影はなさそうであるが、達成値が達成値なので信憑性は微妙なラインである。
改めてアーデルフがたいまつに火を点し、全員で探索を試みた結果、ラファールが砦の見取り図を発見する。
GM:以後砦のマップを公開します。現在あなたたちは会議室にいるようです
アーデルフ:つーことはこの先は執務室かね
モモ:モモはドアノブガチャガチャしてみましょうかね(迂闊ムーブ)
GM:また、今モモさんががちゃがちゃしてる扉には解除判定目標値9の鍵がかかっていることに気付きます。罠はないようです
モモ:乱暴にガチャガチャしながら「開かない!」 って言ってます
レオン:その鍵解除は何回でも挑戦可能ですか?
アーデルフ:鍵つき扉って破壊できますかね
GM:そうですね、こっちは罠がないので一応何度でも。ただ判定するたびに判定に使う時間が伸びます。また扉の物理破壊はできます。ただ、音はすごく出るでしょうね。すごく
ラファール:破壊はいけない(戒め)
アーデルフ:筋肉にモノを言わせたかった
モモ:しびれを切らしたモモが腰を落として右手を引きはじめます
ラファール:ではとりあえずその扉に解除判定します! モモさんを止めながら(
GM:この神官やたら脳筋なんですけどー!
ラファール:「大きな音出したらまずいでしょ……」
ラファール:2d6+5 解除 SwordWorld2.0 : (2D6) → 4[1,3] → 4+5 → 9
GM:解除成功ですね、ぐぬぬ。ラファールさんの鮮やかな手先で鍵は開かれました。そのまま執務室に雪崩れ込んでよろしいです?
(※聞き耳での索敵はラファール・レオンの成功組とアーデルフ・モモの失敗組に分かれる)
GM:それではみなさん、扉の奥、執務室の中から物音を聞き取ることはありませんでした。何かいそうな気配ありません
モモ:ピンク組はだめだね
アーデルフ:筋肉ツインズは後ろで反復横跳びでもしてよう
GM:ヒュンヒュン
ラファール:「とりあえず中にはなにもいなさそう……入るか」 扉に手をかけて開けます!
レオン:「ここ周辺は大丈夫そうですね」 ラファールくんに続きまーす!
GM:では開かれました! 比較的整理された部屋に本棚や机が備え付けられています。雑多な雰囲気の前の部屋と比べて落ち着いた雰囲気ですね。こちらも戸窓が閉じられたままで暗いですが、松明の明かりがあるので問題ありませんね。
探索判定の結果、ラファールが棚の中から小さな鍵を発見する。どうやら食料庫への扉の鍵のようだ。その流れで冒険者たちは食料庫の扉を開放する。
食料庫は他の部屋と同じく戸窓が閉められていて薄暗いが、階段下にある厨房には明かりが入っているようで、ほのかな光が冒険者たちのいる2階スペースまで届いている。冒険者たちが耳を澄ませた結果、厨房からはかすかに寝息のようなものが聞こえてくる。またもやクリティカルを出したレオンは、その数が2つであるということも聞き取っている。
厨房へ突入する前に探索判定で新鮮な食料や魔香草を発見する一行。ここを誰かが拠点にしているのは間違いない様子だ。