【シーン7:青一色、ドラ2】
GM:ラミアとは上半身が女性、下半身が大蛇という姿をした蛮族です。人族の姿に化ける能力を持っており、“穢れ”も2点しか持っていないため“守りの剣”の範囲内で活動することができ、多くは人族の集落に潜伏して生活しています。人族領域で生活しているのは、その能力を生かした斥候任務を負っていることも多いですが、それ以上にラミアの生存には人族の血が必要だからです。あまり量は必要とせず、1日1口も吸えれば十分であり、耐えようと思えば2週間程度は人族の血を吸わずとも生きて居られますが、どうしても人族とは切っては切り離せない生活を強いられます
GM:ラミアは種族全体の特徴として惚れっぽく、献身的で思いやりに満ちている者が多く、時には潜伏中に人族に恋をしてしまい寝返ってしまうような者もいます。しかし人族側からすれば隣人が姿を隠した蛮族であるということに関する恐怖感、忌避感は強く、ラミアは正体がばれてしまえば十中八九捕らえられ、殺されてしまいます。辺境の寒村や、寛容な冒険者の店など戦力としてのラミアに期待するコミュニティでは共存が成立するケースもままあるようです、というのがこの世界におけるラミアへの一般的な認識です
GM:彼女が蛮族だという事実が発覚した上で、また改めて彼女の処遇を決めると良い
モモ:どうしよう、身の安全がまったく保証できない。虹夢亭に連れて帰るしかなくない???(?)
ラファール:思った(
GM:やばい、動物園が悪化する
ヴェリタ:彼女が納得いくならそれもいいですね
アーデルフ:は虫類にまで進出かあ
ラファール:物語進めるたび、蛮族増えるね☆
GM:瞳の力を酷使し、体力の激しい消耗によりその本来の姿を現してしまったアセビの様子を見た、アーデルフに抱えられていた用心棒(?)2人がもがもがともがきます
用心棒@GM:「「アセビ様!」」
GM:びったんばったんと暴れてアーデルフからの拘束(今やってるのか知らんけど)から逃れた二人は芋虫ごろごろでアセビの前にかばうように躍り出るよ。それから、2人の身体もまた、縄を外すべくか膨らみ、めしめしと縄を引きちぎる
GM:そこにあったのは身の丈2mを越える筋骨隆々とした姿だった。まもちき9目標でどうぞ
(※アーデルフ、モモ、ユキが成功)
GM:うん、レッサーオーガだね。アセビの部下だという彼らもまた、蛮族だったというわけです
アーデルフ:「え……えっと、人間さんじゃ……ない?」
ユキ:「ラミアにレッサーオーガか。まぁ、人族の中に紛れるなら大体そんなところだねぇ」
エド@GM:「蛮族……」
モモ:「全力も出さずにわたしたちと交戦したというのか、舐められたものだ」 ぷんすこ
用心棒1@GM:「どうとでもいえ。アセビ様にはこれ以上の手出しは――」
エド@GM:「なんでもいいが」
エド@GM:「ここで騒ぐんじゃねえ。エリーが起きちまうだろうが」
GM:そういうエドは一瞬のうちにレサオガくんたちを縄で拘束し床に転がします(
モモ:「はい」
アーデルフ:「ご、ごめんね」
ヴェリタ:「そ、そうね。ごめんなさい」
エド:「話は外でだ。いいな?」
用心棒1@GM:「ぐ……」
ラファール:「そうだな…んじゃ外で話すか」
GM:というわけで、外とはいっても見られるとまずいので、また別の室内にアセビと用心棒たちをずるずると運び込んで仕切り直しです
ユキ:「あと緊縛が甘いよエド君」
エド@GM:「うるせえ。あんたの方を縛ってやろうか」
ユキ:「喜んで!」
エド@GM:「こういう反応になるのか……きめぇ……」
ユキ:「遠慮はいらないよ? ほら」
ラファール:「しかしまいったな。蛮族をそのまま引き渡し、っていうわけにもいかなくなっちまったな……アンタらの安全が保障できない」
ヴェリタ:「ですよね、どうしましょうか」
ユキ:「そうだね。比較的安全かつ簡単な方法は目だけをえぐってそれを渡すこと、あるいはすっぱりあきらめて私たちの任務失敗とすることだろうね」
モモ:「しかし依頼の未遂行はわたしたちの名誉はともかく、《虹夢亭》の名にも傷がつく。できれば避けたいところだね」
アーデルフ:「で、でも、アセビさんの目をくりぬいちゃうのも……ボクやだなあ」
ラファール:「人であれ蛮族であれ、無抵抗な奴を殺めるのは主義じゃないな……目をえぐるなんてことも」
ユキ:「あとは、かなり難しいうえにどちらのリスクも大きいが、コバン君を懐柔してしまうのも一つの可能性か」
エド@GM:「それよりこいつらの方、どうすんだよ」
用心棒1@GM:「は……おれたちの正体を知って逃がそうなどと考えているのか? 正気か」
GM:あなたたちPCは知識として、レッサーオーガは生来で人族の姿に変化することはできず、そのためには必ず1人以上の人族の心臓を喰らう必要があると知っています。1人と言わず、人族を食っている相手なのは間違いありません。複数個食べればその分多くの姿に成り代わることができるので、斥候として多く食べていた方が手札が増えるのは間違いないですね
モモ:「まったく、人族のふりをしてくれていれば余計なことに頭を悩ませなくてもよかったのに」
用心棒2@GM:「さっきまでそうしていたのだけれどね。アセビ様の正体がばれてしまった以上、我らだけ逃れようなどとはいかない」
ユキ:「まぁ、私たちが何とかできる分、向こうでばれるよりはよかったじゃないか」
エド@GM:「オレは知らずとは言えそいつらに協力し、オレもまたそいつらに力を借りていた身だから言えたこともねぇが……ここで殺す。それが一番ベターな選択肢だろうよ」
モモ:「君たち、“命眼”を無事に取り戻した後はどうする気だったの?」 アセビ本人に聞いとくべき話だったろうけど
ラファール:「僕もそれが気になった。人族に害を及ぼすことなのか…アンタらが何をしたかったのか気になる」
用心棒1@GM:「逃げおおせるだけさ。それ以上の復讐など我らの戦力だけではままならぬ」
用心棒2@GM:「アセビ様の言った通り。私たちは“命眼”様の尊厳を取り戻したかっただけなのだ……」
モモ:GM、アセビの眼を実際に見たうえで、宝物鑑定判定とかで命眼の取引価格とか、金銭以外の価値とかってわかりますか?
GM:まもちき成功した時点で多分、多分剥ぎ取り品の詳細もわかるので、エネミーデータの方参照してもらえれば金額についてはわかるということで
モモ:買い取り5,000Gの売価10,000Gね
モモ:これ聞いていいのかあれなんですけど、“命眼”の売価よりハルシオンに払う報酬のほうが多いじゃないですか
GM:うん、なんでだろうね
モモ:コバンは“命眼”に魔眼の効能以外の価値を見出してるってことなんですかね、って聞きたかったんですけどその反応じゃノーコメっぽいね?
GM:それはあなたたちで想像すべき事柄かなって
ユキ:なんか執着してたみたいだし、エド君に近い理由があったんじゃない?
ヴェリタ:そうかもしれませんね、すごいわけありっぽくみえたし
どうにか“命眼”を譲り受けることはできないか、タワラとの交渉材料を探すため、再び街へ繰り出すアーデルフ、ヴェリタ、ラファール。タワラはここバーリントの居住区に邸宅を構えているらしく、3名はそこで情報収集を行なう。見張りを兼ねた留守番組のモモとユキは用心棒たちと麻雀卓を囲んで待つことに。
エド@GM:「雀卓……あるけどよ……」
アーデルフ:あるのかよwwww
ユキ:おじさんの手の速さなめんなよ? 神速であがってやっからな
モモ:「君たちが戻ってくるまでに用心棒ふたりをハコテンにしておこうじゃないか」 鳴きのユキ
GM:遊び道具はなんでも拾ってくる愉快な仲間たちが普段はいるもので(
ラファール:SW2.0の世界に麻雀が存在してることにびっくりだぜ
GM:GMがあると言えばある。それがTRPG
アーデルフ:「ハコテン……? んー、うん、よく分かんないけど、じゃあアセビさんたちの事、任せてもいい?」
ヴェリタ:「ではユキさんとモモさんがここに残って、私たち3人で居住区にいってみましょう」
ユキ:「たまにはそういう遊びも楽しいだろうね。さぁ、愉しもうか?」
モモ:「ふふふ、腕がなるね」 モモは大きい役狙いすぎて流局させるタイプと見た
ユキ:「ふふっ、私も負けないよ?」
用心棒1@GM:「なんで麻雀やる流れになってるんだ……?」
用心棒2@GM:「さぁ……?」
ラファール:「……まぁいいか。いこうか、ヴェリタ、デルフ」
ヴェリタ:「……ちょっと心配ですがきっと大丈夫だと思うので」 麻雀やり始めようとしてるモモ・ユキ組を見ながら
アーデルフ:「う、うん。わかった、行ってくるね」
モモ:こいつらいつも困惑してんな
GM:困惑するなという方が難しい
ヴェリタ:ですよねー
モモ:「いってらっしゃい。気をつけてね」 雀牌を積みながら
ラファール:「僕らは話聞き聞き祭りを堪能するかデルフ」
アーデルフ:「あ、そっか! お祭りのことすっかりわすれてたや! うん、たんのーする」
ヴェリタ:「そうですよ、しっかり聞き込みを……ん? いま祭りを堪能って……まぁいいや」
用心棒1@GM:1d100 隠された麻雀力(高い方が強い) SwordWorld2.0 : (1D100) → 75
用心棒2@GM:1d100 麻雀力 SwordWorld2.0 : (1D100) → 8
GM:片方クソ弱いぞ
モモ:1d100 麻雀力 SwordWorld2.0 : (1D100) → 24
ユキ:1d100 麻雀力 SwordWorld2.0 : (1D100) → 69
GM:ユキさんと用心棒1がいい勝負を繰り広げそう
モモ:用心棒2とモモがむしりとられるパティーン
ラファール:1d100 やんないけど雀力だけ SwordWorld2.0 : (1D100) → 18
ラファール:やっぱりおバカだった(
GM:ラファニキ賭け事やんない方がよさそうだよ
アーデルフ:1D100 実は… SwordWorld2.0 : (1D100) → 5
GM:見事すぎる
アーデルフ:はい
ラファール:いいんだ、デルフ君はそれでいいんだ!
ヴェリタ:1d100 みんなやってるので SwordWorld2.0 : (1D100) → 71
モモ:隠れた雀士、ヴェリタさん
アーデルフ:あ、なんか全員それっぽい感じだ……
(※以降、情報収集してる裏で麻雀RPを続けるモモとユキ)
GM:さて、それでは3人組。居住区です。相変わらずあまり人はいませんね。お祭りから帰って来たような人たちの姿がちらほら増えてるくらいかな。朝方行ってお昼位に満足する奴
ヴェリタ:「やはり先ほどと同じであまり人はいませんね」
アーデルフ:「やっぱりみんなお祭りのほうにいってるんだね。どうしよっか」 既に手には綿あめが
ヴェリタ:デルフ君はやい
ラファール:いつの間に(
GM:虫歯シナリオ作るか
アーデルフ:虫歯シナリオ #とは
GM:アーデルフにPTがよってたかって歯医者に行かせるシナリオです!!
ヴェリタ:「お祭りから帰ってきてる人も少しいるみたいですし、とりあえず話かけてみましょうか」
ラファール:「そうだな。適当に近場の人に話しかけてみようか」
おばさん@GM:それじゃあ丁度通りがかった子連れのおばさんがいるよ
アーデルフ:「ん、そだね。あのー、そこのおば……おねえさん」
おばさん@GM:「? 私かしら?」
アーデルフ@GM:「うん、そうだよ。あのね、ちょっと聞きたいことがあるんだけど……コバン商会ってしってる?」
おばさん@GM:「ええ、お買い物の時によく名前を見るわ。色々安く卸してくれるから助かってるのよ。そういえば会長さんのご家族がこの近くに住んでいらっしゃるわね」
ラファール:お、さっそくあたりか!
アーデルフ:「え、この近くなの? それってどこかなあ?」
おばさん@GM:「あっちの立派なお屋敷ね」
GM:と指さす方向には少し頭抜けて見える大きな屋根が見えますよ
ヴェリタ:「あの大きなお屋敷ですか……ちなみに会長さんの身内の方で最近お体の調子が悪い方などいますか?」
おばさん@GM:「お医者様がよく屋敷に出入りしてるって噂話になったことはありますわね」
子ども@GM:「ルピちゃんとねー、最近お話できないの」
ヴェリタ:「ルピちゃん?」
子ども@GM:「あそぼーって言ってもお返事なくてね」
おばさん@GM:「ああ、この子たまにお屋敷のお子さんを誘ってしまうのですよ。あの子も怒られてしまうのだからやめなさいって言ってるのに。もう」
アーデルフ:「そっかあ……ルピちゃん、しんぱいだね」
ヴェリタ:「そうなのですか、その噂話は最近のことですか?」
おばさん@GM:「昔からその……ルピナスちゃんは身体が弱いみたいではあったんだけど、最近は特にお医者さんの出入りが多いみたいねぇ」
ラファール:「なるほど、段々つかめてきたな……」
アーデルフ:「ん、そだね。ありがとう、おねえさんたち!」
ヴェリタ:「ええ、やはりあの推測はまちがってなさそうです」
おばさん@GM:「あなたたちもお祭り見てる所? 楽しんできてね」
ヴェリタ:「ありがとうございました、ルピちゃんと早くお話できるようになるといいね」 子どもの目線に合わせてしゃがみながら
ラファール:「色々質問に答えてくれてありがとう。君、ルピちゃんとまたお話しできるといいね」 と姿勢をひくくして子どもに言います
GM:やさしみの発想被り
子ども@GM:「うん!」
ラファール:かぶって顔赤くするニキ
GM:というわけでそれっぽい情報を得た3人組です
ラファール:「さ、さぁいこうか! 皆に伝えよう」
アーデルフ:「ふたりともやさしーんだね!」
ヴェリタ:「そう言われるとちょっと恥ずかしいわね。さぁ、戻りましょうか」
アーデルフ:「うん、いそご! ……あ、ちょっと待っててわたあめもう2本買ってくる」
ラファール:「またか。虫歯になっても知らないぞーデルフー」
ヴェリタ:「まぁそんなに時間かからなかったしそれくらいいいかなぁ、あとで歯磨きちゃんとしましょうね」
アーデルフ:「虫歯になんてならないよー。いっかいもなったことないしー」
ラファール:これはフラグ
ヴェリタ:その慢心が
アーデルフ:フラグ立てといたんでよろしくな!(?)
GM:じゃあみんなスラムに戻るでいい?
アーデルフ:はい、戻ります
アセビ@GM:choice[そろそろおきる,おきない]
SwordWorld2.0 : (CHOICE[そろそろおきる,おきない]) → おきない
GM:アセビはよほど体力を消耗していたようだ。3人が戻る頃合いになっても起きる様子はない
モモ:雀牌かき回してる音で起きないとかよっぽどだなあ
ユキ:ジャラジャラしてるのにねぇ
GM:ちなみに麻雀は用心棒2とモモが残りの2人から吸われている
モモ:「リーチ! のみィ!」 点棒スパァン
用心棒1@GM:「ツモ」
モモ:「ああっリーチ棒持っていくのやめてっ」
ユキ:「キミの相方くん今のでハコになったね」
用心棒1@GM:「やるならとことんだ……!」
用心棒2@GM:「ちょっと手加減してくれてもいいのよ……?」
ユキ:「さて、流れを断ち切ろうか」
モモ:「やってやるんだユキ、わたしの無念を晴らしてくれ!」
アーデルフ:「たっだーいま! ……わあ、いつになくピリピリしてるや」
ヴェリタ:「ただいま。あら、取り込み中のようね」
ラファール:「なんか雰囲気悪化してないか? 気のせいか?」
モモ:「……と、おかえり。収穫はあった?」
ユキ:「……あぁ、お帰りみんな」
GM:ちなみにエドは定期的に自室に戻ってエリーの様子を見に行ってたみたいだけどそっちも深く眠ってるみたいです
ユキ:「あ、それもらうよ。ポンだ」
用心棒2@GM:「ああっ!」
ヴェリタ:「まぁ、ほら、勝負事って熱中すると色々とあるんじゃないかな」
アーデルフ:「まーじゃんって……こわいね……」
ラファール:「僕らはやっちゃいけないタイプのゲームだな……」
エド@GM:「……」 相変わらず何やってんだこいつらの目
ユキ:「ロン。トイトイ、ドラ2」
用心棒1@GM:「へぇ……やるな」
モモ:「……あと点棒どれくらい?」
用心棒2@GM:「……」 そっと3本の指を立てる
モモ:(残り5本の点棒が入った箱をそっと見る)
ユキ:「さぁ、ここからは私の親番だ。止められると思うなよ?」
ラファール:「かくかくしかじか……と。もしかしたらコバンさんさえよければどうにかなるかもしれない」
モモ:「どちらにせよ、彼女が回復しないと動きようがないね」 手牌を揃えながら
エド@GM:「まぁそうっちゃそうだが……」
ヴェリタ:「とりあえず彼女が目を覚ますまではやっててもいいかなと、彼ら止まらないだろうし」
GM:うん、じゃあ麻雀の決着がついたころ( ようやくアセビがうっすらと目を開けるね。陽は少し暮れ、もう空には赤みが差している
ラファール:「ふむふむ、なるほど。2枚の頭をつくって3牌セットを4つつくれば上がりの形になるのか……」
アセビ@GM:「ん……」
アーデルフ:「あ、みんな。アセビさん起きたよ」
ユキ:「ぐぅ……負けたかぁ。強いなぁ、君」
用心棒1@GM:「久しぶりに楽しい雀卓だったよ」
用心棒2@GM:「何やってんだろうね私たち……ってアセビ様!?」
モモ:「ぐぬぬ、惨敗してしまった」 箱をひっくり返しながら
ラファール:「お、起きたみたいだな。大丈夫か?」
ユキ:「やぁ、おはよう」
アセビ@GM:「!?」
モモ:目を覚ましたら部下が雀卓を囲んでいた時の上司の顔
アーデルフ:そら色々とびっくりやろなあ
GM:人化解除してるレサオガくんたち馴染んでるし自分も蛇の下半身露わにしてるし
ラファール:そりゃ困惑するよね(
ユキ:しかも数時間前まで敵対してたやつらっていう
ヴェリタ:カオスな状況ですね
GM:なんだこれ
アセビ@GM:「ちょ、ちょ、まってくださいどういう状況ですかこれは」
用心棒1@GM:「アセビ様、かくかくしかじかでですね」
用心棒2@GM:「熱い麻雀勝負を……じゃなかった」
ユキ:「見ての通り麻雀が決着したところだよ」
モモ:「平和的闘争だった」
ヴェリタ:「えっと、混乱するのもわかりますがとりあえずお体の方、大丈夫ですか?」
エド@GM:「……てめぇらが蛮族だって割れても態度を変えなかったんだよ、こいつら」
アセビ@GM:「…………」 しばらく呆然として 「……ええ、はい、身体は少し重いですが、なんとか」
アーデルフ:「そっか、よかった。もし辛かったらおくすり持ってるからね、言ってね」
アセビ@GM:それからひゅるっと人化。手を右目に添えて健在を確認して
アセビ@GM:「……どうするおつもりですか、私たちを」
アーデルフ:「どうするって……えっと、どうするんだっけ?」
ユキ:「さぁ? どうしようか?」
モモ:「そう構えないでほしい。そのつもりなら君はこうして目覚めることもなかったのだから」
モモ:「ユキ、あまり煽らないで」
ユキ:「いや一切そんなつもりは……ふつうに何も決めてないからどうしようかと」
エド@GM:エドは肩をすくめて成り行きを見守っている
アセビ@GM:「え、あの?」 アセビさん困惑の図その2
ラファール:「とりあえずは今回の依頼人に交渉したいことができた、って感じか? 安心してくれ。あんたたちを殺したり、目をえぐったりとかはするつもりはない」
ヴェリタ:「交渉次第ではまたあなたの力をお借りするかもですが、その……」
アセビ@GM:「……依頼人の方が納得するでしょうか、それで」
ラファール:「まぁ僕たちと依頼人しだいってところだな」
ユキ:「よくわからないがまぁ何とかなるんじゃないか?」
アーデルフ:「納得させてみせるよ! ぜったい!」
用心棒1@GM:「そろそろ、護衛が1人帰ってこないことに気付いてもよさそうな頃合いですね」 そういうと、用心棒1の方は黒服の姿に変化する
アーデルフ:「あ」
用心棒1@GM:「こういうことも、私たちはしてるわけだ」
ユキ:「まぁ、潜入くらいはしてるか。随分大胆だが」
ヴェリタ:「えっ!?」
ラファール:「……」
アーデルフ:「わ、わかんなくなってきた! どゆこと!?」
用心棒2@GM:「少しお花畑の夢も見過ぎじゃないか、と忠告の一つぐらいは送らせていただくわよ」
アセビ@GM:「あなたたち……」
用心棒1@GM:「少しほだされすぎですかね。コバン商会の用心棒を一人食ってるって、それだけの話さ」
エド@GM:「……実行の時に手引きが一人いるってのは、そういうこったか」
ユキ:「そんなことは大した問題じゃないだろう? 私たちだって君たちの仲間を殺して生計を立てているわけだし、その程度大した問題じゃない。さっき、アセビ君が言ったようにね」
用心棒1@GM:また変化して 「向こうさんに同じことが言えるか? いや、言わせられるか?」
ラファール:むつかしい問題に黙ってむつかしい顔をしている
ユキ:「さぁ? 今のは私の個人的な主張だし、まだみんな若いからね。ゆっくり悩んでほしいところではあるかな? 私だってまだ人生の半分も折り返していない若造だけどね」
ヴェリタ:「きっと彼のご家族や友人からしたら大した問題じゃないとは絶対に言えないでしょうね、難しい話ですね」
モモ:「君たちが人族を殺したという件に関しては、簡単に看過できるものではないけれど……過ぎてしまったことといえば、それまでだよ。死者は生き返らない」
モモ:「それ以上に、わたしたちはいま生きている誰かを助けるために動いている。わたしは、そのために君たちと手を組みたい」
アーデルフ:「ボクらは、冒険者だもん。だれかを助けるためなら、がんばれるよ」
ヴェリタ:「それでも私もモモさんと同じく、今生きてる人を助けたいです」
ラファール:「デルフのいうように僕らは冒険者だ。助けられる可能性は捨てたくない」
モモ:「全てのひとを助けたいだなんて言わないよ。だけどせめて、目の前にいるひとくらいは助けたい」
ラファール:「アンタらが僕らの知らないところでどんなことをしているかというのは問題じゃないんだ。今アセビさんと、エリーちゃんのように苦しんでる人を放ってはおけないだけだ」
用心棒1@GM:「人族社会に俺も長いこと居るが、あんたらはとびきりだな」
用心棒2@GM:「全くね。ここまでぶれないのも一周回ってすごいわ」
アーデルフ:「えへへ、褒められても何も出せないよう」
ヴェリタ:「絶対に大丈夫とは言い切れません、ですが協力していただけないでしょうか?」
アセビ@GM:「……みんな、あなたたちのような人なら、もう少し違った世界になっているのでしょうね」 ぼそりと呟いて 「……はい、私とて、彼らをみすみすと死なせずに済む手があるのならそうしたく思いますし、エド、あなたも元々は全てが終わったら自首する気でもいたのでしょう。そうしなくて済むならその方がいいでしょう」
エド@GM:「……勝手にオレを巻き込むなよ」 苦々しそうに顔を背けるエドくん
ラファール:「個人的にはエドにもついてきてほしい。大切な人が苦しんでいる状況は……たぶん依頼者もいっしょなんだ。気持ちは痛いほどわかるだろう?」
エド@GM:「毒を喰らわば皿までってか。わぁったよ」
ラファール:「助かる。アセビさんに恩を返すつもりで頼むよ」
アーデルフ:「みんなで力を合わせれば、きっとなんとかなるよ! がんばろ!」
ヴェリタ:「では決まりですね、さっそく商会まで戻りましょうか」
簡単な作戦会議で口裏を合わせてから、一行はコバン商会へ戻る。