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【シーン1:《虹夢亭》とパーティ結成】

GM:ザルツ地方ルキスラ帝国の南に位置する城塞都市、ディザの片隅に居を構える冒険者の店、虹夢亭。最近亭主が変わり、新米亭主のセロウィが店員のミラと共にわちゃわちゃどたばたと経営している中堅所……よりもちょっと下に傾きつつあるお店です

GM:あなた方はふらりと立ち寄ったのか、あるいはセロウィから熱い勧誘を受けたのか、この店に集まった冒険者たちです。今日はあなたたちにとってこの店での初依頼がある様子。新米冒険者たちをどのような冒険が待っているのでしょうか――


GM:ということで時間としては朝! 店主のセロウィは寝坊のためまだ店に下りてきていませんが、ミラが店を開き注文があれば軽食なども出していますよ。みなさんはどんな風にこの時間を過ごしていますか?

ミラ(GM):「はぁ……セロウィはまたですか」 そうぼやきながら箒で店内を軽くさっさと掃き掃除

GM:ミラは虹夢亭唯一の店員です。セロウィと比べてしっかり者の彼女がいなければ虹夢亭の運営はままならないでしょう

モモ:流れのエルフがいるらしい(彼女はとあるエルフを探しています)と風のうわさを耳にして、「探しているあの人かも!」と虹夢亭の門扉を叩きます。たのもー!

ミラ(GM):「おや、いらっしゃいませ」 戸を叩かれたのならミラが出迎えに出ますよ

モモ:「おはようございます。あら……ここは、まだ開店してはいないのかな」

ミラ(GM):「おはようございます。いえ、まだ店主は降りてきていませんが開いていますよ。大丈夫です。御用向きは御依頼でしょうか? それとも冒険者登録?」

モモ:「それはよかった! 冒険者登録をー……」 とか言いながらキョロキョロと店内を見回します

ミラ(GM):「はい、わかりました。ではこちらへ」 ミラはカウンター内から羊皮紙一枚ぺろりと出します

モモ:目当ての人がいなさそうなのでやや肩を落としながらカウンターに向かいます

ミラ(GM):「名前、種族、あとはおおまかにできることを書いていただければそれで充分ですので」 と羽ペンとインクも用意

GM:あ、みんな元から店にいるとか好きにしていいからね! 冒険者の店は宿も兼ねているのでまだ寝てる、とかでもいいですし。みんな割り込んで大丈夫だからね! 遠慮しないでね!(

モモ:白紙を埋めながら他の方の登場を待ちます

ラファール:ではラファールは店が開いているのを確認し、眠気眼でふらふらと朝食を食べにドアを開きます

アーデルフ:アーデルフは窓際の席でうとうとしながら日向ぼっこ中。モモとミラのやり取りで薄く目を覚まします

ミラ(GM):「いらっしゃいませ」

ラファール:「ふぁああ……お店の人? おはよー、もうお店やってるよね? ……朝ごはんたべにきたよ……」 目をぐりぐりこすりながらアーデルフくんの席に座ります

ミラ(GM):「はい、朝食ですね。承りました、少々お待ちを」

ラファール:「ココの席空いてるかな? 日向が気持ちよさそうだ……御一緒していいかな?」

アーデルフ:「ふあー……。んー? いいよー……」(またうとうと)

ラファール:「んじゃ失礼して……」 店内がにぎやかなのを横目に見つつ座ります

レオン:「あーっ! すいません! すいません! 私としたことが寝坊しちゃいました!」 っと慌てたように宿のほうからドタバタやってきますね

モモ:ちらりとラファールさんとレオンさんの姿を確認して、筆記に戻ります

ミラ(GM):「おはようございます、レオン様。うちの店主もそろそろ起きてくると思うので、少々お待ちを――」 とミラが言いかけた辺りで

セロウィ(GM):「うぅ~……眠い~……」

GM:目をこしこしとこすりながら降りてくる10代半ば頃の少女が降りてきます。彼女の名前はセロウィ、虹夢亭の現店主です。前店主、亡き父の跡を継ぎ店員のミラとともに小さな冒険者の宿を切り盛りしています

ミラ(GM):「はぁ……今日はまだマシですがもう少し早く起きてください、セロウィ。今日は仕事が入ってるんですよ」

セロウィ(GM):「う~……だって眠いものは眠いよぉ」

ミラ(GM):「お客様もいらしているので応対をお願いします。新しく冒険者登録をしてくださっている方です」

セロウィ(GM):「え! ほんと!?」

モモ:「おはようございます」

レオン:上から降りてくるセロウィさんを見て「あ、店主さん、おはようございます」と軽く会釈します

GM:それを聞いてぱぁっと目を輝かせたセロウィがモモさんの方へ駆け寄ってその両手を熱く握りしめる!(

セロウィ(GM):「ありがとー! 今ちょっと人が少なくてどうしようかと思ってたの! よろしくね! あ、レオンくんもおはよう!」

アーデルフ:「んー……いい匂いー。(ラファールの朝食に目を落とす)……ボクもなんかたのもっかなあ。ミラさーんおなかすいたー。なんか作ってー」

レオン:「あ、私もなにかお願いします」

ミラ(GM):「わかりました」

GM:アーデルフさんとレオンさんにもさっとパンとサラダとスープの簡単軽食が! ラファールさんに渡す描写し損ねてる気がするけどまぁもう渡してるってことで!(

モモ:グレンダール神官的に怠惰な人間ってどうなんだろう

GM:あんまり快くないかもしんないけど、まぁ人次第?(

モモ:「よろしく。ただ、あまりお寝坊さんなのは関心しないね」 とやんわりたしなめよう

セロウィ(GM):「え、えへへ……面目ない……」

アーデルフ:(セロウィに気付く)「あ、セロウィーさん! こっちで一緒に日向ぼっこしようよ! あったかくてきもちいいよー!」

セロウィ(GM):「う……行きたいけどまた寝たらミラにしかられちゃうから……」

アーデルフ:「そっかあ……。じゃ、またこんどね?」(残念そうに尻尾ゆらゆら)

ラファール:「(あれ店主さんかな?)寝坊助さん、おはよー」

セロウィ(GM):「おはよ! ってあなたは? もしかして冒険者さん?」おめめきらきら捕食者(笑)の目

ラファール:「んん……まぁそうだけど……」 セロウィの気迫に少し焦る(

セロウィ(GM):「よかったらうちで冒険者登録していかない!? 今日はねー、なんと! ベストタイミングなことに依頼があるんだよ!」

ラファール:「ほう……(目キラリ)登録はするつもりだからあんしんしてよ」 といってからの……モモさんも同卓かな? とりあえず窓際にさそいます!

モモ:書くもの書き終わったんでミラさんに渡して、エールの一杯でも頼みます。エールは命の水だから朝から飲んでもセーフセーフ

ミラ(GM):「ありがとうございます。こちら、店のエンブレムになりますので身分証明が必要になりましたらお使いください」 と虹の意匠のバッチを渡すよ(今回は使わないけどね)それから頼まれたエールも

レオン:「あ、ここの席、失礼します」 とラファールさんとアーデルフさんの近くの席に座って「おぉ、これは美味しそうです……! いただきます(もぐもぐ)」 と食べ始めます

モモ:渡されたエールのジョッキを持ってアーデルフさんとラファールさんのいるテーブルに近付きます。「おはようさん。珍しい色だね」 とアーデルフさんに

アーデルフ:「もぐもぐ……(ごくん) んー? そうかなー? ってうわあ! おんなじピンク色! はじめて見た!」

(※アーデルフのウロコの色はピンク、モモの髪の色もピンク)

セロウィ(GM):「よかったー! それじゃねー、えっと……あれ、依頼書どこやったっけミラー」

ミラ(GM):「そちらの戸棚の右端上から3番目です。昨日整理してたのに何で忘れてるんですか全く……」

セロウィ(GM):「はっ! そうだったそうだった! てへへ……」

モモ:GM、所持品のワイン使って火吹きの一発芸してもいいですか?

GM:ええよー

モモ:わーい きゅっとワインを煽ってゴーッ 「もしかしたらわたしもリルドラケンかも」

GM:ぐいとモモさんが酒を煽り、一息吐くとごうと一筋の火の粉が店内を寸の間赤く染める

アーデルフ:「ええ!? そうなの!(じろじろ)とてもおんなじには見えないけどなあ……!」(目キラキラ)トカゲブレインだから多分ネタだと把握してない

ラファール:「うわぉ……」 突然の火吹き芸にびっくりします

セロウィ(GM):「おー! すごいすごい!」

モモ:火の粉がレオンさんに降りかかっていないことを切に願う

レオン:おっ、おもしろそうなので振りかけましょうかね?w

モモ:「おめざめかな?」

ラファール:「あぁ、おかげさまで……それより隣の子燃えてない??」

モモ:「えっ」

レオン:「わわっ!! あつっあつっ」 降りかかった火の粉を袖あたりでぽんぽんして消す 「び、びっくりした……火吹き芸とはこれまた粋ですね」 とびっくりはするものの軽く拍手

ラファール:眠気しゃっきり朝一のボヤ騒ぎw

ミラ(GM):「大丈夫ですか?」 冷たいおしぼりどうぞ

レオン:「あぁ、ミラさんありがとうございます」 と笑顔で受け取り

アーデルフ:「ボクにもできるかな……できるかな……!」 モモに尊敬ちっくな眼差しを向けます

モモ:「君にもできるよ、グレンダールの加護ぞあらん! なんてね」 布教を欠かさぬ神官の鑑

アーデルフ:「ぐれんだーる……ぐれんだーる! ぐれんだーるすごーい!」(キャッキャ)幼児力高い

ラファール:「あんた、だいじょうぶか?」 他に火の移りがないかちらちら

レオン:「私はこのとおり大丈夫です……が、みなさんはや店は大丈夫ですかね?」 と同じく少し辺りを気にした様子で

ミラ(GM):「店の方は大丈夫なようですのでお気になさらず」

モモ:「ごめんごめん、大丈夫?」 ドワーフは《剣の加護/炎身》あるからあんまり炎に焼かれることを大事だと思ってなさそうなので軽い感じで。悪気はない、はず >レオンさん

レオン:「ええ、おかげさまで。きれいだったんですが、口から火を出して熱くないんですかね?」 すこし不思議そうに


 寝ぼけ眼の面々の注目を集めながら、セロウィが取り出したのは軍から回ってきた砦調査の依頼書であった。かつて放棄した砦を演習で再利用するために、現在の状況を調査して欲しいとのことだ。賊が根城にしている可能性も充分に考えられるため、危険だと判断した場合は無理をせず帰還するように、と冒険者たちを気遣うセロウィとミラ。新米冒険者たちは意気揚々とこの依頼を受ける様子だ。


セロウィ(GM):「よかったー! 決まりだね!」

ミラ(GM):「件の砦までは徒歩で半日と言ったところでしょうか。地図をお渡ししておきます」 と一点に○印がつけられた地図を寄越してくれるよ。RP的な産物ですが

ラファール:「満場一致だね」 ニヤリと笑う

モモ:「改めてよろしく、各々方」

アーデルフ:「よろしくよろしく! がんばろー!」

レオン:「こちらこそよろしくお願いします」 と会釈

セロウィ(GM):「それじゃみんな、よろしくね! 気を付けて!」

GM:他に聞きたいことがなければパッと砦まで移動してしまいますが、何かありますか?

一同:ないでーす

GM:了解しました! それでは「パッと行く」!

この卓朝に弱いひと多すぎィ!

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