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【SW2.0】虹夢亭【キャンペーンリプレイ】  作者: 赤星
4話「冒険者とはかくあるべきか」
23/87

【シーン2:帰ってきた先輩冒険者】

 レオン出立の翌日。やっぱり仕事のない《虹夢亭》新米冒険者たちは思い思いの午後を楽しんでいた。アーデルフはユキ相手にドラゴン語の講義、ラファールは窓側の席で午睡を楽しみ、モモは店の外で鍛錬を行なっている。


アーデルフ:「ドラゴン語は、ノドをうまく使わないとだめなの。音のたかさでことばの意味がぜーんぜん変わってきちゃう」

GM:デルフくんが真面目に講義してる!

ユキ:おじさんはデルフくんの講義に聞き入っているようです

アーデルフ:「すてきなおひげですね、って言いたいのに、この(ものすごい罵倒)やろー! って意味になっちゃうこともあるんだ。きをつけないとネ」

アーデルフ:「ところでユキ、(ものすごい罵倒)ってどーいういみ? じっちゃん教えてくれなかったんだー」 デルフも講義に夢中になってます

ユキ:「恐ろしいな……意味は……そうだな、あー……」 全力で言葉を濁します。興奮もしてます

アーデルフ:「ユキでも知らないの? んー……ミラならしってるかなあ?」 無垢に首を傾げます

ミラ(GM):「え、いや、その……」

GM:興奮もしてるwww

ユキ:マゾと常識の狭間にいます

ミラ(GM):「私の口からは、ちょっと……はい、むやみやたらに口にしないことだけはお勧めします」

アーデルフ:「?? うーん、わかったー」

GM:それじゃあそんな感じの昼下がり、外で鍛錬してるモモさんは《虹夢亭》に向かっていく男女の二人組を見かけるよ。中にいる人たちはがらんがらんとドアベルが鳴らされて誰かが店に入ってくるのに気づくでしょう

青年(GM):「おーっす、戻ったぞー」

女性(GM):「ただいまです」

GM:その二人組は片方は二刀を腰に下げた青年、もう一人は首にライフォスの聖印を提げた女性です。二人とも使い込まれていることが容易に見て取れる、こなれた装備を身にまとっていますね

セロウィ(GM):「あ、アキ兄ちゃん! ニーナお姉ちゃん! おかえりー!」

GM:二人の入店に気付いたセロウィはぱたぱたと走って、それはもうわんこのように飛びつくのをアキと呼ばれた青年は抱き留めます(

アキ(GM):「おーう、犬かお前は。よーしよしよし」

セロウィ(GM):「犬じゃないよー! 二人とも元気そうでよかった!」

ミラ(GM):「おかえりなさいませ、アキレアさん、ニーナさん。遠征、お疲れ様でした」

ニーナ(GM):「ミラさんもセロウィも、御変わりなさそうで何よりです。店の方は大丈夫でしたか?」

ミラ(GM):「はい、新しく登録してくださった冒険者さんたちがいらしたので」

モモ:ラファールが寝てる席の窓枠に腕をかけて店内の様子を覗き込みます

ラファール:「!? なんだモモか……」

モモ:「なんだとはなんだい。あの二人、セロウィの知り合い?」

ラファール:「んー……あの感じをみるにそんな感じだな」

アキ(GM):「新しい人ーってのは、そこのリルドラとドワ娘と兄ちゃんとタビットか?」

セロウィ(GM):「うん! みんな頼りになるんだよ! 昨日までならもう一人いたんだけど……丁度入れ違いで遠くの依頼にいっちゃったんだよね」

ニーナ(GM):「それは……残念でしたね。セロウィに付き合ってくれる人ですもの、少しお話してみたかったです」

モモ:ひょいっとアキさんとニーナさんに手を上げます。そのあとにちゃんと店内に入ろう

アキ(GM):「よっ、新入り! 俺はアキレア・フランク、《虹夢亭》の先代亭主の頃からの登録冒険者だ。よろしくな」

ニーナ(GM):「ニーナ・フェンネルです。アキと同期でライフォス様の神官をしています。この1か月ほど長期の依頼を受けていて店に戻れませんでしたが、これからは顔を合わせることもあると思うのでよろしくおねがいしますね」

セロウィ(GM):「二人とも私が11の頃から冒険者やってるベテランさんなんだよー!」

ミラ(GM):「セロウィが店主になってからもうちをメインで依頼を受けてくださってる数少ない冒険者さんでして、難度の高い依頼は概ねこのお二方にお願いしています」


 先輩冒険者たちと挨拶を交わすアーデルフたち。ここでミラがあることを新米冒険者たちに提案する。


ミラ(GM):「せっかくお二人が戻ったことですし、みなさん――アーデルフさん、モモさん、ラファールさん、ユキさんに改めて冒険者としての手ほどきを受けていただくのはどうかと」

ミラ(GM):「冒険者としての仕事にも結構こなれてきた頃合いだと思いますが、改めて基礎を学ぶことで得る物もあるのではないかと」

アキ(GM):「なーるほどな。その教導役を俺達がやる、と」

ニーナ(GM):「わたしたちも先輩冒険者にやっていただきましたね。だいぶ手酷く」

アキ(GM):「あー、あったなぁそんなこと……」

セロウィ(GM):「なるほど!そういえばお父さんもそんなことやってたきがする!」

モモ:ほう、とちょっと口角を釣り上げます

アーデルフ:「手ほどき? よくわかんないけどいいよ!」

ユキ:「いいな。特に私は完全に初心者だ。ご教授いただけるとありがたい」 なるべくスパルタ方面で

ラファール:さっそく手合わせできるのか、といった感じにニヤリ

ラファール:「僕も冒険者になって日が浅いからな。色々知らないことばかりだしありがたいな」

ミラ(GM):「アキレアさんとニーナさんにみなさんの実力を詳しく測っていただくことで、私たちもお渡しする依頼の難度の調整を利かせやすくなりますし。みなさんのお時間をいただく形になりますので、仕事とは厳密には違いますが、少ないながら報酬はしっかりお渡しさせていただきます」

アキ(GM):「OK、了解したぜ」

ニーナ(GM):「それでは……何か考えましょうか」

モモ:「わたしたちもレオンが抜けたことで戦闘の動き方を再確認する必要があるし、渡りに船だね」

アキ(GM):「丸一日あればざっと準備できるだろ。明後日でもいいぜ」

ミラ(GM):「ありがとうございます。それでは2日後に予定ということで……みなさんよろしいでしょうか?」 >ALL

一同:もちろん!

GM:と言う感じで先輩冒険者2人との邂逅が済み、2日後に飛びます

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