表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
79/122

79話 今後の方針

 家に帰ってきた俺たちは、まず桃花を落ち着かせようと風呂に入れその間にミルとひよりに今あった出来事を話すことにした。

「突然びっくりしましたよー。帰ってきたと思ったら青ざめた桃花ちゃんがいるんですもん。なにがあったんですか?はなしてくれるんですよね?」

「そうだよ、みな兄。あんな桃花見たことないよ。心配だよ…。」

 二人とも桃花の様子が違うことに気づいているみたいだ。俺は二人に話しはじめた。ちなみにネリネはこの間に置いてきた荷物を取りに行っている。


「そんなことって…。みな兄、ドラマやアニメじゃないんだよ?そんなことって…。」

「信じたくないのもわかるけど現実だ。実際桃花は攫われかけて俺たちは銃撃された。」

「…。だから桃花は顔面蒼白だったんだね。」

「怖い目にあったんです。当然ですよ。それで、敵の狙いはなんなんです?」

「それがわからないんだ。襲ってきた奴らが下っ端らしくてな。命令されたから誘拐したってことしか言わないんだよ。」

「そうなんですか。ちなみに嘘をついている可能性はないんですか?」

「散々脅したからないと思う。アレで嘘ついてたら相当な役者だな。」

 それが困ったところである。桃花を狙った理由がわからないのでどうしていいかわからない。桃花の家は裕福そうな家だから身代金目当ての可能性が一番高いと思う。今回の失敗で引いてくれればいいんだが。

「とにかく安全が確保できるまで桃花のボディガードが必要だ。俺が里見さんに襲われてた時みたいに、登下校時はネリネとミルにも同行を頼みたい。」

「わかりました。それがいいでしょうね。」

「後念のため家の結界を強化したいな。スーリアできるか?」

「まぁ、できないことはないよ。今は敵意のある者が敷地に入ったら知らせるくらいの効力だから、それを強化するよ。敵意ある者が敷地内に入れなく…いや敵意ない者が決められた場所からしか入れなくしよう。外から爆撃とか受けたから嫌だからね。」

「そんな細かくしていできるのか!?」

「そりゃあ精霊マスデバリア様だからね!ちょっと時間はもらうよ。大改造だからね。」

「ああ、よろしく頼む。」

 これで家の中の心配事も無くなった。外では俺たちが警護するし余程のことがなければ大丈夫だろう。そう話している間にネリネが帰ってきた。大分早かったな。

「話は終わったのかしら?」

「大体のところはな。」

「そう、なら私から一つ提案があるわ。」

 ネリネからの提案。ネリネの見た目からは想像できない話が多いんだよなぁ。

「さっきミナトにメモを取ってもらった敵アジト三箇所。ここを襲撃しましょう。三箇所も襲えば本部の場所もわかるんじゃないかしら。」

 フフン、と言いたげなネリネの表情。これはアレだ。いつものネリネだ。

「ネリネちゃんはまた脳筋的発想で事を考えてますね。やられたらやり返すの精神ですね。」

「でもまぁ言ってることは間違ってないんじゃないか?このまま守りに入るだけじゃ、いつまで守ればいいかわからないし。」

「そうですね。ならネリネちゃんの言う通りにしますか。いつも乱暴なんですから。」

「どうして呆れられてるのかしら?」

 これで今後の方針も決まった。あとはうまくいくかどうかだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ