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33話 カップラーメン

 落ち着いた俺たちはリビングの座布団の上に座りこれまでのことについて話すことになった。

「とりあえず、助かってよかったですね。ドラゴンのブレスを受けた時は死んだものと思いましたよ。」

「それは確かにそうよね。確かに私たちはドラゴンのブレスを受けた。なのに、生きている。それどころか、ミナトの国にまで瞬時に移動している。これはいったいどういうことなのかしら?」

「俺としては、うまくいきすぎて怖いくらいなんだけどな。ドラゴンにはそういった伝説とかなかったのか?」

 俺は問いかける。ドラゴンが有名な存在な事はなんとなくわかった。その有名なドラゴンの攻撃の効果がわかっていてもおかしくないはずである。

「ドラゴンは人里離れた地帯に住んでいるから目撃情報が少ないの。それに数自体が少なくて。だから情報という情報はほとんどないわ。ブレスにしても全てを滅すると言い伝えられていたわ。だから別の場所に転移するなんて思ってもみなかったわ。」

 神妙な面持ちで話すネリネ。ドラゴンはほとんど伝説上の生き物で人の前には姿を現さなかったみたいだ。確かにあんな存在がやたらめったら人里に降りてきてたら人類滅亡するか。

「もしかしたら過去にブレスを喰らった人たちも消滅したのではなく、ミナト君の世界にいどうしてたんですかね?」

「もしそうなら俺たちの世界の歴史に記録が残るはずだけど…。でもそういう人たちがいたから俺の世界にもドラゴンの話とかあるのかもな。」

「こっちの世界にもドラゴンのお話あるんですか!?」

「完全に作り話のレベルだけどね。」

 確かに俺達が見たドラゴンとお話で見るドラゴンの見た目はほとんど同じだった。過去の人たちも異世界転移してたとしても不思議じゃない。

「それにしても、私たちがほとんど無傷っていうのも幸いですよね。ついてましたね〜。」

「確かに傷がなかったのは幸いよね。私たち運がよかったみたいね。いや、ドラゴンに遭う時点で運はないかしらね…。」

 そんなことをいうネリネは珍しい。いつもプラス思考なのにマイナス発言をしている。

「さて。ドラゴンについては考えても答えが出なそうだから一旦このへんにしましょう。これからについてを話しましょう。」

 これからについて。それはもちろん、ネリネとミルが異世界である現代に来てしまった事についてだろう。当然俺が行って帰ってこれた以上、ネリネたちができない道理はない。問題はどうやるかだけれど。

「ミナトが自分の国、自分の家に帰れた事はとても喜ばしい事だわ。だけれど私たちも一緒になってくるのは、予想もしていなかったわ。さて、どうしましょ。」

 流石のネリネも今回ばかりはお手上げのようだ。それもそうだろう。急に他所の国にきてしまったのだから。

「私としては、しばらくこの地に滞在するのが望ましいですね。普段ではできない経験ができそうですし!それに帰る方法がドラゴンのブレスとかだと二度とゴメンといいますか〜。」

「私としてもそれは嫌だわ。確かに急ぐ旅ではなかったし滞在してもいいのであればありがたいけれど、その辺どうかしら、ミナト?」

「ああ、ウチなら心配しなくても大丈夫だよ。いくらでも居てくれて構わないよ。」

 世話になったみんなのためだ。それくらいはいくらでもさせてもらおう。

「それではミナトの家にお邪魔させてもらって、ゆっくり帰る方法を探しましょう。それでいいわね!」

「異議なしでーす。ミナト君の国って話に聞く感じだとかなーり平和な感じですよね?モンスターとかいないんですよね?」

「ああ。動物はいるけど、モンスターはいない。だから外を武装して歩かなくていいんだ。むしろ武装していると危ない人間扱いで警察に捕まる。だから外を歩く時は剣とか杖とか置いといてくれよ。」

 このルールは守ってもらわないとトラブルが尽きないだろう。一発逮捕なんて笑えない。

「それだと私はどうしたらいいかなぁ。外に行く時は常に剣の外にいないといけないけど、そんなに離れられないしなぁ。ちょっと形態をいじってみるか。」

「そんなことできるのか?できるならそっちの方が助かる。剣を持ち歩く事はできないからさ。」

「このスーリアさんに任せなさい!私も湊の世界を見て回りたいからね。」

「さて、残りの話は後にして、風呂に入ろう。ドラゴンと戦ったままでだいぶ汚れているしな。汚れを落としてきてくれ。さぁ、こっちだ。」

 そう言って風呂場へ二人を案内する。日本式のお風呂は初めてだろうからシャワーの使い方を教えておこう。石鹸は異世界とそう変わらないから大丈夫か。お湯をはってゆっくりしてもらおう。


 ミナトからお風呂の入り方を教えてもらい、先にいただくことにする。ミルが使い方が不安だということで一緒に入ることにする。ミルと一緒に脱衣所で服を脱ぐ。ミルは特に恥ずかしいこともないのかポンポン服を脱いでいく。私は同性同士でもちょっと恥ずかしかった。女である私から見ても、ミルは可愛らしい容姿をしている。そのミルの肌を見るのがちょっと恥ずかしい。しかし確認したいこともあったので私はミルの裸を直視した。

「改めて見たけど、ドラゴン戦での傷とかは無さそうね。よかった。ブレスの跡とかもなさそうで。」

「それはよかったです!じゃあ私もネリネちゃんに傷がないか見ますね!さぁ、早く脱いでください!」

 手をグーパーしながらこちらを見るミル。

「ちょっと!?自分で脱げるから服に手をかけないでもらえる!?後、目が怖いわよ、ミル!」

 聞いているのかいないのか、ミルは私の服を脱がそうとしてくる。ちょっとそこはくすぐったい…。

 一苦労あり、私も服を脱いだ。誰かに裸を見せたことはないのでやはり恥ずかしい。

「うんうん。ネリネちゃんも傷らしい傷はないですね!ツルツルスベスベな綺麗な肌をしています!」

「恥ずかしいから感想は言わなくていいわ!ミナト達も待ってるし早く入りましょう!」

 私とミルは浴室へと入る。二人で入るにはちょっと手狭だが、入れないことはない。私たちの世界のお風呂と違いシャワーと呼ばれるモノがあるらしい。ミナトに使い方は聞いている。私はシャワーの根元にある取手を捻った。

「わぁ!?」

「ホントに水が出てきましたよ!」

 そう、シャワーからはお湯が出てくるのだ。魔法も使っていないのに水が出てくるのは驚きだ。水を貯めておくタンクでもあるのかと聞いたらそういうわけでもないという。お湯を体に浴びながら思う。これは気持ちいい。ミルにもシャワーをかけてあげると、気持ちよさそうに微笑んだ。こちらでは頭と体に付ける石鹸が違うらしい。シャンプーと呼ばれるものがあるらしいのでそれで頭を洗う。まずはミルの頭を洗ってあげる。ミルの頭が泡まみれになる。そして甘い香りがただよってきた。

「あー、ネリネちゃんそこ気持ちいいです。もうちょっと右のあたり触って欲しいです。あーそこですそこ、あー。」

 頭を触ると気持ちいいようでミルが色々お願いしてくる。そこを触ると気持ちよさそうな声を出す。

「ネリネちゃん、いいですよー…痛っ!泡が目に入りましたっ!?痛っ目がー!目がー!」

「ごめんごめん、意識してなかったわ!今シャワーで流すから!」

 頭に集中していたら流れる泡に気づかなかったようでミルの目に泡がはいったようだ。

「気持ちよかったですけど、泡は痛いですね…。気をつけないとですね…。」

 私の頭のときは気をつけよう。


 ミルに頭を洗ってもらい、体もお互いに洗い合っているこちらの世界の石鹸は出来がいいみたいで、スベスベしている。

「ネリネちゃん、痒いところはないですか?」

「痒いところはないわね。気持ちいいわよミル。」

 今はミルが背中を洗ってくれている。背中をタオルで擦られると汚れも一緒に取れている感じがしてとても気持ちがいい。前は流石に自分で洗った。

「次は私がしてあげるわ。背中向いて。」

「ありがとうございます!いやぁ、背中って洗いづらいので誰かにやってほしいってずっと思ってましたよ痛たたたたたっっっっ!!??ネリネちゃん力強い強い!痛いですよ!!」

「ごめんごめん、自分の感覚で洗ってたわ!ちょっと弱めるわね!痒いところはないかしら?」

「痒いところも吹っ飛ぶ痛さでしたよ!ゴリラか何かですかネリネちゃんは!ちょっと不器用すぎません!?」

 ミルが怒鳴り声をあげる。ちょっとした失敗なのだからそんなに怒らなくてもいいのに。

「ネリネちゃん…背中はもういいですから、泡を流して浴槽に入りましょう。」

 そうしてシャワーで泡を流し浴槽へ入るとする。二人で入るのはやはり手狭だが、ミルが小柄なので浴槽にはピッタリ入れた。

「はぁー、いい気持ちですねぇ。お風呂の中はどこの世界でもいいものですねぇ。」

「ホントね。お湯に入ると何も考えられなくなるわ…。」

 心地よいお湯の温度を感じながら、私とミルはお風呂に入った。

「それにしても思っても見なかったことになったわね。まさかミナトの国に来てしまうとは。」

「そうですね。来たい気持ちはなくはなかったですけど、突然でしたね。」

「ミルは不安にはならない?元の世界に帰りたいとか。」

「んー、確かに帰りたい気持ちはありますけど、今はこの体験を大事にしたいですね!ミナト君が帰れたんです。私たちも帰れないことないですよ!」

 わかっていたことだけれど、ミルは年齢以上に心が強い。いや、心に余裕があるのかもしれない。私は経験したことないことに対してはちょっと及び腰だ。

「そうね。私も急ぐ旅ではなかったし、今を楽しみましょうか。その分ミナトは大変かもしれないけどね?」

「そうですね。ミナト君にはこの世界のことを色々教えてもらいましょう!さぁ、楽しみますよー!」

 そんな話をした。この国も大変かもしれないけど、楽しいことがたくさん起きるといいわね。


「ふぅ〜久しぶりの我が家の湯はいい気分だなぁ。」

 ネリネたちが上がり次は俺の番になった。体を洗いささっと湯に浸かった。異世界でも風呂はあったが、一人で入れる風呂はなかった。こうして一人で風呂に入るのもいいもんだよね!

「湊の世界のお風呂はすごいね。魔力を使っていないのに親が出てるよ!それも溢れんばかり!お湯の質もいいし、ここまでのお風呂を作るには結構いい魔導具が必要になるよ。」

 と聞き慣れた声が湯船の外から聞こえた。そこには長い髪に白い肌を晒した一糸纏わぬ姿のスーリアがいた。

「ちょっ!?おまっ!何入ってきてるんだよ!」

「まぁまぁいいじゃないか。私たちは契約者同士。身も心も一心同体だよ。」

「お前が良くても俺が良くないの!恥じらいを持ってくれ!」

「他の男性ならいざ知らず、湊だからね。私も安心してお風呂に浸かれるというものさ。」

「お前だって魅力的な女の子なんだから少しは恥じらってくれ!」

「…嬉しいこと言ってくれるじゃないか。でもいいのかい?あまり大声出してるとネリネたちにバレてしまうよ?」

「うぐぐ。なら仕方ない。あっち向いてるから入ってくれ。」

「ここのお風呂は初めてだからね。洗ってくれなきゃ大声出ちゃうかもしれないなぁ。」

「スーリア…お前!!」

「湊こそ、恥ずかしがらずに。ほらほら〜。」

 くっ、仕方ない。ここはささっと洗ってすぐに出てもらおう。俺はシャンプーを手に出すとスーリアの長い髪に触れた。汚れなど全くなくて洗う必要あるのか?と思うほどだった。

「湊の世界の石鹸っていい匂いがするね〜。癒されるよ〜。」

「頭を洗うのはシャンプーって言うんだ。リンスってのもあるけど。髪の毛長くて手入れが大変じゃないか?」

「私は人間じゃなくて精霊だからね。髪の毛の手入れはしなくても汚れたり乱れたりしないのさ。」

「じゃあ今やっているこれも無駄じゃないのか?」

「無駄ではないさ。とても気持ちいい。癒されているのだからいいじゃないか。」

「そういうものかね。はいっ流してリンスな。」

 シャンプーとリンスを終わらせた俺は次は体か、と思っていた。背中はともかく前は…。

「ん?どうしたんだい湊?手が止まっているよ?早く体を洗っておくれ?」

「スーリア、悪いんだけど前は自分で洗ってくれ。流石に前は無理だ!」

「やれやれ女性の扱いもわからないのかい湊は。でもまぁ湊にしては頑張ったほうか。前は自分で洗うよ。」

「ああ、そうしてくれ。俺は湯船に入る…。」

 こうしてようやく肩の荷が降りた俺は湯船に入った。その最中

「んしょ、んっ…よいしょ。」

 と小声で言いながら体を洗うスーリアの方を向かないように気をつけた。しばらくすると、

「私も体を洗い終わったから湯船にはいらせてくれないかい?」

「入るのか。じゃあ俺は上がる…」

「遠慮することないさ。もう少し入っていきなよ。私は気にしないから!」

「お前が気にしなくても俺がするから!」

「まあまあちょっとだけだから。」

 上から肩を押されると思った以上にストンと座らせられてしまった。え、こんな力強かったっけ?

「はぁ〜、お風呂は気持ちいいねぇ〜。水の質がいいせいか今まで入ったお風呂より気持ちいい気がするよ。おや、湊。何を惚けているんだい?」

 お湯に温められてスーリアの体が赤く染め上がっていら。見た目に反してとても色っぽい。

「湊。一心同体とは言ったがそうジロジロ見られると恥ずかしいものがあるよ。」

「っ!ああ、すまない!悪い!ほんとごめん!」

「そんなに謝ることはないけどさ。」

 俺とスーリアの間に微妙に気まずい時間が流れる。何か言わないと。

「スーリアはどう思う?今回の出来事は。」

「湊の世界に来てしまったってことかい?確かに何故ドラゴンのブレスによって異世界転移してしまったかはわからない。私が生きてきた年月の中にもそのような事象はなかったし、聞いたこともない。だから今起こっていることは未知の現象と言えるだろうね。」

 未知の現象。俺が異世界に行ったのも未知だとしたら帰って来れた今の現状も未知なのだろう。予想外の出来事が多すぎて困ったものです。

「でも私的にはラッキーかな。私たちとは違う世界のことを知れるなんて、私の願いからしても大いにありさ。湊には引き続きこの世界について見せてもらいたいね。」

 と、とびきりいい笑顔で言った。そういう顔されると弱いんだよなぁ。

「ああ、任せとけ。こっちの世界も楽しいってことをおしえてやる!」

「…意気込んでるとか悪いけど湊。前をかくしたほうがいいんじゃなかろうか?」

 勢い余って立ち上がってしまった俺はとある部分を隠さずにいた。スーリアに見せつけてしまった…。あああああ。


 全員がお風呂に入り汚れを落とした。代わりの服は、俺のジャージを着てもらった。スーリアの服は魔力でできているから着替える必要ないのだが、俺たちに合わせてジャージ風にしている。

「さて、ご飯でも食べようか。と言ってもカップラーメンくらいしかないんだけどさ。」

「かっぷらーめん?かっぷらーめんってなに?」

「お湯を入れて食べる麺のことだよ。スパゲティみたいなものさ。すぐに出来上がるのがいいとこだよ。」

 そう言ってお湯を沸かし始める。四人分だからちょっと多めにお湯を沸かす。

「ミナト君の国のお風呂って凄いんですね〜。お湯がじゃーじゃー出てきますし、シャンプーっていう石鹸もいい匂いでしたし!浴槽もすぐ貯まりましたもんね!」

「驚きよね。王族でもないミナトがここまでの待遇を受けているなんて。この国はどれほど豊かだというのかしら?」

「いやーいい湯加減だったね。体が浮くっていうのはああいうことを言うんだね。」

 お湯が沸いた音がした。買い置きしてあったカップラーメンを四つ取り出し、それぞれにお湯を入れる。楽ちんなカップラーメンでも四つも作るとちょっとめんどくさいな。

「家庭用のお風呂はあんなもんだけど、露天風呂っていう外で入るでっかい風呂もあったりするよ。もちろん異性にはみられないようになってるし。」

「お風呂が外にあるの!?異性に見られないならいいかもしれないけれど、抵抗あるわね。」

「逆に解放的でいいんじゃないですかね。全部さらけ出して気持ち良さそうじゃないですか!」

「アナタのようね感覚の人は少ないんじゃないかしら?同性でも恥ずかしいものは恥ずかしいわよ。」

「人の裸をジロジロ見るもんじゃないよな、同性でも。そこはマナーだよ、マナー。」

「人間の感性ってよくわからないや。別に気にするところじゃないと思うけどね。見られたって減るもんじゃあるまいし。」

「スーリアはそうでしょうけど、減る人もいるのよ!気持ちとかが!」

「スーリアも見た目は女の子なんだから、そのへん気にした方がいいぞ?せっかく可愛いんだからもったいないよ。」

「ミナト君って、歯に浮くセリフ普通にいうんですよね。人によっては勘違いするのでやめた方がいいと思うんですよね。」

 そろそろ3分経ったな。みんなにカップラーメンを食べてもらおう。

「さぁ、カップラーメンが出来たぞ。みんな食べよう。」

「食べようって、ミナト君話をしてただけじゃないですか?それで出来上がっているんですか?」

「お湯を入れるだけでできるからね。他に手順はいらないんだ。結構上手いから食べてみてくれ。」

「ミナトが手を抜くとは考えてないけど、ちょっと怪しいわね。食べてみましょう。」

 みんなが席についたので、カップラーメンを前に置く。ラーメンの美味しそうな香りが漂ってくる。これだけで日本に帰ってきたなって気持ちになれる。

「それじゃあ、いただきまーす!いやぁ久しぶりだね!」

 みんな恐る恐る一口啜る。食べられないもの出すわけないんだから、おっかなびっくりしなくてもいいと思う。

『美味しい〜!』

 みんなから称賛をいただけました!異世界の人の口に合ってよかったよかった。

「ミナト君が何もしていなかったので、正直手抜きかコノヤローって思ってましたけど、おいしいですね!」

「本当ね!スープの中に麺が入っているのね。スープが麺に絡まっていい感じの味付けになっているのね。興味深いわ」

「湊の国の料理は魔石に匹敵するよね、ホント!こんなに美味しいのは初めて食べたよ!」

 みんなによろこんでもらえてよかった。俺が作れる料理ってあんまりないから喜んでもらえると嬉しいね。

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