117話 屋台巡り②
「そろそろ食べてもいいよね!みな兄!」
「そうですよ、ミナト君!最初はたこ焼きから行きましょう!ちょうど目の前にありますし!」
「目の前のたこ焼きでいいのか?奥のたこ焼きの方が大きくなかったか?」
「いいえ、目の前のたこ焼きの方が切ってあるタコが大きいです!ここがいいです!」
と、テンションの高いミルとひよりに押し切られ目の前のたこ焼き屋でたこ焼きを買う。買う個数も決めてたらしく、ひよりとミルと俺が一パックずつ、残りのメンツが二人で一パックずつ購入した。俺もたこ焼き食べたかったしな。みんながよくふーふーして口の中にたこ焼きを入れる。
「「ほああああ!!」」
たこ焼きが熱いのかほあほあしてる。そういう俺も熱い。
「美味しいです!衣?も美味しいですし、なによりソースとマッチしています。タコもこりこりで美味しいです!」
「たこ焼きほんとおいしい!もう何個でも食べられちゃう!みな兄もいらないならちょうだい?」
「誰がやるか!自分の分だけで満足しろ!」
ミルとひよりは満足したみたいだ。他のみんなも表情は晴れやかだ。たこ焼きはみんな気に入ったみたいだ。
その後も焼きそばにお好み焼き、アメリカンドックにケバブと、色々食べた。特に
「ぶるーはわい?全く味が想像できないわ。なんでこんなに色が青いの?そういう果物があるのかしら?」
「ネリネちゃんネリネちゃん。私いちごにするので後で交換こしましょ。私もぶるーはわい気になります。」
「私がぶるーはわいなのは確定なのね!?何事も度胸が大事よね。やってやるわよ!…美味しいわね。冷たくて甘くて。ぶるーはわいは…何味なのかしら?」
「冷たくて美味しいですね!サクサク食べられちゃいま…キーンと来ました!?頭がキーンときます!」
と、騒がしくかき氷を食べたり、
「なんだか妙に視線を感じます。何かおかしいでしょうか?」
「普通に食べてるだけなのに、ちょっとえっちだよね、咲良さん。ね、みな兄?」
「俺に振るなぁ!気まずいだろ!」
「片桐君にそう思ってもらえるなら、りんご飴がもっとおいしくなります。」
「別にそう思うって言ってないよ、里見さん?」
と、ちょっと艶かしくりんご飴を食べる里見さんだったり、
「私の銃が火を吹くぜ!見てな!あ、外れた!なんで!」
「横から見てても狙いが逸れてましたよ、ひよりちゃん。私にもやらせてください。こうやって狙いを定めて…。え!当たったのに倒れない!そんなのありですか!?」
「嬢ちゃん達残念だったな。嬢ちゃん達可愛いから残念賞は二つやるよ。」
「ぐぬぬ、くやしいです。」
すぱぱぱぱぱん!
「「え?」」
「同じところを可能な限り連射したら取れたよ、ひより、ミル。ところでこれ、なに?」
「桃花、これ、最新型のスピーカーだよ!いいなぁ。」
「先輩!ではこれは先輩の部屋に置きますね。そして私も曲を聴きに行きます。ほら、二人で使えますよ?」
「桃花ちゃん?泥棒猫な発言はだめですよ?」
と、みんなで射的をやったり、
「この魔物みたいな形をしたのはなんだい、湊?」
「これはイカ焼き。文字通りイカを焼いた食べ物だ。ソースがいい味出してるんだ。」
「ほほう、興味深い。湊は食べるのかい?」
「俺も好きだからな。」
「私も食べるよ!イカ焼きイカ焼き!」
「たこ焼きとは見た目が全然違いますね。こちらも食べます!」
と、イカ焼きを食べたり、
「このわたあめってどんな食べ物なのかしら。ぷり○ゅあの袋に入ってるみたいだけど。」
「何個か買ってみようか。わたあめはわかられるし。」
「私も食べたいです!」
「ミルは言うと思った笑」
「ではわたあめを買って……え?雲じゃない?小さい雲が入ってたわ!?」
「ほんとですね!これってどんな味がするんでしょう。」
「こうやってちぎって食べられますよ、ネリネさん、ミル。」
「なるほど……甘いわ!とっても甘い!口の中で溶けちゃう!面白い食べ物ね!」
「ほんとですね!砂糖の味でしょうか?こうやって食べるなんてちょっと背徳的ですが、美味しいので食べちゃいます!」
と、わたあめを食べたり、
「ネリネちゃん見てください!小さい魚がたくさん泳いでいます。可愛いです!」
「ほんとね。えーと、なんで読むのかしら?」
「金魚すくいって読むんですよ、ネリネさん。」
「金魚?すくうってことは掬い上げるってこと?」
「そうです。小さいポイっていう紙がついた輪っかで金魚をすくうんです。なかなか難しいですよ。」
「なるほど。あ、あの人がやってる感じにやるのね。私もやるわ。」
「がんばれ、ネリネ!」
「ふん!」
「ネリネさん、勢いつけたらポイが破けちゃうよ!」
「今のは練習よ。次こそは!」
「また、破けちゃいましたね。」
「むむむ。今度こそ!」
「あ!やりましたよ、ネリネさん!」
「一匹取れたなネリネ!」
「ええ、やったわ!この子は大事に育てるわ!」
と、ネリネが金魚をすくったり、色々した。もう周りきったかな。
「ふぅ、満腹満腹〜!もう食べられないよ〜」
「私もです!お祭りのご飯はどれも美味しかったです!特にたこ焼きが美味しかったです!」
「私はかき氷が忘れられないわね。ぶるーはわい、また食べたいわ」
「また来年も行きたいですね、ネリネさん!」
「また来年も行きましょう。片桐君。二人きりでもいいですよ?」
「私がいるから二人きりは難しいよ、咲良。仲良くいこうじゃないか」
「うん。今年はいつもより楽しかったな!また来年も楽しみだ!」




