114話 浴衣お披露目
スーリアの浴衣の着付けが終わった。
「おおー!スーリア、よく似合ってるよ!可愛いよ!」
「ありがとう湊。私としてはあまり興味がないんだが、そこまで言われると悪い気はしないね。」
スーリアは赤を基調とした浴衣を着ている。柄が花柄でスーリアの透明的な肌によく合っている。
「でも他の子達をよく褒めてあげなよ。私よりもね。」
「わかったよ。」
うーむ、うまく褒められるかな。
そうこうしていると、
「わぁ?みな兄もスーリアちゃんも浴衣似合ってるね!見て見て、桃花!」
「ほんとだね、ひより!スーリアも赤がよく似合ってるし、先輩は紺の色気がががががが。」
「桃花!?しっかりして桃花!?」
最初に現れたのはひよりと桃花だった。ひよりは白を基調にした花柄、ひまわり柄の浴衣になっている。天真爛漫なひよりにぴったりだ。桃花は黒地にピンクの花柄になっていて可愛さもあるがセクシーさもある。
「二人とも浴衣がよく似合ってるよ。」
「ありがと、みな兄。浴衣褒められるなんて偉いじゃん。」
「ありがとうございます、先輩!」
二人とも喜んでくれた。よかった。褒めるのは大事だな。
「あら、ミナトの衣装も素敵ね。女性の浴衣とはちょっと違うのね。スーリアも赤が似合ってるわ。」
とネリネがやってきた。ネリネは白を基調にしており紫色の蝶が飛んでいる。
「ネリネも似合ってるよ。日本の衣装だけどネリネにはぴったりだね。」
「ありがとう、ミナト。あ、ほらミルも恥ずかしがってないでこっち来なさい。」
「別にはずかしがってません!」
ミルが現れた。ミルは水色浴衣で金魚が何ヶ所かに描かれていた。
「うん、ミルの雰囲気にその浴衣はとても似合ってるな。」
「あ、ありがとうございます…。ミナト君も似合ってます。」
「あ、珍しくミルが照れてるわね。これはいいものが見れたわ。」
「!!ネリネちゃん!」
ネリネとミルが戯れ始めた。二人とも浴衣だから激しい動きができないせいか少しぎこちない。
「ネリネさんもミルトニアさんもお静かにお願いします。はしたないです。」
「「はい…」」
最後に現れた里見さんに叱られてしょぼくれる二人。当たり前だからな?里見さんは青と白の二色の浴衣を身につけていた。
「里見さんも似合ってるよ。その浴衣ぴったりだと思う。」
「ありがとうございます、片桐君!結婚したくなりました?」
「それはしないかな。」
「もう、つれませんね。」
といつものやりとりも行ったところで全員が揃った。俺はそのままだが、女性陣は髪型も浴衣用にしてある。準備もできた。あとは行くだけだ。
「ではみなさん。着替えも終わりましたし祭りの会場に行きましょうか。車に乗ってください。」
俺たちは祭り会場へと向かった。




