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深夜のテンションコワー

≪ダイブ≫

その一声でVRヘッドアイでVRMMOゲームを起動


俺の意識はゲームの海へ沈んでいく


ボコボコと水泡が電子の海へ飛び込んだ音として鳴り響きもっと深く、その先に…


1話≪なろう最強キャラになりてーな!!!≫

鹿目 雄一。17歳高校生の引きこもり。なろうあるあるの引きこもりの理由が陰惨な背景となく単純にゲーム廃人とそれだけ


学校なんて興味ない。学ぶことなんてないしなによりゲームの方が充実している。俺にあるのは秀でているゲームのセンスだけだ


現在のレベル17と低いが本筋と関係ない場所を移動しまくって今ではこのゲームを制作陣よりも詳しいと自負できる


最高レベルはレベル1000000000000と破格のインフレ具合。一兆とかいったいどんな敵と戦うんだ?


はてさてそれも重要だが実はこの世界。ゲームとダンジョンが連動しているのだ


ゲームにはダンジョンが付きものだろう?ごもっとも。だが俺の言うダンジョンはゲーム内の迷宮を指すのではなく


俺の世界に20年前、異世界のゲートが開かれた。そのゲートから魔力が放出され現実世界に本来あり得ないいわゆる現代ダンジョンが発生しそれに挑戦し生計を立てている冒険者というジョブが存在する。


言うまでもないがただのパンピーがダンジョンに行って魔物と戦えるわけがない。

そこで政府はある対策を立案した。


魔力によってダンジョンが出現したのなら、それを応用して『仮想現実でレベルを上げる』ことが出来るのではないか?とその勘案はドンピシャ。


このVRMMOをプレイしレベルを上げるとダンジョンでもそのレベルを上げることができるというシステムが成功したのだ。


ちなみにあくまでゲームやダンジョン内だけで現実世界ではレベルを上げようがレベルは適応されない。


いくら強く成っても現実で強く成るわけではない。


その辺、多分異世界の扉を開けた神様辺りが細工しているとのうわさだ。


まあぶっちゃけゲームで強く成って現実世界で現代兵器と渡り合える世界とか俺も考えたくはないしそうなった場合は魔王倒した後の勇者よろしく政府に暗殺されるだろう。


例えレベルがダンチでもあくまで人間なのだからあらゆる殺人兵器を保有する政府が看過するはずもない。とまあ俺の世界はそんなところ


ちなみにゲームで強く成ってダンジョンで通用するという元ネタはメ〇テンからだ。ゲームやるだけでパワーアップする設定おいしいよね。パクリ乙


メタ発言も多々あるからそのへんよろしくぅ!


さて、そんな俺だが一応目標がある。それは…なろう最強議論で一位を取ることだ


無謀にもほどがある。最強議論スレを見たが数ある猛者たちを超えるチート設定をはたして俺は思いつけるだろうか…?


当座の目的はとりあえず『レベル一兆になること』


それが最低ラインでレベル一兆など最強議論スレでは候補にも挙がらないほど脆弱な値だ


だからその先へ行く


レベル上限の後は未知の世界異世界へ向かいそれ以上のレベルの猛者を攻略し果てはチートスキルを手にする。そしてそのスキルを厳選しチート武器や加護を手にすれば1位も夢ではないだろう多分


さて長話も済んだところでVRMMO『ユビキタス』にログイン


最強目指す旅のはじまりはじまり…


―――――――――――――――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――

―――――――――――――


「うお!!!!」

『しゃあ!!』

「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

『キシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア』



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


いやあ、激戦だった。現在レベル1000。モンドガルドという怪物を相手に小説では描写できないほどの接戦が繰り広げられていた。ああ本当に残念だ。あれほど血肉わき躍る激戦が、読者のみんなに見せれないなんて…。筆舌にしがたいというのはこういう事だろう。というかレベル17から1000っていきなりレベル上がりすぎじゃね?と思うだろう。これが戦略だ。

最初はレベルが低く!!数ある難敵との戦いでレベル100は行く。それは10章はかかる戦いをわずか数行で済ませて、なおかつ!!レベルが低いことをダシに成長物語を書くんだろうなという視聴者の思惑を俺は裏切ったのだ!!!ハハハハハハハハハハハハハハ!!予想を裏切るのではなく期待を裏切る最低戦術!!!!!ちなみにどうやって勝ったのか?遠距離で毒矢をプシュプシュ連射して走り回って弱ったところを斬りまくるチキン戦術。まあ、なんで毒が効くとか戦略がわかったのかは地道にこいつに何度も挑んだり寄り道しまくって様々な毒の調合や情報を手にしたおかげでもある

ということで倒したこいつモンドガルドの部位を採取し金に換金するか武器にするかの両方を選び

わずか一話目で俺はレベルがすごい上がって億万長者になった









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