第二章 5電光!発光!そしてモフモフ
「わかった!コレを使え!」
その時先生から渡されたものはなんと! ちっちゃなハリネズミのぬいぐるみだった!
「先生、コレは?」
「コレは先生のお守り的ぬいぐるみだ。この子がいると勇気が湧いてくるんだ!この子の力が必要だって言うなら貸してやるよ!」
「やっぱ!先生もぬいぐるみ好きなんですか?」
「ああ、実はな//………そ、そんな事よりさっさとアイツを倒しな!」
「了解です!ハリネズミさんちょっと手伝ってね"ギブラフ"!!」
前回の戦いが終わった後、頭に新たな技の情報が入った。その技はぬいぐるみをロウやジョーンズの様な自我を持たせてぼくと一緒に戦ってもらう技だ。もちろんぼくが大事にしてる物の方が強いけど、人の思いが入ったこのぬいぐるみも強いはず… そう考えてる内にぬいぐるみの変化は終わった様だ。
ビカッ 激しい雷と共にボロイドに鈍い攻撃が入るよく見るとさっき先生からもらったぬいぐるみだ。そしてぬいぐるみは口を開く
「アタシはハリネズミのハズミ。この名はリッカ姐さんからもらった名だよく覚えておきな!」
「オレのハズミちゃんはこんな子だったのか…見た目とのギャップがかわいいな!」
少し先生のツッコむ所が違う気がするが、後にしよう。
「ハズミさん、一緒にアイツを倒そう!」
「オーライ!さっさと倒してやんよ!」
「「レッツコットン!!!」」
そう言っていつものように衣装替えが始まる。今回はハリネズミの着ぐるみパーカーだ。頭には可愛いハリネズミの顔、背中は針がいっぱい、お尻には尻尾がちょこんとある。
「チェンジ完了!ヘッジホッグフォーム」
ぼくはチェンジ完了と共に颯爽と動く…どのフォームにも言えるけど動きにくそうな格好に比べて実際は素早い動きが取れて、これがぬいぐるみ戦士なんだと感じる。
「くらいな!"サンダータックル"!!」
電気を帯びた全身で相手に向かって猛突進する。それを食らったボロイドはもう少しで倒せそうだ。…ここで一番の問題は実はまだここ、女子更衣室なんだよねって事、さっきまではジョーンズの作るバリアでなんとか壊さず済んだけど、必殺技の威力に耐えれるかな?
「ジョーンズ、ロウ!必殺技を使うからバリアもっと強くしといて!」
「「了解!!」」
「こいつでとどめだ!"ニードルスパーク"!!」
ぼくはそう叫び、背中から沢山の針を放った。これで敵は倒せるはず