第二章 4ロボvsぬいぐるみ
「先生、せんせ〜〜い!!」
佐々木の声がする。ああ、オレ死んだな。もっと生徒達を見守っていたかったな……せめて今年の生徒の卒業は見届けたかった……ん?アレ、オレ生きてね?
そう、なんと彼女の前にスカイが立って守っていたのだ。
「先生、ぼくならコイツを倒せるから、二人連れて逃げて!」「その声、ソラなのか?確かに、オレじゃあいつを倒せなそうだが、オレは教師としてお前の戦いを最後まで見届けよう、じゃないと他の奴にまでお前の秘密、バレるだろ?」「ありがとう、先生!シホ!委員長は任せた!」「りょ〜かい!ほら、行くよ〜」「え、えっ?え〜〜!!」
さてと、委員長と先生にはバレちゃったけど、先生がこれ以上他の人にバレない様、先生がここにいてくれるから存分に戦える。さてと、やりますか!
「"スカイスキャン"!!」
ボロイド ロボ型マルジャス
かつてはいろんな人と交遊されていた犬型ロボの忘れられた悲しみから生まれた。狙った人間を自分の作った空間に閉じ込める。元は機械だが、今は水を受け付けない特殊な守りに包まれている。
攻撃:メタルバイト、メタルクロー、メタルホール
弱点:電気、物理
前よりスキャンの性能が上がってる!ひょっとして、戦うとスキル的なものが上がるのかな?…あんまりゲームやらないから分かんないや。ていうか、電気属性の攻撃ないから物理でいかないと…
「ウルフクロー!!」 「ワガハイも戦いますぞ、シャークバイト!!」
ぼくとジョーンズの合わせ技をしても余り意味ないか…どうしようかな?ちなみにジョーンズは今は人形形態になっている。そうじゃないと、回復は使えても攻撃できないそうだ。
「先生!相手には電気の攻撃が効くそうですが、何か電気っぽいものか、ぬいぐるみ 持ってます?」
「ぬいぐるみか電気っぽいやつ?あるにはあるが、本当に使えるのか?」
「あるならください!」
「わかった!使え!」
そう言って先生が何かを投げ渡す