第二章 2学校にて…
俺が校門前に着くとまたもや、ソラの変貌が見られた。 なんと今日は女装?それともこないだの女体化状態のどちらかになっている。 大変可愛くてよろしい!……じ「」ゃなくて、とりあえずこれからも親友として接するときめたのだから、挨拶しに行くか
「おはよう!ソラ、それは今どういう状態?」「おはよう優!この姿は女の子状態だから女子制服着てるんだよ。…おかしかった?」「おかしい訳ないじゃんソラくんかわいいし、今は女の子なんだから。」「てかなんで女の子なのソラ?」「どうもソフティさんが言うにマルジャスが学校に出現するっぽいからとりあえずこの状態。」「…なるほど……あれロウ達は?」「「ロロ(ワガハイ)はここだよ(であるぞ)〜!」」
そう言ってロウとジョーンズ伯爵はソラの鞄から出てきた。
「じゃ、学校行くか!」「そうだな!」「そうだね〜」
ぼくたちのクラスに着くとなにやらクラスメイト達が騒がしいので、何かあるのかなぁと思いながら鞄からロウ達を出した。
「ほう、ここが学校ですか。面白そうですなぁ」「ロロ今日もいっぱい遊ぶよ〜!」「遊ぶんじゃなくて勉強するんだよ、ロウ……にしても騒がしいなぁ」 「イヤイヤ!騒がれてる原因が言うソラくん!?」「昨日でこれだから俺は慣れたよ……」
ぼくが原因で騒ぎが起きてる?そんな訳ないでしょ。いやいや、ぼくはただ女体化して学校に来てぬいぐるみ持ってきただけで特におかしな事はないでしょ
一方、件のクラスメイト達とは言うと
「おい!ソラが女の子になってるぞ!」「ソラくんかわいい〜」「私、持ち帰っていいかな?」 「元から女の子だっんじゃね?」「なんでもいい!結局はソラがかわいい。説明不要!!」 「「それダァ!!(全員)」」
どうも、ソラが可愛いのはクラス共通の様だ。そして担任が来てソラの姿を事前に聞いていたので説明する。しかし担任はこういった騒ぎになるので、ソラには教室に入る前に自分の所に来てくれと言ったのに何故来なかったと少し怒り気味に言っていた。そんな朝のHRの時間も終わり、続々と授業が終わって行く。そして3時間目が始まろうとする10分前に事件は起きた。
「今日の三時間目は体育かーま、ただ走るだけとかなら楽でいいや。」「そういや、朝以外誰も触れなかったな、ぬいぐるみやお前について。」「そういや、そうだったね。ま、別に聞かれても面倒だけど。」「ソラくんは今日はわたしたちの方で着替えるんだからこっちだよ!!」「あ、そっか じゃ、あとで」「「キャー!!」」「おう!……ん?今何か聞こえなかったか?」 『マルジャス反応をキャッチしました!場所は女子更衣室です!』 「女子更衣室だって!今度のマルジャスはカメラとかで盗撮とかしてくるのか?」「以外とあり得るかも…マルジャスは人の邪魔をする奴らだし!」「とにかく行こう!!」
そしてソラ達が見たものは驚きのものだった!!